10/11からは今年のメインであるチャレンジアルプス「裏銀座リベンジ&黒部五郎」が待っている。最近、全然山に行ってないし、いきなりこの状態で臨んだら、敗退しそうだ。何としても体を作っておかねば。 週末の天気は良さげだったが、土曜の夕方には退院する子供を迎えに行かねばならない。高山の景色を味わえて夕方には帰れるところと言ったらやっぱ御嶽だ。てなわけで、7月のリベンジを兼ねて御嶽に登ることに。 金曜、早めに帰宅し、久しぶりの中央道を北へ。中津川で下りて快調に走り、田の原に24:00到着。7月と異なり、車は少な目で観光バスもいない。普通の登山口に戻った感じだ。 気温は10℃位。風が強く寒いくらいだ。季節の移り変わりを感じる。 空には星が瞬いている。明日も晴れていてほしいな。。。 9/21 アラームの音で5:10に目覚める。おにぎりでお腹を見たし、ぼんやりしてると外が明るくなった。もうすぐ日の出のようだ。着替えを済ませて外に出るとちょうど日が昇ったあとだった。 |
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振り返るとまだ明るい月とモルゲンロートに染まる御嶽が見えていた。空は快晴。よっしゃ、今日はいける! | ||
トイレを済ませ、登山開始。遊歩道のような登山道を歩いていく。気温は低く、手袋をしてないと手が冷たい。フリースを着込んでちょうど良いくらいだ。もう秋だな。 | ||
大江権現まで歩くと少し暑くなった。この先の急登もあることだし、ここでフリースは脱ぐことに。 パンを一つ食べた後、森の中の急登を行く。森林限界を迎えると、ほどなく7合目金剛童子到着。目の前には綺麗な青空が広がっていた。最高だ。 |
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振り返ると、雲海の木曽谷の向うに中央ア、南ア。朝の柔らかな日差しと相まって素敵な雰囲気。 | ||
7合目からは傾斜もきつくなり、8合目を過ぎると一層きつくなる。時折休みながらも順調に登る。今日はなんだか調子が良いな。 | ||
9合目手前の一口水で一休み。相変わらず水はチョロチョロとしか出てなかったが、涸れてはいなかった。涸れることもあるのか? | ||
ふと近くを見ると氷の姿が。このあたりでは0℃を下回っていたようだ。もう山の上は寒いな。これからの季節アルプスでテン泊するときは暖かい装備でいかんとな。 | ||
一口水からさらに傾斜の強くなった道を行くと9合目となり、さらに進むと右側に荒々しい崩落地形が見えてきた。火山らしい迫力ある景色、素敵だ。 | ||
崩落地からは傾斜も少し弱まり、ほどなく王滝頂上に着く。ここで一息つこうかと思っていたが、予想以上に早く着いたことやまだお腹が空いていなかったのでそのまま先に進むことに。 | ||
抜けるような秋晴れの中、独特の雰囲気の剣ヶ峰への道を行く。 | ||
最後は少しへばったが、出発してから2時間も経たない7:50に剣ヶ峰到着。空には太陽が輝き、鳥居や山並みがシルエットのようで美しい。 | ||
秋らしい美しい青空の頂上。最高の日に来れたな。 | ||
北には頂上火山帯の向うに乗鞍、槍穂。御嶽らしいダイナミックな景色だ。 | ||
東には歩いてきた道と霞がかかる木曽谷、中央アルプス。中央アルプスの向うには南アや富士も頭をのぞかせる。手前の小屋の屋根におかれた無数の石もまた味わい深くて良い。 景色を楽しみながらパンをほおばり、満足な時間を過ごす。今日は本当に良い日だ。。。 |
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その1 | その2
御嶽山 2013年9月 トップへ |