猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
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赤城山
2014年12月26日


12/25(木) - 自宅 → 梓川SA(車中泊)
12/26(金) 雪→晴れ 梓川SA → 大沼駐車場 → 駒ヶ岳登山口 → 駒ヶ岳 → 黒檜山
 → 黒檜山登山口 → 大沼駐車場 → 光市のR120沿いのP(車中泊)


 赤城山は登山口の標高が高く、とても気楽に登れる百名山だ。主峰の黒檜山のピストンなら2時間程度で終わってしまうし、お隣の駒ヶ岳と一緒に歩いても4時間あれば十分に周れる。ただし、黒檜山の登山道はとても傾斜がきついので、冬場はアイゼンが必須。また、アクセス道路の凍結はかなりのもので、FFだとスタッドレスでも登れない可能性がある。できればチェーンを携行したい。


年末登山の最初の山である赤城山。晴天の中を楽々と思いきや、まずはアクセス道路でつまづく。強烈にアイスバーンなのだ。八ヶ岳を思わせるガリガリっぷりで、いつ滑って止まるかしらんとドキドキしまくった。ホント、後半は自分の心臓の音がすごく良く聞こえた。途中で止まらなくて本当に良かった。

さらに天候でまたつまづく。なかなかの冬型で、駐車場では雪が降り、風もかなり強い。他に登山者がいなかったら帰ってたかもな。
幸い、同じルートを通ると思われし登山者もいたので、やる気になり、時期に晴れてくることを期待して出発。今回は駒ヶ岳、黒檜山と登るぐるっと一周コースだ。

登山口は大沼の駐車場から少し南に進んだ場所にある。
トレースはしっかりとあり、また、手すりの着いた階段とかもあってルートは分かり易い。
天気はいまいちだったが、樹氷が綺麗でそれなりに楽しめた。
稜線に上がると木々が切れ、晴れればさぞ綺麗であろう道が続く。
そのまま登って行くと駒ヶ岳山頂到着。
ここも展望に優れるであろうが。。。今日はそれも確かめられず。。。残念。
少し待ってみたが、雲が晴れる様子も無かったので、黒檜山へ向かう。駒ヶ岳から黒檜山へはいったん鞍部まで下って、登りかえす。うーん、なかなか登り返しがきつそうだな。。。
急傾斜を登って行くとだんだん景色が開けてきた。遠くの景色は相変わらずだが、近くは見えてきて、駒ヶ岳から続く稜線や地蔵岳が眺められた。よし、良いぞ。どんどん晴れてこい。
急傾斜を登りきると、鳥居の立つ場所に出る。ここは黒檜大神石碑で頂上っぽいけど、頂上では無い。
少し休憩したのち、さらに先へと進むと5分程で頂上到着。頂上には何も無く、あんまり頂上っぽくない。さっきの石碑の場所の方が頂上っぽいな。。。
展望は頂上から少し先に進んだ展望台という場所が良い。残念ながら遠くの景色は見えなかったが、ガスが無ければ秩父や浅間山系、谷川山系の山から富士山まで大展望が広がるようだ。
頂上に戻って昼食を摂り、下山開始。少し戻って分岐を大沼方面へ進む。
大沼へはいきなりの急傾斜。アイゼンが無いと滑って危ないだろう。アイゼン、ピッケルをしっかりと効かせて注意して下る。
途中で何度か展望が開ける。天気は回復傾向で、樹氷の駒ヶ岳や氷結した大沼の冬らしい景色が楽しめた。なかなかいい雰囲気じゃないか。
それまで尾根を通ってきたが、いったん尾根を少し外れトラバース気味に進む。傾斜は相変わらずきつく、アイゼンをひっかけぬ様注意しながら進んだ。
猫岩で再び展望が開けた。先ほどと同じような景色だが、より標高が下がってきたので、池が近い。1月には大沼は全面氷結するのかな?ワカサギ釣りとかするのかなー?
猫岩から尾根を外れ、急傾斜の樹林帯を進む。ここまでくればゴールは近い。
やがて道路にぶつかり、登山道は終了。あとは駐車場まで舗装路を進めばよい。登りはじめから3.5時間。お気楽なルートだった。
車に戻り、着替えを済ませる。天候はいまいちだったが、大沼や樹氷の木々が見られてそれなりに満足の登山だった。

ただ、まだ終わったわけではない。本日一番の強敵が待っている。そう、がりがりに凍ったアイスバーン道路だ。行きよりもずっと登りの距離は短いとはいえ、安心できない。慎重に慎重にアクセル、ハンドル操作を行い、峠を突破。いやー、無事に帰れる。嬉しい!さーて、明日は男体山でも登るかー。



概略 最大標高差:490m、 体力度:小、技術的難易度:易
 ・冬期はアクセス道路がガリガリに凍ってる可能性があり、FF車だと
  スタッドレスでも登れない可能性あり。チェーン携行をお勧め。
 ・駒ヶ岳を経由して回っても4時間あれば良く、お気楽。
 ・大沼から黒檜山は急傾斜で特に下りは注意。冬期はアイゼン必須。
ルート


アンダーシャツ fine track メリノスピンサーモ
シャツ ミズノ ブレスサーモトレイルシャツ
ミッドレイヤー(その1) ミズノ POLARTEC フリース
ミッドレイヤー(その2) mont-bell U.Lダウン インナージャケット
アウター(トップ) berghaus TEMPERANCE JACKET
パンツ mont-bell ジオラインL.W.トランクス
スパッツ(インナー) CW-X スタビライクスロング 
ズボン TARAS BOULBA(タラスブルバ) 秋冬用
ミッドレイヤー(ボトム) 無し
アウター(ボトム) mont-bell アルパインパンツ Women's L
靴下 ミズノ ブレスサーモウール

LOWA Weisshorn GTX
スパッツ(アウター) BlackDiamond アルパインゲイター L

雪山装備 アイゼン GRIVEL G12 New Matic
ピッケル グリベル エアテックエボ 53cm
ワカン、スノーシュー 無し

行動時
の服装
アンダーシャツ+シャツ+フリース+アウター
+ダウン(休憩時のみ)
パンツ+スパッツ(インナー)+ズボン+膝サポーター
+スパッツ(アウター)+アウター



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