猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

北海道、東北 上信、北関東 南関東 北アルプス 八ヶ岳、中央/南アルプス 西日本 登山装備紹介
南木曽岳 2015年12月6日



12/5(土) - 自宅 → 道の駅 賤母(車中泊)
12/6(日) 晴れ→曇り 蘭登山口 → 南木曽岳 → 蘭登山口 → 自宅

 南木曽岳は結構前から名前やブログなどのページを見てきたが、あんまり登る気が湧かず登らないでいた。しかし、だんだんと遠くに行くのが億劫になるにつれ、近場でそれなりに展望がある南木曽岳に登ろうという気になってきた。そんな折、世話になるブログで記事が載っており、行ってみることに。
 標高差は大きくないが、急登が多く、それなりに疲れる。頂上は展望が無いが、少し先に進んだ避難小屋付近からは中央アルプスや御嶽、乗鞍の眺めが良い。


12/5
近場との理由で遅出。結局、遠かれ近かれ到着は遅い時間になるんだよね。キングオブだらしない人。寝床に選んだのは道の駅賤母。人も少なく静かな夜だった。

12/6
7:00位に起床。外は晴れてる。見上げる山並みには雪がうっすら。今日は雪の登山となりそうだ。飯を食って出発。

妻籠を越え、南木曽岳への道に入ると道の両脇に雪の姿が。そしてだんだんと道路にも雪が出てきて、小さな橋が凍結状態。うーん、ノーマルなのでこの先やばいな。

幸い、歩いてみるとガリガリでは無く、グリップしそうだったので、車で進むとやっぱりグリップしてその場は通過。が、この先スリップで動けなくなるのが怖かったので、道路わきのスペースがあるところに駐車。ここから歩くことにした。
車を止めたところから登山口までは本当に直ぐで、雪も大したこと無かったので、登山口まで行けてたな。まー、結果論だけどね。

登山口には駐車場とトイレがあった。届を出して出発。
自然観察路なる森の小道と林道と2股に分かれるが、どちらを選んでも先で一緒になる。自然観察路の方が距離が短くて良い。合流してからは林道を進む。ほどなく看板があり、ここから林道を離れて登山道が始まる。
それにしても、これで「あららぎ」って読むのか。すごいな。
登山道は沢の左岸を進むが、この木の橋で右岸へ。
渡ってから傾斜の緩めの道を進んでいくと分岐にぶつかる。南木曽岳は登りと下りが一方通行の別ルートになっており、ここは登りルートと下りルートの分岐だ。これを左の登りコースへ。
登りコースに入ると木製の階段やハシゴが増えてくる。よく整備されているのだが、ちょっと木が細かったりするので、真ん中を歩くとバキっとならないか心配になる。体重重めの人はちょっとスリリングだろうな。。。
岩の多い沢沿いを行く。1、2箇所沢を渡るところがあったが、雪があったからか、沢の水は見えなかった。
やがてルートは沢を離れて樹林帯のトラバースとなる。
トラバースを終えると、南木曽岳らしい?急登の始まり。ここからがちょっとキツイ。
急登はずっと続き、展望も無い。我慢の登りが続くと、少し木々が切れた場所に出る。
ここからは恵那山を始め山麓の展望や
南アの展望が良い。左から荒川、赤石、聖、上河内、だらだらしたところのピークは茶臼かな?
その後も急登が続くが、やがて傾斜が緩くなると頂上は近い。
樹林帯の頂上は展望も無く、足早に後に。
頂上のすぐ近くには見晴台なる場所があり、行ってみると御嶽、乗鞍、北アルプスの眺めが良かった。青空ならいっそう良い眺めだろう。
このあたりはあまり広くないので、さらに進んでいくと、見晴台から10分ほど行った先に避難小屋のある展望所があった。背後には中央アルプス。あの丘が休憩に良い。
展望所からの中央アルプス。正面に大きく見えてなかなか良い。このほか御嶽や乗鞍、北アルプスも見えたが、こちらは見晴台からの方が良く見えた。
暖かな時期なら展望所で休憩が良いのだろうけど、今日は寒いので避難小屋で休憩。冬期以外は外にトイレもあるし、結構快適な場所だ。

他に5,6人の登山者が休憩していたが、皆暖かなカップ麺やコーヒーを飲んでいた。伸二郎もカップ麺を食べて温まったところで下山開始。
避難小屋周辺は樹氷の世界が広がっていた。風の通り道なのかな?
摩利支天付近からい避難小屋周辺を振り返る。笹原の開放的な場所だ。今度はぜひ青空の下で訪れたい。
摩利支天から先は南アルプスの展望が良い。ここからの眺めは富士見峠からの眺めと同じような感じだ。標高も近いし、笹原だからかな。
摩利支天からはちょっと離れたところに第2展望台なる場所があるが、この季節はおすすめでは無い。大岩に登れば展望がばばーんと広がりそうなんだけど、大岩が登り辛くて、特に雪がある季節は滑落の恐れもあって登れない。で、大岩の脇から見るんだけど、ちょっと中途半端な感じがする。
さて登山道に戻って下山。笹原を終えると樹林帯となり、やがて急傾斜が始まる。登りと同様に木製のハシゴ、階段が続き、登りよりもさらに傾斜がきつい感じ。転倒には十分注意。
急傾斜は結構長いこと続き、登りの通った分岐でそれは終了。あとは往路を辿って登山口へ。

薄曇りで最高の眺めとはいかなかったが避難小屋付近の樹氷や笹原の開放的な雰囲気は良かった。次は快晴の日を狙ってきてみようかな。


概略 最大標高差:776m、 体力度:小、 技術的難易度:易
 ・登山口駐車場までの道路は最後狭いのでスピード注意。
 ・登山口にはトイレと程々に広い駐車場有。
 ・登りと下りが別コースでどちらも急。特に下りは転倒注意。
 ・頂上は展望ないが、少し進んだ避難小屋付近は展望有り。特に中央アの展望が良い。
ルート



アンダーシャツ fine track メリノスピンサーモ
シャツ THE NORTH FACE ダクロンQDコットンシャツ
ミッドレイヤー(その1) ミズノ POLARTEC フリース
ミッドレイヤー(その2) 無し
アウター(トップ) THE NORTH FACE Moutain RAINTEX
パンツ mont-bell ジオラインL.W.トランクス
スパッツ(インナー) CW-X スタビライクスロング 
ズボン TARAS BOULBA(タラスブルバ) 秋冬用
ミッドレイヤー(ボトム) 無し
アウター(ボトム) 無し
靴下 キャラバン RLソックス HGアンダーカーフ

La Sportiva Pamir GTX
スパッツ(アウター) 無名のゴア ショートスパッツ

行動時
の服装
アンダーシャツ+シャツ+フリース(寒いとき)+アウタ(寒いとき)
パンツ+スパッツ(インナー)+ズボン+膝サポーター
+スパッツ(アウター)



登山-八ヶ岳、中央・南アルプスへ戻る登山トップへ戻る