猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
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グリーンバレイ 2007年3月

 4/5(土)に愛知県豊橋市にあるのんほいパーク(豊橋総合動植物園)に行ってきた。ここは1,2年前くらいからメディアにちらほらと出るようになり、気になっていたところ。実際、行ってみてなかなか良いところだった。
 一番良いなと思ったのがとてもゆったりしているところ。狭苦しい檻に入っている動物が少なく、動物も気持ち良さそうだ。動物との距離も近く、親近感もある。また、園内全体が公園のようで、休憩所や広場が多く、ゆったり感がある。おまけに人も名古屋等に比べて少ないからなおさらゆったり。家族連れにはお勧めだ。

 昼過ぎに着いて、中央駐車場に車を止める。駐車場は満車で5分程待って止めた。どうやら中央駐車場は一番混むよう。ここが満車なら西門、東門の駐車場へ行く方が良いかも。なお、駐車場は無料。ちょっとうれしい。

 駐車場から園内入り口はすぐ。券売機で入園券(大人600円)を買う。公営の動植物園は安くて良い。

 中に入ると、まず右手の動物園ゾーンに向かう。動物園の入り口は郷土(日本)の動物の場所。ツキノワクマや、タヌキに似たアナグマなどがいた。ちょっと変わったところではSLの展示もあった。D5189=通称「デゴイチ」と呼ばれるSLは非常にでかく、立派で鉄道ファン以外にもなかなか見ごたえがあった。

 日本の次はオーストラリア。オーストラリア園ではおなじみのカンガルーや、ダチョウ似のエミューなどがいる。オーストラリア園の横は公園スペース。

 のんほいパークは公園の要素が強く、芝生広場やアスレチックなどがちらほらある。これがなかなか好評みたいで、この日も沢山の家族連れが遊んでいた。このほのぼのした感じがとても良い。
中央門。公営ゆえ、とてもシンプル。 アナグマ。タヌキみたい。ふっくらしたところがかわいらしい。
D5189=通称「デゴイチ」。大きくて立派。 公園スペースはのんほいパークのあちこちにある。

 なかよし牧場には乗馬体験ができる場所やミニブタ、ウサギなどと触れ合える場所がある。特にミニブタ、ヒツジ、ウサギ、ハムスターと触れ合える場所は子供に人気で、盛況だった。

 動物を触ったら手を洗いましょうとの指示で手を洗う。ふと見ると水道の場所が動物の形をしており、なんだか微笑ましい。細かいことだが、うれしいものだ。

 なかよし牧場のとなりにはライオンやトラ、クマなどがいた。ライオン、トラはあたたかな日差しの下、昼寝中。気持ち良さそうだ。反対にクマはせわしく動いていた。性格の表れかな。クマはもっと広く、隠れる場所があるスペースに移してあげて欲しいな。
木曽馬の乗馬体験は小学生が対象。 ミニブタやヒツジ、ウサギと触れ合える場所は子供に人気。
水道の場所にも動物が。微笑ましい。 トラはお昼寝中。春は暖かで気持ち良さそうだ。

 極地動物館ではのんほいパークの顔になりつつあるシロクマやペンギンなどがいるが、この日は残念ながらシロクマの姿は見えず。お昼寝中だったのかな?

 かわりにペンギンが愛らしい姿を見せてくれた。ペンギンはすぐそばで見ることができ、おまけに柵が低いので、手を伸ばせばくちばしでつついてもらえそうだ。こういった近くで見れることものんほいパークの良いところだ。

 極地館では他にラッコなどがいた。ラッコはつぶらな瞳や短かい尻尾がなかなかかわいらしい。
ペンギンはすぐそばで見ることが出来る。こちらの手に反応して近寄ったりもする。 慰めあうペンギン。「まー、そんなこともあるだろ。気にすんなよ。大したことじゃねーよ」なんて声かけてんのかな。
ラッコの尻尾は実にかわいらしかった。尻尾大賞だ。 頻繁にある休憩スペース。自販機、ベンチなどがある。屋根がついているので、暑い夏場に活躍しそうだ。

 のんほいパークは動物園、植物園、遊園地と他に自然史博物館なるものがある。自然史博物館とはなんぞやというと、恐竜の展示館だ。その関係か、周りには恐竜のオブジェや遊び場が広がっている。登って遊んだりできる恐竜も数多く、子供(と子供心を持つ大人)にはとても人気だ。

 この恐竜のエリアから噴水伝いに真っ直ぐ行くと展望塔がある。展望塔内にはレストランがあり、15時まで食事を楽しめる。メニューはこんな感じ→メニュー。

 注意したいのが、展望塔内には1階と展望階にレストランがあるということ。展望を楽しみながら食事がしたいなら、展望階を選ぶべし。伸二郎は展望階のレストランの存在を知らず、後でそれを知って「上で景色を見ながら食事を楽しみたかったな」と残念に思った。

 もう一つの注意点はドリンクのみの取り扱い(食事をしない人)は1階のレストランのみとなっていること。なんでかな?

 この日は「かつ丼とうどんセット950円」と「ミックスフライ定食1400円」を食べた。かつ丼は普通、うどんは美味しかった。ミックスフライ定食のエビフライは美味しかったが、もう一つの魚のフライはイマイチだった。他のメニューの味は分からないが、お勧めはうどんとエビフライ定食かな。
自然史博物館近くの恐竜スペース。 恐竜には登って遊ぶことが出来る。なかなかでかいので、登り甲斐がある。
園内の中央に広がる噴水スペース。ゆったり、のんびり。 展望塔内のレストランで食べたミックスフライ定食。展望階にあるレストランは景色を楽しみながら食事が出来る。
展望階からの眺め。豊橋市内を一望。 展望階からの眺め。園内を一望。手前芝生スペースはアフリカ園。

 展望塔のすぐ近くにはアフリカ園が広がる。アフリカ園は園内でもっとも開放感溢れる場所で。ひろい場所に動物がゆったりとくつろぐ。また、動物とに距離が近く、サイはもっとも近くで2mほどの距離で見ることが出来る。近くで見るサイはその大きさがすごくわかって見ごたえある。

 アフリカ園の隣は遊園地スペース。余り怖くないジェットコースターを初め、メリーゴーランドやゴーカートなどファミリーで楽しめるものが多い。スリルでなく、楽しさを狙ったものが多いのは良いことだ。

 園内のお土産屋は数点あるが、お土産の魅力はもうひつとかな。公営ゆえにオリジナル商品が弱いのはわかるが、もう少し魅力的な商品群にしてくれるとうれしいんだが。。。
アフリカ園は敷地が広い。動物たちもゆったり。 大きなキリンもこれだけのスペースがあればのびのび。
サイは近くで見るととて迫力がある。特に角が立派。 公園のキャラクターのんちゃん・ほいくん。できればこのキャラクターのお菓子があると良いんだけどな。

 遊園地のお隣は植物園。のんほいパークは動物園、植物園など各スペースが境目無しにあるから、移動が楽だ。その植物園は花重視。大きな温室には熱帯・亜熱帯を初め、日本の花まで多くの花が咲いていた。どの花も色が派手で綺麗だ。花が好きな人には良いかな。

 温室の隣にある大花壇ではチューリップを初めとした春の花々がとても綺麗だ。中央に噴水もあり、ちょっとした憩いの場にもなっている。

 そのほか、植物園ではつつじ園やモネの庭等、大人が落ち着いて楽しめる場所がある。
温室内には熱帯・亜熱帯の派手な花が多い。 季節はずれのスイレンの姿もあった。スイレンは形・色合いがとても素敵だ。
大花壇。中央に噴水があり、その周りを綺麗な花が囲む。 植物園スペースは落ち着いた大人向けの場所。

 初めて訪れたのんほいパークは想像通り、なかなか良い場所だった。特別大きな目玉施設も無いが、家族が一日のんびりと過ごすことができる魅力的な場所だった。家族・カップルにはお勧めだな。



 豊橋市に来たので、ついでに海に行きたくなり、浜名湖方面へ車を走らせる。1号沿いにはいつの間にやら道の駅「潮見坂」が出来ていた。立ち寄ってみると、建物はそれほど大きくないが、食堂や土産物など一通りのものは揃っている。また外には足湯もある。

 食堂のメニューは全体的にお手ごろ価格。しらす丼や海鮮丼が美味しそう。土産物スペースでは浜名湖の名物すっぽんのスープが売られていた。どんな味がするんだろ。

 道の駅からは歩いて5分もかからず、海岸に出ることが出来た。以前は海岸に行く、道を探して車を走らせていたが、道の駅から行くことができるようになり、ずいぶん楽になった。

 久しぶりに訪れた海は穏やかで、人もいなかったのでとてものんびりだった。ここら辺の海は外海で泳ぐには向かないが、外海故の開放的な景色ははなかなかだ。

 しばらくまったりしたあと、帰路へ。春の海も良いもんだ。
道の駅「潮見坂」は大きくないが、食堂、お土産店など一通り揃っている。 食堂のメニュー。地場のものはしらす丼くらいかな。あとは普通のメニューがお手ごろ価格で揃う。
すっぽんスープ。味がちょっと気になる。。。 太平洋。道の駅から歩いて5分。開放的。


お出かけデータ
のんほいパーク
特徴 愛知県豊橋市にある総合動植物園。のんびりした公園っぽい雰囲気と近くで動物を見れるなど良い点が多い。
料金 入場料:大人600円、小中学生:100円、 駐車場:無料
入園時間 9:00〜16:30 (入園は16:00まで)
定休日:月曜 (ただし、月曜が祝祭日の場合は翌日が定休日)
場所 豊橋市大岩町字大穴1-238
連絡先
リンク
0532-41-2185
http://www.toyohaku.gr.jp/tzb/
道の駅 潮見坂
特徴 国道1号バイパス沿いにある道の駅。食堂や特産物コーナー、足湯がある。5分も歩けば太平洋にでることができる。
営業時間 売店・レストラン 8:00〜19:00 (オーダーストップは18:30
足湯:10:00〜16:00
場所 静岡県湖西市白須賀1896-2
連絡先
リンク
053-579-3600
http://www.cbr.mlit.go.jp/michinoeki/syousai/shizuoka/s_18.html

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