神楽ヶ峰から歩き出すと苗場山がようやく顔を出す。いったん下ってから登り返す地形と相まってその姿はとても大きく堂々としている。こんな山容だったんだな。 | ||
苗場山の右には手前に尖った三角の峰とその右奥に妙高、左奥に北アルプスが見える。 天気は上々のようだ。 |
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さぁ、苗場山を目指そう。 ガスが湧きおこり、今にも飲まれそうである。 せっかくここまで登ったのにガスに巻かれてはかなわない。 気持ちは焦るが、いったん下る登山道にペースは余り早くならない。 |
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神楽ヶ峰から下っていくと雷清水の水場。しっかり水が出ていた。 |
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雷清水から少し進むと暗部となる。この一帯はお花畑となっており、この日も綺麗な花が咲いていた。トリカブトとか懐かしいな。 |
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ここから登り返しだ。ガスに巻かれる前に最後の急登をやっつけねば。 |
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頑張って登っていくが、無情にもガスの勢いは増してついに頂上を飲み込んでしまった。 なんてこったい。遠くはるばるやってきて登ってきたのに。。。 ただ、まだ望みは捨ててないぞ。とにかく晴れを信じて登ろう。 |
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急登を終えると木道が伸びる湿原に出た。ガスが多く、展望はあまり効かないが、景色は一応見れる。 |
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さらに進んで行くとだんだんとガスが晴れ景色が見えてきた。 長野側はガスが無かったんだ! 嬉しさと共に苗場山頂上到着。 |
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頂上付近は広い高層湿原が広がっている。 苗場山は頂上一帯が台地上になっている面白い形の山だ。 平ヶ岳も同じようにヘらぺったい湿原が広がるが、その説明によると平らな台地が隆起してできたからだとか。 何はともあれ、綺麗な景色だ。 |
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広がる湿原と点在する池塘。アクセントの様に伸びる木道。 なんだかいい雰囲気である。 |
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もう少しすっきり晴れているということなしだが、景色が見れただけでも良しとしないとな。 |
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一年ぶりの山食。 なんだか懐かしいねぇ。 |
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ご飯を食べてまったり。 このまま昼寝をしていたい気分だが、帰らないと雨に降られるかもしれない。 |
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頂上には小屋もあり、夕景に輝く湿原を満喫することもできる。 秋の山行で夕日に輝く草紅葉を紹介した物もちらほら。 小屋泊まりも良いかもね。 |
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日帰りの伸二郎はそろそろ帰るとするか。 名残惜しくも頂上を後に。 素敵な景色をありがとね。 |
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さぁ、雨が降らないうちに帰ろう。 |
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久しぶりの山の下りは足に堪えたが、無事に登山終了。 車に戻ったのと同時に雨が降ってきた。ギリギリセーフだ。 |
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その後は雷雨となり、激しく雨が降った。 麓の道の駅に戻ってくると、お風呂へ。 いやー気持ちいい。 |
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一年越しの想いが叶ってよかった。 神楽スキー場からの苗場山、展望も良くなかなか良いコース。 次に来るなら小屋泊まりでまったりと景色を味わいたいな。 |
その1 | その2
苗場山 2018年8月15 |