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3月9日 その1



3/9
前日の悪天から一夜明けてさぁ、リベンジだと思いきや、窓にはポツリポツリと滴が垂れる。なんちゅーか、雨降ってんじゃねーか。。。

すっかりやる気を無くし、地元愛知に帰って昨日買った冬靴の慣らしでもしようと車を走らせる。向うはきっと晴れてるだろうから。

しかし、ちょっと走ってはたと気づく。俺には愛知の山のレパートリーが無い。慣らしにちょうど良い標高差1000m前後の山なんて知らない。これでは帰っても山に行かんこと間違いない。

で、結局景色は期待できずとしても慣らし目的として登ろうと竜ヶ岳に戻ることに。しっかり、この天気だもん。やる気でないよね。。。
駐車場に戻り、準備をしてニャンコに挨拶。今日も行ってくるよ。今日は頂上から晴れた景色をよろしく頼むよ。
林道を歩き、昨日と同じ遠足尾根を歩き出す。雪はだいぶ融けたようだ。
遠足尾根の最初は相変わらずキツイ。新しい登山靴はタン(スネに当たるベロみたいな部分)のクッションが少なく、スネが痛い。同じ会社の最新モデルと言うのに何で退化してんだ。。。
急登を終えると展望台到着。今日も竜ヶ岳はガスの中。はー、やっとれん。
再び急登を終えると遠足尾根に出る。ここでパンを食べてしばし休憩。空からは雪がチラチラ。天気は期待できないとわかっていたが、それでも凹むなー。
これ以降は雪がついているだろうからアイゼン装着。新しい靴は前のよりもボリュームが無くなったせいか、バンドと靴の間に余裕がある。保温材が少なくなってるんではないかと少し心配になるな。
遠足尾根は基本急登無し。木々の間を静かに登って行く。
途中、一か所だけとても痩せた場所があり、ここだけ落っこちないように注意が必要だ。
緩やかな登山道を登って行くと笹原に出た。雪は止んでおり、機能よりは天気が良いが、それでも頂上方面はちっとも見えず。うーん、晴れは期待できんか。。。
人登りして展望の良い場所で休憩。振り返ると北勢の平野部が綺麗に見える。海も太陽に輝いている。昨日は全く見えなかったら、この景色が見えただけでも良いか。

もう頂上に行く気は無くなり、のんびりとパンをほおばり、景色を見ていた。
さぁ、山を下るかって時にちょっと頭上に明るさを感じる。うん、雲少し薄くなったか?振り返り頂上方面を見ると、頂上が見えている。雲は依然として多く、綺麗な景色は望めそうになかったが、まったく景色が見れなかった昨日よりはいいかと頂上に行くことに。
昨日歩いた道は新雪でところどころ足が埋まる。一晩で結構降ったんだな。一番手だとラッセル大変だったろうな。
樹氷の森を抜ける。木々はまだまだ冬の装い。春は近そうでまだ少し遠い。
主稜線に出るとあとはガスる前に頂上に登るだけ。どんより黒い雲に覆われそうな頂上をめざしペースを上げて進んだ。
頂上まで最後の急登を残すのみ。どうやらガスる前に頂上に着けそうだ。良かった。
最後の急登にへばって何度か後ろを振り向く。上空に雲が多いものの、雪化粧をした草木が美しい。雪の季節の山は良いもんだ。
最後の急登を終え、なだらかな頂上に着く。どんより雲は流れていくが、ガスはかかっていない。何とか間に合ったな。


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