今回の登山はえびの高原より韓国岳を目指すもの。えびの高原より望む韓国岳はとても間近に見える。道路脇にある登山口より登山開始。しばらくは舗装された道を進む。静かな登山道から時折見せる韓国岳が見事だ。この区間は舗装された坂道とあって意外に疲れるのでゆっくり進みたい。
しばらく行くと硫黄臭が立ち込めてきて、植物の育たぬ殺風景となる。この硫黄山までは道路が通っているので、こちらから登山を開始しても良い。 |
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えびの高原より韓国岳を望む。韓国岳は典型的な火山形状で、火口壁の形が見て取れる。 |
韓国岳登山口。道路沿いにある。 |
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登山口よりしばらくは舗装された遊歩道みたいなところを進む。静かな登山道から時折見える韓国岳が見事。 |
硫黄臭立ち込める硫黄山。実にわかりやすい名前だ。この近くまでは道路が通っており、ここからスタートしても良い。 |
硫黄山よりしばらくは草が茂る道を進むが、次第に木々の生い茂る場所になっていく。さらに進むと、枕木のある階段の坂となる。これよりしばらくは木々の中を進むが、次第に木々は少なくなり、3合目付近から視界が開けてくる。
4合目付近からは正面に韓国岳の火口壁が見えてくる。また、振り返ると、ところどころで蒸気が吹き出てるえびの高原の景色が見える。この間、傾斜がきついので、ゆっくり確実に進みたい。 |
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硫黄山からしばらくは低い草原を進む。 |
さらに進むと、登山道は木々の生い茂る森の中へ。 |
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やがて傾斜が強まり、枕木の階段となる。 |
きつい傾斜を登っていくとやがて視界が開けてくる。 |
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正面には火口壁が現れる。韓国岳は火口壁の一部が決壊している。 |
振り返るとえびの高原が見えた。天気がもう一つで残念だ。 |
きつい坂道を登っていく。昨日、一昨日の登山の疲れもあってふくらはぎはかなり疲れてきた。休憩回数を増やしながら進んでいく。韓国岳は8合目付近まできつい傾斜が続くので、時間は短いが、結構疲れる。
へこたれながら進んでいくと、やがて火口壁のへりを進む形となる。このあたりでついに傾斜が緩くなり、また、火口の景色などが見えるため、疲れが取れていく。赤茶けた溶岩の中を登りきると標高1700m韓国岳頂上だ。
頂上からは眼下の大浪池をはじめ、ぼっかり開いた火口、遠くに見える高千穂峰などの火山群が見事だ。小雨はぱらついていたが、高千穂峰などの見事な景色が見れてなかなか満足。景色を堪能した後、来た道を戻る形で下山した。 |
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きつい坂道が続き、へこたれそうになる。休憩回数を増やし、対処。 |
やがて火口壁のへりを進む形となる。切り立った火口はかなりの迫力。 |
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やっとこさ韓国岳頂上(1700m)。このちょっと後ろは崖。かなりスリリング。 |
頂上付近からは眼下に大浪池が見える。晴れると、コバルトブルーに色づき美しいが、今日は曇り色。 |
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頂上より火口を望む。切立った火口壁に囲まれた地形は迫力満点。(↑クリックすると拡大写真を表示) |
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頂上付近より三角錐の霊峰・高千穂峰を望む。霧島の火山群は実に美しい。 |