岩木山は山スキーが楽しそうだったが、登山者にも負けず劣らず楽しいシリセードがある。まずは頂上直下の斜面を軽快にシリセード。耳成岩を越え、またシリセード。 行きと同じルートを下ろうかと思ったが、大黒沢手前で沢沿いを登ってきた人に会い、雪がつながってるとの情報を得る。ならば、沢沿いを下ろうじゃないか。とりあえずは、大黒沢を滑るか。 |
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大黒沢をずっと滑っていたかったが、今日はヒップそりを持っていないので、残念ながら途中でストップ。(実は前日、5,6店舗くらい、ホームセンターとおもちゃ屋を回ったが、どこも無かった。。。) まーいっか、滑ってると周りの景色があまり楽しめないからなと言い訳をのたまいながら下って行く。 |
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広かった大黒沢もだんだんと狭くなっていく。それでも、沢筋には雪が溜まっているため、ボチボチ広く快適な道が続く。 | ||
途中、傾斜がきつい所では雪が割れている部分もあったが、ほとんどは快適な道だった。 | ||
やがて樹林が沢の中央に多くなってくると、だんだんと雪の下を流れる沢の音が聞こえるようになり、踏み跡は中央から斜面へと寄る。ここからずっとトラバースが続く。 | ||
やがて沢の中央にところどころ穴が開いて来ると辺りの木々は緑の色合いが強くなり、沢には春の景色が広がる。なんだかいいじゃない。 | ||
やがて沢が広がると長いトラバースもようやく終わり、ほどなく行きに渡った古い木の橋にぶつかる。ここで雪道も終わり。なるほど、この季節は沢筋ルートも良いもんだな。 | ||
プチ藪漕ぎをしつつ、少し迷いつつ、登山口まで戻る。充実した山歩きに満足しつつ、岩木山を後にした。 弥生の生活圏まで戻ってくると、道端にリンゴ畑が広がる。リンゴ畑では花が咲きだしており、青空に白いかわいらしい花が冴える。 |
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道端には土筆も見られ、なんだか懐かしい気持ちになった。最近、土筆すら見る機会がなくなったもんな。あんまり意識してなかったけど、周りには自然が無くなったんだな。 | ||
途中、振り返ると、岩木山が大きかった。広い大黒沢はここから見ても良く目立つな。 | ||
明日は八甲田に登るので、弘前市内を突っ切って八甲田に進みたいところだが、今日は青森市内で寄るべきところがある。それは、トイザらスだ。 なんでトイザらスかというと、ヒップそりを買いたいからだ。ネットで調べると、どうやらトイザらスにヒップそりが売ってるようで、トイザらスはこのあたりでは青森市内にしかないようなのだ。 のんびりと走り青森市三好にあるガーラタウンへ。あったあった、トイザらス。そして、中に入るとあったあった、ヒップそり!500円の無地のものと、なんとアナ雪仕様の800円のものまである。 模様なんていらねーぜ、500円でしょと思ったが、500円のは取っ手部の厚みが無く、手が痛くなるのでアナ雪仕様に。そのほか、アナ雪仕様はお尻にフィットしやすい形状だったり、取っ手とお尻の間の幅が細くなり、股も痛くなりにくいし、なかなか良くできていた。やるなアナ雪。。。 |
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その後、なぜが写るんですのキャンペーンにいたガリガリ君と記念撮影をして、明日の食糧を買うため、食品コーナーへ。 | ||
カップ麺とかパンを買ってレジに行こうとすると、ふと青森らしいもの発見。ねぶたのリンゴジュース、いかにも青森らしい。そして驚くのはその種類の多さ。リンゴジュースなどどれも一緒と思うなかれ、青森では自分の好みにあうものが見つけられるよう、様々な品種のリンゴジュースがあるのだ。さすがリンゴの国青森。。。 | ||
さて、ヒップそりも買ったし、食料も買ったし、後は風呂に入って八甲田に行くだけだ。googleマップを頼りに住宅地にある目立たぬ温泉に立ち寄る。こんなところに気楽に行けるようになったのもネット社会の恩恵だな。 | ||
夕飯は同じくネットで見つけた駅前のところにしようかと思っていたが、面倒になったので、温泉のおばちゃんに近くに飯屋は無いかと聞くとすぐ近くのお店を紹介してくれたのでそちらへ。 ぷらぷら歩いていくと、5分位で到着。さあ、飯だ。 |
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なんか青森っぽいものをと思っていたが、そうゆう種類のお店で無かったので、刺身定食(1700円)に。味はボチボチ。刺身よりもお浸しとかが美味しかった。 | ||
さっぱりして腹も満たされたので、八甲田へ。酸ヶ湯温泉の駐車場で泊まろうかと思っていたが、車中泊組で結構な混みようだったので、少し上にあるキャンプ場前?の広い駐車場へ止める。ここはトイレもあって良いところだった。 初めて訪れた岩木山、マイナーな弥生コースを選んでしまったが、それが故、静かな山歩きが楽しめた。また、雪があったおかげで藪漕ぎもほとんどしなくて済んで結果的にボチボチ良かったと思う。でも、次に訪れるなら、百沢コースかな。。。 |
その1 | その2
岩木山 2015年4月 |