猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

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その2



テントを張る場所を確保して、眺めを楽しむ。谷を挟んで向かいには槍穂の稜線。涸沢はまだ雪がたっぷりあるなぁ。晴天が3日間ぐらい続くならこの時期の槍穂も静かで良さそうだ。
槍沢と槍。槍のトンガリや槍ヶ岳小屋周辺にはあまり雪が無いが、槍沢上部にはまだ結構ある。帰りはシリセードか?
花と槍穂の展望を眺めながらしばしまったり。今回はここでまったりするのが目的。満足。
が、ちょいと暇になったので、蝶槍まで歩くことにする。去年はガスで見えなかった稜線も今日はしっかり見える。なだらかで美しい道だ。
が、なだらかながらも結構アップダウンがあり、それほど楽ではない。ようやく蝶槍が見えてきた。ふー、ちょっと散歩というにはきつかった。
蝶槍からは常念と奥に見える大天井への稜線が美しい。雲も湧き立ち、なかなかいい感じだ。誰もいない頂上でしばしのんびりした後、蝶ヶ岳へと戻る。
蝶槍からの帰り道、蝶ヶ岳方面を眺める。こうしてみると蝶ヶ岳山頂は「山頂」っていうより、「丘」って感じだな。蝶ヶ岳のほのぼのした雰囲気はこの地形が大きく影響してるんだろうな。
テン場に戻ると夕暮れ時のまったりタイム。今日は雷雲の発生も無く、安心して寝れそうだ。
久しぶりのテン泊飯。ああー、キャンプだねぇ。
太陽も沈みかけた頃、雲に隠れていた乗鞍も綺麗に見えてきた。あちらもまだ雪が多い。
蝶ヶ岳からだと西に槍穂があって夕日は見れないが、シルエットの槍穂と空の色合いはなかなか綺麗だった。
空に星が輝きだしたころ、トイレを済ませ、テントへ。

夕景撮影ですっかり冷えてしまったために少し寒い。6月の下旬と言うことで少し甘く見てたな。今度から下のダウンも持ってこよう。


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蝶ヶ岳 2012年6月

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