寒空の下、またもや奥三河に走りに行った。春は寒いので遠出したくなく、そんな時、奥三河が丁度良い。それと、もうひとつ理由があって奥三河に来た。それは1週間前に奥三河を走っていたときにふと目にした山がとても気になったのだ。 登山シーズンに備えて、そろそろ運動しておきたいが、あまり魅力的な山がないと勝手に思い込んでいた私にその山は素晴しく魅力的に写った。荒々しい岩肌ととんがった頂上。思わず登ってみたくなる素晴しい外観。こりゃ登らずにはいられんと、家で山を調査し、いざ出発。 朝寒かったせいで、今日も出発は遅い。R153を寒さをこらえ、ひた走る。どんぐりの里を超えたところでR297に曲がり、南へ。R473とぶつかったところでR473に曲がり、しばらく走り、登山口へ。 この山、地図で見るとどうやら「岩古谷山」と言うらしい。登山口にバイクを止め、えんやこらと登り、1時間ほどで頂上へ。途中の登山道は登り応えがあり、また、景色も素晴しく、登って大満足の山だった。 この後、尾根を走る快適な道路を通り、茶臼山へ到着! のはずだったが。。。 |
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岩古谷山頂上付近からは奥三河の山々の素晴しい景観が広がる。 | のんびり茶畑を見ながら走る。余裕で県道427へとたどり着く予定だったが。。。 |
途中の小さな道で迷いに迷った。枝線がやたらと多く、自分が考えていた道と走ってる道がことごとく異なり、自分が今どこにいるかさっぱりだった。どつぼにはまりそうになったが、なんとか思っていた県道427に行くことができた。やれやれ、地図に載らん道を走るのは大変だ。 県道427は尾根上を走る快走路。道幅も広くないし、眺めも良くない。しかし、以外にスピードは出るし、カーブがきつ過ぎず、ゆる過ぎずで曲がるのが楽しかった。 県道10号とぶつかった後、津具村方面へ曲がり、津具村内で県道80号に入り、北へ進む。途中、茶臼山高原道路を越える手前には通称「天狗いろは坂」と呼ばれるカーブが連続する区間がある。名前から察するにヘアピンが連続する急傾斜だななんて思ってたらそんなことは無く、普通の峠道だった。ちょっとがっくりだったな。 |
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道路標識には地図に載らない小さな道の名前がオンパレード。本当に現在地がわからなくなる。 | やっとこさきちんとした道路標識にたどり着き、ほっとする。後はほぼ一本道だ。 |
県道431は尾根上を走る快走路。道幅もあまり広くないし、景観もよくない。でも、なぜだか気持ち良い。 | 通称「天狗いろは坂」はそれほどウネウネでなく名前先行の感じ。もう少し眺めが良いといいんだが。 |
茶臼山高原道路とぶつかったところで山の向こうに風車を発見。面ノ木園地にあるようだ。辺りを風車の方に入れそうな道をうろうろと探すと、チェーンのかかった道を発見。ここは無理かと思ったら、道脇になにやら看板が立っている。近づいて見ると、風力発電所を見学したい人はこのチェーンをはずして入ってくれと書いてあるではないか。 早速チェーンを外して中に入る。ちなみにチェーンを外して中に入る際、必ずチェーンを元通りかけ直さなければいけません。忘れないように。 さて、道路わきに雪がまだ残る道を進んでいくと、1km弱で視界が開け、開放的な景色が広がった。それと同時に目の前に大きな風車が飛び込んできた。「おおー、すげー!」。うれしくて思わず叫んでしまった。遠くから見て想像したよりもずっと立派な風車の迫力に感動、感動。 この後、風車の近くにバイクを止め、牧場をぶらぶらと歩いた。牧場は山の上にあるため、とても見晴らしがよく、また何よりも3機の大きな風車が見えて気分が良い。初めて訪れたが、とても良いところでびっくりした。個人的に奥三河で一押しです! |
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面ノ木風力発電所入り口にはこんな看板が。文字が小さく、ほとんどの人は見落としてしまうだろう。ヘタレはナイス。 | チェーンを外していざ、風車へ。チェーンは中に入ったらきちんと元通りかけておきましょう。 |
風力発電所がある牧場への道沿いにはまだ雪が残る。暖かくなったとはいえ、山の上は寒い。防寒はしっかりと。 | 面ノ木風力発電所はこんな感じ。山の上にある為、眺めがとても良い。夏は緑の牧草とのコントラストが素敵だろう。 |
大きな風車と我がバイク。面ノ木風力発電所は名古屋圏内から気軽に訪れることができ、とてもお勧め。 |
ツーリングデータ | |
面ノ木風力発電所 | |
連絡先 場所 |
稲武観光協会 0536-86-3200 愛知県豊田市(旧稲武町) 詳しい場所→ |
特徴 | 茶臼山高原道路 面ノ木IC近くにある風力発電所。山の頂上にある面ノ木牧場内にあるため、見晴らしがとても良い。風車は3機あり、なかなか大きくて迫力がある。入場料無料でおすすめ。 |
リンク | http://www.citytoyota-kankou-jp.org/inabu/s09-12.html |
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