猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

北海道、東北 上信、北関東 南関東 北アルプス 八ヶ岳、中央/南アルプス 西日本 登山装備紹介
その1



お盆の登山の第1日目に選んだのは磐梯山。前日に一日かけて猪苗代のキャンプ場まで走った。お盆ではあるが、強烈な渋滞も無く、東北の人の少なさを実感した。

8/9
朝起きてテントから外を見ると、磐梯山が綺麗に見ていた。今日は行けると思って、朝食を食べて撤収していたが、
出発する時間になると磐梯山はガスに包まれていた。なんだあのガス、どこに潜んでいたんだ?かなり心配になるが、朝方は湿った空気が上昇して雲が湧きやすいだけだと言い聞かせ、登山口へとバイクを走らせる。
登山口である八方台には既に多くの車。あと少しで満車になるようだ。やはり標高差が一番小さく、時間も短いこの登山口は人気が高い。
着替えを済ませ、登山開始。登山口にはこんな看板も。いや、本当は熊って優しい顔してんだけどな。ばったりは危険だとの認識は持ってもらえると思うけど、これじゃ、ちょっと熊がかわいそうだな。
始めは傾斜の緩やかな道を行く。道幅もあり、散歩気分。
小さなピークを越えると下りとなり、鞍部に中の湯温泉の跡が見える。そしてその向こうには磐梯山が。。。と言いたかったが、ガスに包まれて頂上方面は見えず。うーん、これはまずいな。
中の湯周辺は温泉地とあって硫黄臭い。ところどころで火山ガスも発生している。東北は本当に火山が活発だ。
中の湯を過ぎると道は急登となる。景色も見えずなかなかきつい。
黙々と登って行くと景色が開けた場所があり、裏磐梯方面が見えた。そこで初めて磐梯山が曇ってるのが納得いった。なるほど、裏磐梯は雲だらけだ。猪苗代方面はそうでもなかったが、今日は結構湿っぽい空気だったんだな。
その後は景色が見える場所も無く、黙々と歩いていく。道端に咲く花だけが唯一の楽しみだった。
やがてお花畑と頂上方面との分岐にぶつかる。辺りは一面のガスでこのまま頂上に行っても詰まら無さそうだったのでお花畑経由で行くことにした。
それにしてもこんなにガスるとはね。時折小雨もぱらつくし、まったくだ。
お花畑はそれなりに魅力的でガスのこの日は磐梯山の景色の主役だった。花はいつでも楽しめるから良い。
周遊を終え、主稜線の道とぶつかると、これを弘法清水小屋方面へと戻る。小屋周辺は水場もあることから休憩する人で賑わっていた。
少し休憩した後、頂上方面へ。頂上へは急登の連続。景色も見えず、我慢の登りが続く。
頑張って頂上にたどり着いたが、残念ながら見えたのは真っ白いガスだけだった。無念。
30分程粘ったが、ちっとも回復する様子もないので諦めて頂上を後にした。今日は晴れると思ったのにな。。。


その1 | その2
磐梯山 2015年8月


登山ー北海道、東北へ戻る登山トップへ戻る