猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
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その2



テントを設営して、暇になる。天気がイマイチすぐれないので、少し迷ったが火打山に行くことにした。

高谷池を過ぎて木道を行くと正面に火打山が見えてくる。形の良い山容は雪渓がところどころ残り、なかなか美しい。
緩やかな坂を下ると「天狗の庭」という湿原に着く。湿原は花が豊富で花好きには良いところだ。

ハクサンコザクラ。
ワタスゲと火打山。湿原越しには火打山が正面に見え、美しい。晴天であればさぞ綺麗だろう。
天狗の庭の木道を行くと、尾根への急登となる。尾根に出てからは緩急入り混じった尾根歩き。ところどころ急傾斜があるので思ったより疲れる。

展望は比較的良好で天気が良ければなかなか楽しい稜線歩きができそうだ。

途中のライチョウ平には雷鳥の姿は見えなかったが、豊富に残る雪渓がひんやりとして気持ちが良かった。
ライチョウ平から急登が続く。頂上直下の雪渓を越えると頂上はすぐ。
ガスが多い日だったが、頂上の頭上だけは晴れており、平坦な頂上は明るい雰囲気。
時折ガスが晴れると妙高方面も見渡せたが、妙高は雲に隠れて見えなかった。夏の昼時は雲が発生しやすい。やっぱ朝夕に登らんといかんなー。
しばらく頂上でまったりして花を見ながらのんびり下る。湿原には小さな花に混じって時折大きなキヌガサソウの姿も。いつみても迫力ある花だ。
天狗の庭を越え、高谷池まで戻ってくる。こうしてみるとはっきりとして池はないことがわかる。池というより湿原という方があってるかな。
テン場に戻ってくるとなかなかの混みよう。今日は騒々しくて寝れないかもなぁ。
テン場からは池しか見えないので、ヒュッテのベンチで夕食をとることに。ベンチで一緒になったお二方には楽しい話を聞かせていただいて感謝。

夕刻、すっかりガスも晴れて綺麗に火打山が見えてきた。あー美しいと思っていたらベンチで一緒になった方がありゃ火星人だなと雪渓を例えるので、それ以降は美しさよりも火星人が気になって仕方が無かった。

まー、確かに、火星人に見えるな。。。
お二方に別れを言ってテン場に戻ると、案外すぐ寝れたが、寝るのが早すぎて21時に目が覚める。早寝すぎるのもいかんな。

仕方がないので外で星でも写そうかと思ったが、月が明るくてイマイチ。時折ガスも流れてくるので星空撮影はあきらめ。再び寝付けぬ暇な時間をすごし、日付が変わった頃ようやく眠りについた。明日起きれるかな。。。


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火打山・妙高山 2012年7月

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