猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
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その2



頂上展望台からは晴れれば南アルプスまで見渡せるらしいが、あいにくこの日は雲が多く、南あプルすは見えなかった。それでもどこまでも続く奥三河・南信の山々の眺めがなかなか良かった。
北には同じく晴れれば中央アルプスが見えるが、この日は見えず。手前には先日登った平山明神山が見える。
しばし眺めを楽しんだ後、お昼ご飯。普段は日帰りだと昼ごはんはパンなのだが、この日はテン泊用に買い込んだカップ麺が賞味期限が切れそうだったのでカップ麺を持ってきた。カップ麺、案外賞味期限短いんだよなー。。。

バーナーでお湯を沸かし、カップ麺を食べる。この日は結構寒かったので温かなカップ麺がとても良かった。バーナー持ってくるのちょっと面倒だけど、頂上でカップ麺も良いかもしれないな。
食事を済ませ、帰ろうとしたとき、ふと展望台の下に怪しげなもんを発見。もしやと思ったらやっぱりトイレだった。頂上にトイレがあるなんてなかなかないな。
下り、尾根から見た三ッ瀬明神頂上直下はなかなかの絶壁だった。さすがに明神の名前が付くだけある。
下りのルートは行きと同じ。往路を辿ってオーバーハングの岩まで戻ってくるとクライマーが登っている最中だった。なかなかスリリングだね。ロッククライミングは一人ではできないのでなかなかやることはないが、機会があったら一度やってみたいもんだ。
乳岩分岐まで戻ってくると、ちょっと迷ったが、乳岩に寄ることにした。乳岩は分岐から往復25分程かかり、さらに乳岩の周遊に30分程かかるのでトータルで1時間ほどかかる。三ッ瀬明神に登るついでと考えるなら、下山時が良いと思う。

さて、分岐から乳岩に進むとミツバツツジが咲いていた。最近、花を見る機会が無かったので、ちょっと新鮮な感じだ。季節はもう春なんだな。
乳岩に着くと順路が一方通行であることを示す看板があった。こんな感じで行くのね。
始めは鉄階段で岩の上部へ向けて登って行く。
ちょいと暗い岩の隙間にむかって続く階段は鍾乳洞なんかの観光コースを思わせてちょっとワクワクする。乳岩めぐりは登山では無く完全なる観光だな。
それにしてもちょっと階段ボロ過ぎでないの?腐食が進んでところどころ壊れている場所も。踏み外し注意だな。
階段を登って水平な道を進んでいくと、岩の穴から遠くの山が見えた。面白い構図だ。
穴を通過すると下りとなり、道は岩の東側を取り巻く様に続く。
途中、分岐があり、脇へと進む道はどうやら岩の内部へと続いているようだ。少し気になるので行ってみることに。
岩の中には少し広い空間があり、お地蔵さんが祀られていた。少し不思議な雰囲気。
いつもこの穴から見える外界を眺めているのだろうか。なんだか不思議な感覚だった。
乳岩を後に分岐まで戻ると往路を戻る形で乳岩登山口へと着いた。

三ッ瀬明神、快晴とは行かず、頂上からの景色はもうひとつだったが、巨大な岩に圧倒されたり、鎖場、岩場があったりと変化に富んで面白い山だった。近場で面白い山に登りたい人にはおすすめかな。


その1 | その2
三ッ瀬明神山 2014年4月 トップへ


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