夏山登山口のすぐ北にある駐車場に車を止めたら、@夏山登山口より登山開始。初めのうちは苔むした石段を進む。長い石段を登り終えると、傾斜の緩い登山道を進む形となる。しばらく進むと、A大山1合目の標識がある。
ブナの大木に囲まれた登山道をさらに進んでいくと、B2合目を過ぎた辺りから傾斜がきつくなり、C3合目を過ぎるとさらにきつくなる。そのまま階段状の急登は続き、景色が見れない為、とても疲れる。やがて、1000mを超えた辺りからは登山道に雪の姿も現れだした。今年は降雪量が多かった為、かなり雪が残っているみたいだ。 |
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夏山登山口。大山環状道路沿いにある。 |
登山口よりしばらくは苔むした石段を登る。 |
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石段を登り終えて、しばらく行くと、大山1合目。 |
2合目を過ぎた辺りから傾斜が少しきつくなる。この辺りからはブナの大木の中を進む。 |
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標高1000mを越えた辺りからは残雪の姿も。今年は残雪量が多い。 |
3合目を過ぎると階段上の急登が始まる。景色も見えず、なかなかキツイ。 |
ブナの中の急登を進んでいくと、やがて、視界が開け、D5合目に着く。5合目は広い為、休憩に良い。再び歩き出し、少し進むと、視界が開け、迫力ある北壁が現れる。崩落が進む北壁は切り立った断崖となっており、とても迫力がある。しばし見とれた後、再び登りだすと、やがて登山道が雪で覆われてしまった。それほど滑ることは無かったが、解けた雪により、靴がびしょびしょになってしまった。ゴアテックス欲しいなー。
雪道と雪の無い場所を繰り返し登っていくと、やがてE6合目非難小屋がある。ここはベンチがあり、また、景色も良い為、休憩に良い。振り返ると雪道の向こうに山麓の景色、その向こうに、日本海がうっすら見えた。大山夏山登山道は景色が本当に素晴らしい。前後の景色を楽しみながら雪道を登っていくと、登山道に雪は無くなった。 |
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5合目。腰を下ろして休憩するのに良い。 |
5合目より少し登ると、雪道となった。この辺りから視界が広がる。 |
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6合目非難小屋。背後には大山の迫力ある岩壁が広がる。 |
雪道で振り返ると、山麓の景色と、遠くに日本海がうっすら見えた。 |
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迫力ある大山の北壁を見ながら雪道を進む。傾斜は急だが、見事な景色のおかげで疲れは感じない。 |
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やがて登山道から雪が無くなった。ジグザグの砂利の階段を登っていく。振り返ると、見事な景色が広がっていた。 |
F8合目を過ぎた辺りより、登山道は木道を通る形となる。この辺りからダイセンキャラボクの群落となり、木道はダイセンキャラボクの保護のために敷かれている。山麓の景色を後ろに緩やかに木道を登っていくと、T時にぶつかり、頂上方面へ曲がると、やがて1711mG弥山頂上だ。
弥山頂上からは剣ヶ峰へ続く切り立った稜線や南に広がる山々、西、北に広がる山麓景色と、遠くの日本海など、360度の展望が広がります。山頂には非難小屋があり、5月中旬〜10月頃には売店も営業される。
頂上からの展望を楽しんだ後、来た道を戻る形で下山。下山時も素晴らしい展望が楽しめた。登山口に辿り着いた後、大満足で大山を後にした。 |
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8合目より上は木道を通る。木道はダイセンキャラボク保護の為に設けられている。 |
山麓の素晴らしい景色を後ろに木道を登る。 |
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樹木がなくなってきた。頂上はあと少しだ。 |
開放的な弥山頂上。頂上からは360度の絶景が広がる。 |
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弥山頂上より東に連なる稜線を望む。崩落が進む稜線は立ち入り禁止。
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