猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

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その2



パンを食べ、エネルギーを補充して出発。

少し進むと木々もまばらになり、開放的な斜面となった。
振り返れば八ヶ岳、富士、南ア。
朝靄に浮かぶ姿が美しい。
さらに少し進むと合戦沢の頭に着く。ここからはずっと稜線を行く。雪山は雪で笹や背丈の低い木が埋もれて、とても開放的な景観を作り出す。同じ道でも夏よりも全然気持ちいい。
稜線上は展望が良い。南には大天井から東沢岳へとつながる稜線。時間があれば縦走したい。
北には餓鬼岳、針ノ木。針ノ木も蓮華と合わせて一度歩いてみたい。来年行けるかな?
稜線上をさらにひと登りすると一段と景色は開放的になる。この解放感、やっぱ雪山は良い。
疲れて振り返れば浅間山や八ヶ岳などの素晴らしい景色。合戦尾根がこんなに素敵だなんて知らなかったなー。
ちょいと急傾斜の最後の登りを終えると燕山荘到着。南には表銀座の稜線の向うに槍穂。相変わらず素敵だ。
南側の景色を楽しんだ後、小屋の正面に回り込むと小屋前のベンチがやけに賑わしい。おやっと思ってみると、なんと燕山荘は営業していた。ちょうどこの日が最終営業日だったようだ。

11月の最終土日までやってるのかな?泊まりたい人はHPがあるのでそちらで確認しておくとよいだろう。
燕山荘前にはテン場がある。雪があるのでどこからどこまでがテン場かわからないなー。目の前に営業小屋があるので、食事のこととか、トイレとか、荒天時のこととか心配なくて良いな。
小屋前には槍方面と燕方面への案内看板。あと3日晴天の休日があったら上高地まで縦走したい気分だ。
ま、実際には明日から雨だし、休みはそんなないし、向かうのはこちら。

なだらかな燕への道。稜線は風で雪が飛ばされ、ところどころ地面が見えているようだ。
歩き出してすぐ名物のイルカ岩登場。イルカ岩は雪で目が白くなっていて、少しおっかなかった。輪っか状に雪がつけば面白かっただろうに。
イルカ岩を過ぎ、緩やかなアップダウンを行く。途中で振り返ると開放的な稜線の向こうに富士。素敵な道じゃないか。
頂上直下は急登。この急登で少しばてながらも頂上到着。狭い頂上は結構な賑わいだ。


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燕岳 2012年11月

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