猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

北海道、東北 上信、北関東 南関東 北アルプス 八ヶ岳、中央/南アルプス 西日本 登山装備紹介
みずがき山 '05年10月

 ’04年5月5日に徳島県にある剣山に登ってきた。剣山は標高1955mと四国第2の高峰だが、登山口は標高が1400mあるため、楽に頂上を踏むことができる。登山道に危険箇所も無く、安心して登山を楽しめる。また、登山リフトを使えば標高1700mまで労せず登ることができるため、さらに楽な登山となる。
 頂上からはどこまでも続く山並みが一望できる。登山口から頂上までは標高差550m、登り所要時間1時間30分。

 剣山は九州からの帰り道に立ち寄ったため、登山計画がしっかりしてなかった。そのため、登山口に着いたのは15時を過ぎていた。「これはリフトを使うしかねー」とリフト乗り場に行くが、なんとリフト代が高く、財布にあるお金では足りない(いろいろな事情があり、この時は所持金がほとんど無かった。)。仕方なく、登山口へと向かう。
 登山口は剣神社の石段にある。石段を登り切り、境内より続く登山道を進む。登山道は緩やかに標高をあげていく。少したつと、若干傾斜が強まるが、それほどきつくは無い。
剣山登山口。剣神社の石段にある。 しばらくは緩やかに標高を上げていく。
 やがて、登山リフトのトンネルがあり、トンネルを過ぎたところにある分岐を左(西島神社)方面へ進む。途中で太鼓くぐりなどを見ながら進んでいくとやがて登山リフト終点西島駅に着く。このあたりでもなかなかの眺望が得られる。
登山リフトとの交差点ではトンネルを進む。リフトは楽そうだねぇ。 トンネルを過ぎたところの分岐を左(西島神社)方面へ進む。
太鼓くぐり。どの辺にあったか忘れた。 登山リフト終点・西島駅。ここからでもなかなかの眺望。

 西島駅から大剣神社経由のルートを通っていこうと考えていたのだが、何を間違えたか、巻き道を進んでしまった。そのため、頂上まで少し遠回りする形となり、時間がかかってしまった。
 巻き道では大きな石灰岩の下に御神水が湧いている。ちょっと飲んでみたが、味はそれほど美味しくなかった。味ではなく効果の問題か。
 巻き道をそのまま進むと剣山頂から次郎笈(じろうぎゅう)への登山道とぶつかるので、これを剣山頂方面へ。このあたりになると木々は無くなり展望が開けてくる。それにしても四国・剣山は山深いところだ。
石灰岩の下に湧く御神水。 この看板で大剣神社へ向かっていると山頂への距離は短くてすむ。ただし、傾斜はきつい。
大剣神社の後ろにある巨大な石灰岩。 次郎笈への道とぶつかるので、これを剣頂上方面へ。
登山道より四国の山並みを望む。見渡す限り山。剣山は実に山深い場所にあるものだ。

 頂上へのびる緩やかな道を登りきると、剣山頂上1955mだ。頂上からはすぐ南にある美しい山容をした次郎笈が印象的だ。頂上からは360度の展望があるが、360度すべて山、山、山。とても山深い場所だ。
 剣山の山頂はその名前とは裏腹になだらかな草原となっている。とても開放感があり気持ちいい。草原には遊歩道が整備されている。天気のいい日にはのんびり歩きたいものだ。しかし、この日は時間が遅かったため、しばらく見た後下山にかかる。もう少し見ていたかったな。
 下山路は尾根沿いのコースをたどった。このコースは眺めが良いため、下山路として最適だと思う。西島駅までたどり着いたら、往路を戻る形で下山。日が暮れる前に無事登山口に戻ってきた。
頂上への明るい道を登る。頂上のアンテナが見え、気分が高まる。 やりました、剣山頂上・1955m。日が傾いていたため、景色はばっちりでないが、それなりに満足いくレベル。
剣山頂より次郎笈を望む。次郎笈は端正な山だ。
剣山頂は開放的な草原。とても気持ちいい場所だ。 下山路は尾根上をたどるコース。展望良くお勧め。
登山トップへ戻るホームへ戻る