猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

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その1



6:30に起床。ぼちぼち準備して7:15出発。車は増えたが、それでも全然少ないな。さすが東北。
駐車場にはトイレマークがついているが、トイレはゴンドラ乗り場(下の写真に示した場所)の中にしかない。夜だと本当にわかり辛いので注意。
登山届を出した後、まずは薬師岳に向かって登る。
薬師岳はゴンドラの終点すぐにある。そこまでは下図のようなルートで林道とスキー場と登山道を通って行く。どこで曲がったら良いかわかり辛かったので、いっそ、ずっとスキー場の中を通っていった方が良い気がする。
そんなことを知らない伸二郎は地図通りまずは林道を通り、曲がる場所を探しながら歩く。地図に示されたスキー場への入口はたぶんここだが、明確な目印は無く、自信が持てなかった。やっぱスキー場をずっと通ったほうが分かり良いな。
スキーコースに入ってからはそれらしい踏み跡をたどって登って行く。
目印が少ない為、地図とにらめっこをしながらルートを確認して先へと進んでいくと、右側のリフト終点より登山道っぽいものが始まった。ここも目印が無くわかり辛かった。
登山道に入ってからはルートはしっかりしており、特に迷うことも無かった。スキー場区間の目印、もっと分かり易くしてほしいもんだ。

さて、登山道は初こそ急登だったが、途中からは傾斜も緩く、木々の丈も低く、開放的で気分は良い。
ところどころで稜線の景色も見える。左からぽこっと出ているピークが乳首、鞍部の右の尖がったのが矢筈森、その右になだらかに見えるピークが鉄山、一番右のピークが箕輪山かな。
薬師岳に着くとロープウェーからの登山客と合流してにぎやかになった。薬師からしばらくは雪の上を歩く。
その後、雪が無くなると初めは小石や粘土質の道。
仙女平との分岐を過ぎるとだんだんと岩が多くなる。ここまでくれば乳首は近い。
やがて目の前にポッコリと聳える乳首が現れる。
乳首からは360度の展望。特にこれから進む稜線の眺めが良かった。
西を見れば三角の独立峰が印象的だ。近くの人に教えてもらうと、あれは磐梯山とのこと。ほー、磐梯山ってあんな形してるんだ。なるほど、百名山に選ばれるだけあってかっこいい。
パンを食べ、景色を眺めながらまったり。今日も晴天で気持ちが良い。

しばし休憩したのち、稜線を歩き出す。振り返ると、先ほどいた乳首が堂々と聳えていた。こっちからみたらなかなか立派な山だ。名前も変わってたかもしれないな。
この稜線はアルプスにない魅力があって気持ちが良い。橙色の土や溶岩の跡のような黒い岩、低いながらも魅力的な道が続く。
そして、矢筈森に近づいたとき、目にした景色に目を奪われる。荒涼とした大きな窪地、いかにも火山であることを感じさせるダイナミックな景色。安達太良、良いじゃない!


その1 | その2
安達太良山 2015年5月


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