猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
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初冬の富士見台高原
2011年12月4日


朝起きて天気の良さに心が揺れる。
冬型の天気だから山はガスると思っていたが、窓から見る恵那山はスーパー快晴だ。

行くか、行かぬか・・・いつも通りウダウダ悩む。
とりあえず洗濯して一時悩むのから逃げるが、結局また考え出して、行くこと決定。

いつもいつも何とかならんかこの性格。
悩んだら結局行くに決まってんだからさっさと行けばいいのにね。。。

てなわけで10:30にようやく出発。しっかり着込み、中央道を淡々と走る。

今回の目的地は岐阜県と長野県の県境にまたがる富士見台だ。百名山「恵那山」の北側に広がる富士見台は展望が素晴らしいことで有名。

中津川で降りて、19号を北へと進み、沖田の交差点で右折し、クアリゾート湯舟沢を過ぎたところで右折し、富士見台へ続く林道へ。昨日までの雨で路面はぬれ、さらに落ち葉が結構あり、神経使う。

今のとこ雪は無いが、見上げる富士見台には樹氷が見え、峠付近の道路状況が心配だ。

と、強清水でなんとも痛いもの発見。冬季通行止めのゲートだ。
ちょっと予想はしていたが、やっぱり12月から通行止めになるようだ。こりゃここまで来て撤退かと思いきや、良く見るとゲートの横には車が1台通れそうな程のスペースが空いている。

少し迷ったが、行けるところまで行ってみることに。ゲートの隙は、「行きたい人は勝手に行ってね。自己責任で」てメッセージだろう。
冷たい空気の中、恐る恐る標高を上げていくが、一向に雪は現れない。路面も結構乾いており、今までより走りやすいくらいだ。

そして、そのまま神坂峠へ。
おおっ、着いた。ちょっとほっとした。神坂峠には何台か車もいた。皆通行できるって知ってたのかな?

そしてそのまま少し先へと走り、富士見台萬岳荘へ。今日はここから富士見台頂上へ行く。
萬岳荘は冬期も使用できるトイレがあって便利。
ただし、下は未舗装だから重いバイクは倒れないように注意。伸二郎は念のため、木の板をスタンド下にひいた。

トイレを済ませ、いざ出発。
すぐに登りになって、冷えた身体を暖めるのにちょうど良い。

10分も立たずに稜線に出ると南アルプスがお出迎え。開放的な笹野原の向うには青空に輝く南アルプス。うーん、なんとも良い景色。
開放的な稜線は傾斜も緩く、道もよく整備されて歩きやすい。登山靴とかでなくても普通の靴で十分だ。
開放的な稜線を上り詰めると一層開放的になり、御嶽も見えてきた。頂上はあと少しだ。
最後の緩い登りを終えると富士見台頂上到着。萬岳荘から20分、ちょっとした散歩程度だ。

そんなお気楽に登れる頂上からは360度の大展望。特に木曽谷を挟んで見える御嶽山の山容は素敵だ。また、御嶽の隣には乗鞍や北アルプスの山々が見え、こちらも綺麗。
北には中央アルプスの景色。手前はどこだろう?大平峠かな?
東には南アルプスが一望。白い雪を抱く稜線がとても綺麗だった。

特に荒川三山、赤石、聖の稜線は素晴らしい。ちょうど月も見え、青空に映える白い頂とのコラボが素敵だった。
西には中津川市街地が広がる。夜は夜景がきれいなんだろう。頂上すぐの避難小屋で泊まれば輝く夜景を楽しめそうだ。秋とか良いかも。
樹氷もあって冬の雰囲気。もうすぐここも雪に覆われるのだろう。雪の季節も綺麗だろうなぁ。

一度、雪の季節にも来てみようかな。。。
一通り眺めたあと、風裏で南アを見ながらお昼兼おやつ。
今日は家から大福とお湯持参。寒い頂上で少しほっこり。
しばしほっこりした後、頂上を後に、輝く笹原と正面の恵那山の展望をたのしみながら来た道を下る。こうゆう雰囲気、好きだねぇ。
振り返ると、少し流れてきた雲が空の近さをより感じさせ、またまたいい気分。富士見台、素敵な場所だ。
稜線から眺める山の斜面では、太陽に照らされた樹氷が綺麗だった。良い日に来れたな。。。
萬岳荘に戻り、バイクにまたがり、家路へ。
ちょっと寒かったが、綺麗な景色が望め、良い一日だった。

富士見台、途中の林道は少し細く、路面もところどころ荒れているが、バイクを止めて20分で素晴らしい展望が楽しめ、とてもおすすめ。

晴れた日にぜひ一度。


■■■ 富士見台高原 ■■■
場所 長野県下伊那郡阿智村、岐阜県中津川市
連絡先
0265-43-3001(昼紙温泉観光センター)
営業時間 -
料金 -
HP さわやか信州旅.net


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