
その後は雪渓と普通の夏道を交互に繰り返し、基本的には夏道を進んでいった。もう少し雪が多ければ違ったかもしれないが、これだけ融けていれば夏道になるわな。 | ||
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標高が上がった分、展望はさらに良くなり、御嶽の姿もくっきり。御嶽も似たような残雪のようだ。 | ||
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登山道はだんだん雪の割合が多くなり、ついに雪渓続きとなる。ここは傾斜も強く、ついにアイゼンをつけることに。 | ||
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今回も先週の蝶ヶ岳と同じ10本爪+ピッケル。この組み合わせがこの時期ちょうどいいかな。 | ||
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雪渓の急斜面は基本的にまっすぐ進んでいくため、結構疲れる。休みを兼ねて振り返ると北アの素敵な眺め。やっぱり展望の良い山は気持ちが良い。 | ||
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急登を終え、傾斜の緩やかなハイマツ帯に出る。無雪季はここから室堂に行き、そこから御前峰に登りつめるが、この時期は直接御前峰に登ることもできる。 直接登ろうと思っていたが、直登は結構な傾斜で、御前峰に行くだけで疲れ果ててしまいそう。今日は大汝も行きたかったので、体力を残すべく、直登は止め。下のような途中で室堂から御前峰への夏道に合流するルートとした。 |
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雪の斜面は結構きつく、こちらのルートにして良かった。アイゼンをつけると足元が重くなって疲れるんだよなぁ。 夏道に合流してからはアイゼンも外して足元も軽く、快調に頂上へ。夏道って楽だ。 |
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頂上は思ったよりも賑わっていた。石川県側からの登山者が多いようだ。空は薄曇りで景色はもう一つ。残雪もなんだか微妙な感じだ。。。 | ||
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振り返ると、室堂の向うに残雪の別山。青空だったらもう少し冴えた色をしてたか。 | ||
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一通り眺めを楽しんだ後、大汝へと向かう。雪もあることだしと途中から夏道を外れて雪の斜面を進み、まだ現れない池の上を通って行った。 降り口がちょっと崩れやすかったので夏道を通ったほうが楽だったな。もう少し時期が早ければこのルートが良いが、もうこの時期だと夏道が良いか。 |
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雪に埋もれた池を越えると、大汝へのハイマツの道。 | ||
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大汝の登りはすっかり雪が融けていたので楽に登れた。大汝からの景色も薄曇りの為、いまいち冴えなかったが、それでもくっきり山が見えただけでも良しとしよう。 | ||
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見上げる薄曇りの空には薄い輪っかの虹。ちょっと不思議な感じ。 | ||
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大汝の下りはちょっとシリセード。もう少し距離が長いと気持ち良いだろう。もう少し雪が多い春先は良いかも。 | ||
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室堂までの道は残雪が多く、雪の上を歩く。なだらかな雪の斜面はなかなか気持ちが良い。スキーなんかだとさらに気持ちいいだろうなー。 | ||
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室堂山荘は営業しており、トイレなどが使えた。ありがたい。 | ||
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室堂で少し休憩した後、下山。室堂から夏道を通って行ったつもりが、いつの間にやらずれていたようで少し道に迷った。この時期、迷ったら御前峰よりに雪渓を歩いて行けば道もわかりやすくていい。 | ||
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その後は道に迷うことなく16:00、無事に登山口に戻る。着替えを済ませ、帰路へ。 白山に6月に登るのは初めてだったが、雪もそれ程多くなく、アイゼンとピッケルさえ持っていけば容易に登れることが分かった。花もちらほら見えるし、人も少ないし、静かな白山を楽しみたい人には良いかな。 |
その1 | その2
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