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みずがき山 '05年10月

 ’05年10月23日に瑞牆(みずがき)山に登ってきた。瑞牆山は山梨と長野の県境にある山で、標高は2230m。標高はそれほど高くないが、頂上からの眺めは素晴らしく、八ヶ岳、浅間山、中央アルプス、南アルプス、富士山などが見渡せる。今回利用したのは須玉町瑞牆山荘前から富士見平を経由して頂上へ登るコース。
標高 2230m
場所 山梨県北杜市
難易度 初級
予想時間 4時間30分 (登り2時間30分、 下り2時間)
標高差 715m (登山口:1515m、 頂上:2230m)
距離 往復6.5km


 10:30に登山口のある@瑞牆山荘前に着く。山荘前では紅葉をした木々が美しい。トイレを済ませた後、いざ登山開始。始めのうちは森の中の緩やかな登り。静かな木々の間をずんずん進む。やがて少し傾斜が増し、つづらに登るような形になり、それを登りきるとA林道との交差点にでる。
登山口のある瑞牆山荘前。山荘には喫茶コーナーなどもある。山荘の隣にはトイレ有。 瑞牆山登山口。ここから頂上までは4kmの道のり。
 林道とぶつかった後、登山道はさらに続いているが、今回は林道を通ることを選んだ。理由は林道は傾斜が緩やかな上、途中から瑞牆山の姿が見られることにある。
 今回の登山ルートにおいて、登山道からは瑞牆山の良い展望は得られない。登山において景色をもっとも大事な要素と思う私にとって、景色の見えない道はあまり好きでない。逆に景色の良い林道はとても魅力的だ。おまけに林道沿いには見事に紅葉した木々が迎えてくれた。時間さえ許せば林道を通るほうが良いと思う。
始めのうちは森の中の緩やかな登り。
林道にぶつかったとこ。登山道と林道に分かれている。
林道からは瑞牆山の姿が。林道を選んで正解。 林道脇の木々は美しく紅葉していた。
 林道は終点で再び登山道にぶつかり、登山道を富士見平方面へ向かう。緩やかな登りを登りきると、明るい森の中にB富士見平小屋が見えた。
 富士見平小屋は瑞牆山、金峰山への分岐点に位置しており、休憩に適している。ここではトイレもあるので頂上へ向かう前に済ませておきたい。ちなみに、小屋周辺はキャンプ指定地になっており、瑞牆山、金峰山を両方登りたい人のベースキャンプに適している。

 富士見平から瑞牆山への登山道を進む。しばらくは細かい登り下りを繰り返すが、やがて、急な下りとなる。そのままC天鳥川まで下りきると長い登りが始まる。
 始めのうちは森の中の緩やかな傾斜だが、やがて傾斜は急になり、また足元も岩がゴロゴロしだす。そのまま急傾斜の登りがずっと続き、結構エライ。岩の割合が増えてきたとき、視界が開けたので振り返ると、富士山の姿が見えた。
 富士山が見える大きな岩で休憩した後、再び登りだす。相変わらずの急傾斜を登っていくと、ついにきつい登り終了。頂上目指し森の中の平坦な道を進むとすぐにD瑞牆山頂上に出た。
 
富士見平小屋はベンチやトイレがあり、休憩に適す。
いったん天鳥川まで下りきる。
天鳥川から頂上までは急傾斜の登りがずっと続く。
視界が開けたとき、富士山の姿が見えた。富士山を見るのは久しぶりだ。  上りも最後の方に差し掛かるころに、大きな岩が現れた
 さえぎるものが無い頂上はとても明るく、気持ちいい。この日は天気が良く、すぐ近くに見える八ヶ岳をはじめ、浅間山、南アルプス、富士山の素晴らしい眺望が広がっていた。瑞牆山は本当に景色の良い山だ。
 この後、素晴らしい景色の中、昼食を楽しんだ後、来た道を戻り下山。素晴らしい登山に満足して帰路に着いた。
頂上はとても明るく、気持ちいい。
頂上からは素晴らしい景色が広がる。特にすぐ近くにある八ヶ岳の眺望が見事。
頂上からの景色。八ヶ岳、南アルプス、富士山、金峰山の大パノラマが広がる。
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登山データ
登山地図
断面図
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平16総使、第584号)
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