猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
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その2



近江展望台からしばらくはカルスト地形らしい石灰岩の岩の上を歩く。これが地味にきつい。角が尖ってるからかな?その後、トラバース気味に土の上を歩くようになると多少楽になる。以後、尾根上、トラバースを繰り返しながら進んでいく。
上部は石灰岩だが、下部は緑が綺麗だ。ちょうど新緑の季節とあって、色合いが良い。秋には紅葉が綺麗なのかな?
頂上が近くなってくると頂上付近の広く、緩やかな窪地が見えてくる。最高点を通らず頂上にいくならここからショートカットしてもよさそうだな。
最高点手前で振り返る。目の前には歩きしカルストの道が広がり、開放的な雰囲気と相まって実に良い景色だ。
10:40最高点に到着。登山口から3.5時間強、まーま良いペースか。
最高点からは鈴鹿山脈北部の山や、
伊吹山の眺めが良かった。特に頂上一体のカルスト台地越しに見る伊吹山は素晴らしかった。
しばし休憩したのち、最高点を後に頂上へ向かう。最高点が頂上じゃないってなんか変だね。最高点を頂上に変えたら良いのに。。。
頂上へは緩やかな下りのあと、登りかえしたらすぐだ。
景色は琵琶湖方面は良くなるが、その他は最高点の方が良い。やっぱり最高点を頂上にすべきだな。。。
琵琶湖方面の眺め。ちょっと霞はあるけど、ぼちぼちな眺め。
さて、お昼にするか。お昼はこいつとパン。サイズと味が好きで食べてる飲み干す一杯シリーズの新作。味はまーまーだが、ここはもうひと頑張りを期待したい。
腹も膨れたのでそれそろ帰るとするか。いったん下って経塚山へと登りかえす。
経塚山からは頂上避難小屋が近くに見える。避難小屋はなかなかいいロケーションにある。目の前には伊吹が見えるもんな。ただ、トイレが無いそうだ。まー、あくまで避難目的なんだろうな。
経塚山からは傾斜の緩い開放的な道を行く。やや霞んでいるが、遠くには琵琶湖も見える。霊仙の頂上周辺は本当に良い場所だなぁ。
そうそう、県警のヘリコプターが飛んでいた。こんな山で事故?って思っていたら事故らないように注意するために飛んでるようだった。まー、なんともご親切な。
緩やかな丘を越えると鳥居の立つ池があった。ずいぶん小ぶりなこの池がお虎が池。池は微妙だが、名前は良い。
さらに進むとお猿岩なる場所がある。あまり猿には見えないが、たぶんこの岩がお猿なんだろう。
お猿岩から先は急激に標高を下げる。ちょっと滑りやすい場所もあるので注意。
ジグザグに下って行くとやがて樹林帯に入る。樹林帯に入ると傾斜は弱まり、気持ちのよい新緑歩きとなった。
そのままずんずん下って行くと汗拭き峠到着。あとは往路を戻って榑ヶ畑登山口へ。結局、恐れていたヒルにやられることも無く、素晴らしい景色を楽しめて満足の山行だった。霊仙山、ヒルの季節を外せば実に眺めが良く、良い山だと思う。


その1 | その2
霊仙山 2015年5月 トップへ


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