猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

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その1



8/12
明日から幌尻に登る。もともと8/11に登ろうと思っていたので、今日はやることも無く暇だ。登山口のチロロ林道は何も無いので早くついても面白くない。ちょいとホーマックに寄り道。

歯磨きセットを買ったりしていたが、ふとあるものを買おうと思いついた。それは浄水器だ。テント泊予定の七つ沼は水はありそうだが、沼というだけにそれほど綺麗さは望めない。また、標高からして大丈夫だとは思うが、やはり生水はエキノコックスの心配があって飲めん。

じゃあってことで浄水器を買うことにした。そんな、ホームセンターで浄水器って思いのあなた、北海道のホームセンターをなめちゃいけねーよ。ちゃんとあるのよ、浄水器。さすが北海道大陸。

この浄水器、昨年、知床で阿部隊長が持ってきたものと同じタイプ。隊長のよりだいぶ小さいが、一人で使うには十分なサイズ。コンパクトで値段も安く、お手軽でおすすめ。ホーマックで2980円也。
食糧とかクマ避けの携帯ラジオとか買っていざ登山口へ。途中まで舗装路だったが、その後は10kmもの長いダート。ところどころ走りやすいところもあったが、穴ぼことかあって調子に乗るとガコンってなる。ふー、重い883で林道はハードだ。
林道を行くと、開けた場所に出る簡易トイレと駐車スペースがあるこの場所がチロロ林道登山口だ。車は何台かあるのでそれなりに人は入っているようだ。
明日の朝、早出をする為、今日はここで泊まる。車だと車中泊できるが、バイクではそんなこともできずテントを張る。暗くなりだし、雨も降ってイマイチな天気の中、なんとかテントを張って潜り込む。

トイレもあって快適なんだが、人がいなさすぎる。いつもなら全然気にしないが、北海道の山ん中とあって少し熊が気になる。誰か後から車中泊の人が来るだろうと思ったが、夜になっても来ず。

どうやら、ここで泊まるのは伸二郎だけのようだ。びびりの伸二郎は急速に不安になる。動いている時は熊に対する恐怖はないのだが、無防備な就寝時はオッカナイ。

食事を取ったあと、臭いの出そうなものは何重にも袋に入れ、臭いが漏れるのを防ぎ、携帯ラジオを吊り下げて就寝。早く寝てしまいたい。でも寝るのが少し不安だ。複雑な気持ちの中、次第に意識は薄れて行った。


8/13
3:00起床。カップ麺を食べ、コーヒーを飲んでまったり。昨夜降っていた雨は上がっているようだ。着替えを済ませ、テントを撤収してると、車が1台やってきて、出発していたった。さらに1台入ってきて、準備をしている。今日もそれなりに人はいるようだ。

テントを撤収し終わって4:30出発。登山道はこのゲートのある橋からスタートだ。
橋を渡ってからしばらくは林道歩き。ずっと沢沿いを行くかと思っていら、沢をはるか下に見るほど途中は登っていた。意外。
このまま沢から離れて行くのかと思いきや、最後の方は下って下って取水口に到着。せっかく登った標高がもったいない。。。
取水口からは森の中、沢沿いを進む。道は背丈の高い草や蕗が生い茂り、雨後とあって最高に濡れた。北海道の登山道は刈払いがあんまり行き届いてないところが多く、特に早朝はよく濡れる。雨でなくともカッパを着る方が良いかな。
道は時々沢を歩く。ペンキや赤布は少な目で気を付けていないと登山道を見失いそうだ。ずっと沢沿いを行くので沢沿いを歩いていけば良いと思うのだが、初めての道なので、安全策で登山道を行く。

が、下の場所は沢を歩くのが良いと思う。右の赤布に示された登山道は分かり易いとはいえ悪路。対して左の沢は登山道でなく、目印が無いが、とても歩きやすい。2回目、もしくは帰りなら断然沢がおすすめ。
右の赤布の道。細い崩れた道。ロープが張られている。歩きにくい。
対して左の沢の道。水量の少ない沢を石を伝って歩く。楽。こっちにペイントつけてこっちを正規ルートにしてくれればいいのに。そのうちそうなるのだから。。。
その後も生い茂る草の道と沢沿いを繰り返し、二俣分岐に着く。目印が控えめなのでわかりにくいが、ここから登山道は右に曲がっている。
二ノ沢を登って行く。沢沿いの岩を登って行くのかと思いきや、先ほどと同じように草の生えた道がほとんど。うーん、意外。
地図には「渡渉がある」と書かれていたので足袋と草鞋を持ってきたが、不要だった。渡渉と言ってもくるぶしがせいぜいで岩を伝えばまったく濡れずに行けるところがほとんどだった。

雨が降ってもよっぽどの大雨でない限り、増水も大したことないらしい。チロロコースには沢靴は不要だ。
渡渉は全然問題ないが、道はところどころわかり辛いので注意が必要だ。下の写真の様に右にはうっすらと踏み跡があるが、その先は続いて無く、左は沢だが、歩きやすく、こちらが正解。こんなところがいくつかあるので、よーく赤布や踏み跡の明瞭さに注意すること。
ずっと沢沿いに進んでいた登山道だが、この滝のある場所から沢から離れ、森の中へと入って行く。
途中に似たような滝があるのでわかり辛いが、こりゃ登れねーだろってのが出て来たらそいつが正解。まー、赤布を見逃さなければ良い。
沢から離れた道はとても悪かった。足元は泥んこで滑りやすく、おまけに結構な急傾斜。特に下りは転ばんように注意が必要。
そんな泥んこの急登を登って行くと、トッタの泉に到着。「泉」なんて言うくらいだから、湧水がドンドコと湧いて小さな池になっているのかと想像していたが、斜面からちょろちょろと水が流れているのみだった。名前の付け方間違えたでしょ?
トッタの泉で休憩したあと、ふたたび泥んこの道を登って行く。我慢の時間が続き、ついに視界が開けだす。木々の背丈は低くなり、明るさは出てきた。が、いかんせん、ガスが出てきて景色はいまいち。

登山道わきに巨岩が多くなるとヌカビラ岳は近い。
岩沿いの急登を登って行くと平坦な場所に出る。ここからひと登りでヌカビラ岳到着だ。


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