猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

北海道、東北 上信、北関東 南関東 北アルプス 八ヶ岳、中央/南アルプス 西日本 登山装備紹介
その1



今週は土曜は雨、日曜は午前中は晴れだが午後から下り坂と言うことで、短い晴れ間を狙ってお気楽な鈴鹿山脈に行くことにした。釈迦か鎌の南陵か迷ったが、距離を歩きたかったので釈迦の周遊コースにした。

11/29
下道をのんびりと走り、定番となった道の駅菰野で就寝。空は既に晴れて星が綺麗だ。明日も良い天気だと良いな。

ちょっと寝坊したが、許容範囲。暖房で車が暖かくなったころ出発。道の駅から登山口である朝明溪谷までは30分とかからない。朝明溪谷には大きな駐車場があり、既に多くの車が止まっていた。料金は500円で、係員が徴収しに来る仕組み。車を止め、着替えを済ませていざ出発。
登山口がどこか迷って係員に聞く。登山口は駐車場から少し戻った場所にあった。でっかく登山口と書いてないので初めての人は少し分かり難いかな。
舗装路はすぐに終わり、その後は山道を行く。一つ小さな山を巻きながら超えると、キャンプ場にぶつかる。これを左へ進む。
大きな堰堤を右手に見ながら林道チックな道を行く。
やがて沢方面に小さな看板がある。これが庵座谷の入口だ。
沢を渡って対岸の登山道を行く。道は沢を行かず、沢沿いの普通の登山道だった。てっきり沢の真ん中を行くと思っていたのでちょっと拍子抜け。しばらく歩くと沢から離れて山を上がって行く。
峠を越えるとトラバース気味にゆっくりと下り、崩落した斜面を越えると谷に向かって下って行く。
登山道はその後もトラバース気味に森の中を続いていたが、ちょっと退屈だったので、沢まで下りきって沢を進むことにした。どうせ上流で合流できるしね。

沢は岩を歩いていくような感じだったが、1つ、2つ滝があった。先週ドボンしたばっかだったので、すこし緊張したが、巻かずに突破。ちょっとしたスリルが気持ちいい。
やがて思った通りに登山道と合流。さらに上流に上がって行くと鎖の着いた岩場を越え、大きな滝にぶつかる。これが庵座滝だ。

滝は落差があり、なかなかの迫力。落差は40mあるそうな。パンをほおばりながらしばし滝に見入っていた。
滝の後は道が続かず、少し戻って登山道と合流し、急傾斜を登って滝を巻く。
滝を巻いた後は再び沢沿いの道を行く。ここも退屈だったので沢を行った。庵座谷、地図には荒れているとか、道が分かり辛いとか書いてあったけど、全然そんなことはなく、一部崩落が進んで荒れているだけで他は三ッ口谷の方が分かり辛い位だった。

さて、やがて沢が2つに分かれると、登山道は右の沢へと続く。
少し進むと2段の大きな滝があり、登山道は横の急な岩場で滝を巻く。
滝を巻き、沢沿いを進んでいくと壊れた堰堤が現れる。ここで中尾根への道が分岐する。5分で中尾根に行けるそうだが、パスしてそのまま庵座谷を進む。
少し進むと右から涸れ沢が合流し、これを越えると登山道は沢を離れ、この涸れ沢を右手に見ながら山を登って行く。
巻き気味に登って行き、やがて急な斜面を登りだすと、少し開けた場所に出る。ちょっと崩落気味のこの場所を登りきると、
視界が開け、右手に荒々しい山肌が見えてくる。ここが大崩と呼ばれる場所のようだ。規模はだいぶ小さいが、独標からの景色を思わせるなかなか良い眺めだ。
振り返れば御在所や雨乞岳の鈴鹿山脈の主峰群。なかなか良い眺めだ。
道はこの後、傾斜を増し、ところどころロープもかかるほど。ただ、危険な場所はなく、着実に登って行けば何の問題も無い。
急傾斜を登りきると中尾根登山道と合流し、そこからすぐ行ったところに釈迦ヶ岳最高点があった。実は釈迦ヶ岳、山頂が最高点でなく、ちょっと離れたこの場所が最高点なのだ。ちょっとわかり辛いよね。ここが山頂で良いと思うんだけどなー。。。
木々の合間からは広大な伊勢平野が眺められる。少し雲が多く、霞がかっている。予定より天気の崩れが早いのか?
最高点から5分程で釈迦ヶ岳頂上に到着。こちらも伊勢平野の眺めが良い。


その1 | その2
釈迦ヶ岳 2014年11月 トップへ


登山トップへ戻るホームへ戻る