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空木岳
2013年6月23日

6/22(土) - 自宅 → 林道古城線登山者P(車中泊)
6/23(日) 晴れ→曇り 林道古城線登山者P → 池山尾根 → 空木岳 → 池山尾根
 → 林道古城線登山者P → 自宅

 空木岳は登山口からの標高差があるが、早朝出発なら十分日帰り可能。この時期になると残雪もほとんどなく、アイゼンは不要だが、5月後半、6月前半は事前に確認しておいたほうが良いだろう。
 晴れれば気持ちの良い景色が尾根上部から望める。駒峰ヒュッテはまだ営業前なので宿泊・トイレ使用不可。泊まりは避難小屋を利用(寝具は無い)となる。


概略 最大標高差:1652m、 体力度:大、 技術的難易度:中
 ・標高差があるので日帰りの場合は早朝出発のこと。
 ・6月の後半は残雪もほとんどなく、アイゼンは不要だが、それ以前は要確認。
  (ヤマレコの記録を見たり、現地観光協会に問い合わせるべし)。
 ・駒峰ヒュッテは営業前なのでトイレ・宿泊利用不可。泊まりは避難小屋利用となる。
ルート


今週は天気も微妙だし、ちょっと疲れていたので、遠くまで移動するのが億劫。

先週は登ってなかったし、体力低下を防ぐため、今週は登っておきたい。それほど遠くないところで登りごたえもあって、景色も良いところと言ったら、空木か。

土曜、ほどほどの時間に出発するも恵那山トンネルの通行止(故障車の為)で下道GOGOとなって登山口Pに着いたのは遅くなった。車は4,5台。まー、この時期はこんなもんか。

日曜はやっぱり寝坊。準備して6:00出発。まずは林道を10分程戻り、登山道へ。
森の中の急登を進んでいくと、再び林道にぶつかり東屋とトイレのある広場にでる。昔の登山口だが、忘れてしまうくらい林道の途中通行止めが続いている。林道が全線復旧する日は来るんかな?

登山ポストに計画書を提出し、登山道を行く。森の中で景色も見えないが、時折咲いてる花が退屈を和らげてくれる。
1時間ほど歩くと池山小屋の休憩場所。水は豊富に出ており、冷たくて美味しかった。
パンを食べ、先へと進む。すぐにある分岐を遊歩道方面へ。少しうるさい笹の道を進んでいくと、苔むす森の中へ。登山道わきにはギンリュウソウの姿も。特徴的で面白い花だ。
遊歩道上部はとても静かで雰囲気が良い。わらびの新緑と苔むす木々、それでいて暗すぎないのが良い。
平坦になった道を進むと、尻無で登山道と合流し、頂上方面へと進む。相変わらず遠くの景色は見えないが、時折見える高山植物は綺麗だ。

この日は特にイワカガミが綺麗だった。イワカガミは早い時期の登山の主役だな。
森の中の急登を行くと迷い尾根の鎖場。ところどころ急な場所があるが、整備がしっかりしてあり、注意すれば問題なし。登山道整備ご苦労様です。
尾根の岩場を過ぎると少し崩れたトラバース。ここで残雪があると嫌らしいなと思ってアイゼンとピッケルを持って来たが、すっかり雪は無くなっていた。ちょっと安心。
その後も登山道に雪は無く、避難小屋との分岐手前に少しあったくらい。この時期はアイゼンは不要だな。
分岐まで来て振り返るが、ガスが湧いて南アルプスの展望は無かった。こりゃ上の方はダメかもと思ったが、少し進むと頂上方面の気持ちの良い展望が見えてきた。良かった。まだ少し持ちそうだ。
景色を楽しみながら尾根をまったり進んでいくと駒峰ヒュッテ到着。トイレでも行くかと思いきや、閉まっている。どうやらまだ駒峰ヒュッテは営業前の様だ。この時期に行く人は気を付けないとね。
さすがに少しばててきて、駒峰ヒュッテから頂上までのわずかな区間が疲れた。もっと山に登って体力つけんといかんなぁ。

辺りはガスが湧いており、御嶽や南アルプス、北アルプスの展望や木曽駒に続く稜線は見えなかった。ちょっと残念。

それでも南駒の堂々とした姿は見えたし、
歩いてきた尾根道もそれなりに綺麗だったので良しとするか。
この時期、尾根道から頂上にかけてはキバナシャクナゲが綺麗だ。こんな高いところに咲いてるなんて、シャクナゲはずいぶん寒さ、風に強い花なんだな。
しばしまったりした後、下山。途中、クジラの様に見える駒石にこころ和みながら長い尾根道を下って行った。
16:00に登山車P到着。往復10時間。少し疲れたな。

着替えを済ませ、帰路へ。今回は初めて空木を日帰りで登ったが、多少疲れるものの、早朝出発なら十分行けることが分かった。日帰り登山候補がまた一つ増えたな。。。


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