猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
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加茂菖蒲園(豊橋市)


 八丁味噌の郷は赤だしで有名な八丁味噌の工場を無料で見学できるところで、最近ちょっと人気が出てきたスポットだ。特に、NHKの朝の連ドラの舞台となって以降、人気が増している。
 車を駐車場にとめ、受付に行くと、丁度見学を終えた観光バスのお客さんで、土産物屋は混雑していた。観光コースにもなっているらしい。受付を済ませ、待合室に入ると、壁に連ドラの出演者の最新色紙が目に留まった。主人公の宮崎あおいのサインはなかなか豪快で、見た目によらぬ芯の強さを垣間見たような気がした。
 さて、時間になり、ガイドさんと一緒に歩き出す。味噌色の法被を着たガイドさんはとても分かりやすく説明してくれて満足。無料で親切なガイドがつくのはなかなかだ。八丁味噌の本社をはじめ、工場もとてもレトロな感じで良い。史料館では昔の八丁味噌の看板ややたらとリアルな模型などがあり、楽しめる。ちなみに八丁味噌とは岡崎城から西に八町のところにある八町村で作られた味噌であったことによる。
このような八丁味噌っぽい法被を着たガイドさんが丁寧に解説してくれる。なかなか分かりやすく、良い。 八丁味噌の郷があるカクキューでは、文化財に登録されているようなレトロな建物が残る。
カクキューの昔の看板。「カクキュー」は創業者の早川久右衛門の名から生まれたとか。 資料館ではやけにリアルな模型で昔の製造風景を再現している。じっと見ると、ちょっと怖いような。。。

 資料館の次に見学した味噌蔵はかなり強烈なものだった。まずは鼻を突く、味噌の匂いにびっくり。味噌に囲まれているから当たり前だが、それでもちょっとびっくりしてしまう。次に、味噌桶の大きさにもびっくり。背丈よりも大きな味噌桶がずらりと並ぶ姿は壮観です。一つの味噌桶には6トンもの味噌が詰まっており、積み上げられた石も3トンある。
ついに味噌蔵へ。味噌の強い匂いと味噌桶の大きさ、積み上げられた石にびっくり。うーん、手作り感溢れるねぇ。

 味噌蔵から出たとき、脇に石を発見。漬物石みたいなものがごろごろ積み上げられていた。矢作川でとって来たのかな?ちょっと気になる。そのほか、蔵の横には味噌を入れる大桶がずらりと並んだ場所があり、なかなか見ごたえある。
 八丁味噌の郷にはNHK朝の連ドラを意識した場所がちらほらある。番組名「純情きらり」から名前を取ったきらり広場などはその最たる例。連ドラファンは味噌以外にも、こういった場所も楽しめてよいかな。
味噌桶の上に置いてある石が工場脇に転がって(?)いた。矢作川から取ってきたのかなー? 八丁味噌の郷はNHK朝の連ドラ「純情きらり」のロケ地でもあったので、それを記念したものもちらほら。
ずらりと並べられた味噌桶。桶の下面にはいつ作られたが書いてある。桶は大体100年位持つとか。すごいね。

 お昼は八丁味噌の郷の中にある食事処「休右衛門」で食べた。ここのメニューはもちろん八丁味噌を用いたもの。味噌田楽定食はこれでもかってくらいに味噌ダレがかかっており、ちょっと濃すぎ、やりすぎ。かける量を減らし、たっぷりかけたい人用に味噌ダレの器を別に用意すべきだ。
 味噌煮込みは麺が冷凍の讃岐うどんの麺みたいで、イマイチ。やっぱり味噌煮込みには独特の硬さ、旨さをもったあの麺が良く似合う。要改善。そのほか、味噌餃子定食も食べたが、普通の餃子で味噌は特に感じなかった。
 この日、一番美味しいと感じたのは味噌パフェで、味噌ソフトクリームに味噌クリーム?が少しかかったもの。普通に美味しかった。
味噌ダレが美味しい味噌田楽定食。味噌汁も、もちろん八丁味噌。 これでもかと言わんばかりにかかった味噌ダレ。さすがにちょっと濃すぎです。もう少し控えて欲しかった。
赤だしの代表的な料理と言えばこれ、味噌煮込みうどん。麺が讃岐うどんちっくだったのが残念。 味噌パフェ。これが一番美味しかった。味噌の味はあまりせず、普通に美味しい。

 最後にお土産物屋を見た。八丁味噌を用いた様々なお土産があり、受けは良さそうだ。味噌をはじめ、八丁味噌を用いたビールや八丁味噌プリッツ、名古屋名物のういろうと合体した八丁味噌ういろなど、様々な種類があって楽しい。
 建物と一緒に写真を撮ろうと、外にでて、ちょっと自販機が目に留まった。ちゃんと味噌色になっているのだ。こんな細かいところにも気を配ってくれている辺りが、なかなか良い。
 最後に文化財にも指定されているレトロな八丁味噌本社の建物を写して、車に乗り込む。無料だが、ガイド付きのしっかりした工場見学ができる八丁味噌の郷はなかなかお勧めだ。
土産物屋は八丁味噌を用いた様々な土産物があった。ビール好きにはこんなものも。5本4410円。ちと高い。 自販機も八丁味噌色。細かなところにも八丁味噌が意識されているのはちょっとうれしい。
最後に、表から取った八丁味噌本社の建物。文化財にも登録されている歴史ある建物。とても立派。



お出かけデータ
八丁味噌の郷 特徴 赤味噌の代表格である八丁味噌の製造工程をガイド付き見学できる。また、八丁味噌を使った料理が楽しめる食事処や土産物屋もある。
料金 無料。 団体のみ予約が必要。
営業時間 工場見学受付時間 9:00〜17:00、売店営業時間 8:30〜18:00 休日:年末年始
連絡先
場所詳細
0564-21-1355  愛知県岡崎市八丁町字往還通69  場所詳細→ 
リンク http://www.kakuq.jp/home/build.htm

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