猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

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その3



腹を満たした後、ちらっと狼平の避難小屋をのぞく。中2階のある室内は綺麗で快適に泊まれそうだったが、唯一トイレが無いのが惜しいところ。まー、大用に携帯トイレを持ってこればある程度は良いか。
その後、疲れた足に気合を入れて弥山までの階段を歩き出す。階段はあまり好きでないが、この日はすごく歩きやすく、ありがたく感じた。
階段が終わったあとは緩やかな登りが続き、やがて大きな小屋の立つ弥山頂上に着いた。既に時間が少し遅め(13:00)だったため、人は少な目だった。
弥山からちょっと迷ったが、予定通り八経ヶ岳に向かう。いったん下って登りかえすのが地味にキツイ。いつもこのちょっとした登り返しがきついんだよな。

しかし、なんとか登り切り、八経ヶ岳到着。振り返り見る弥山とその奥の普賢岳の景色は懐かしいものだった。
東に広がる緑の山々を見ながら休憩。良く登ってきたな。
南にはまだまだ続く奥駈の道。ここはきっと歩くことはないだろうな。皆良く歩くよなー。
パンを食べた後、南へと歩きはじめる。尾根よりやや西側に続く登山道は展望はそこまで良くなくちょっと期待外れだった。

しばらく進むと奥駈とレンゲ道との分岐に着く。これをレンゲ道方面へ。
レンゲ道は初めて通ったが、傾斜も緩やかで開放的で良い道だった。
テラス弁天と呼ばれる展望地で休憩したあと、再び進んでいくと、狼平への道との分岐にぶつかる。ここで再び休憩。いや、今日は結構疲れているな。
立ち上がり、再び歩いていく。登山道はピークを巻く効率の良いもので疲れた身体にはとてもありがたかった。

途中で熊渡で会った登山者に再会した。この方、毎年双門コースを登っているようで、なんともうすぐ70歳になるとのこと。いや、その歳で双門とは恐れ入りました。お体に気を付けて山登りしてください。
さて、登山道をそのまま進んでいくとやがて顕著な下りとなる。金引尾根への取り付き場所がイマイチ不安だったが、
鞍部まで下るとしっかりとした案内板が出ていた。良かった。
その金引尾根、破線コースだが、目印は多く、迷いは少なかった。始めは斜面をジグザグに下り、
やがて尾根らしい道を下るようになる。
さらに尾根から離れていかにも植林っぽい杉林をジグザグに下るようになると林道は近い。
沢の音が大きくなってきたらほどなく林道到着。少し歩くと往路に沢へと下って行った林道の分岐にぶつかった。いやー、戻ってきましたな。
ちょっと休憩した後、林道を歩き切って熊渡到着。お疲れさん!!

帰り道、下市町にあるごんたの湯で汗を流して翌日の登山予定地である能郷白山に向けて長い道のりを走り出した。
今回は初めて双門コースを歩いた。予想よりもだいぶきつかったが、無事に登り切れて満足。登山者が少なくて静かに山歩きが楽しめる反面、目印が少なく迷いやすい部分や高巻きが多く、予想よりも時間・体力がいるなど、注意しないといけない部分は多かった。

認知度が高いコースだが、破線ルートと言うことを忘れずに早出して気を付けて登らないといけないなと思った。みなさんも登るときはお気をつけて。


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