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春の奥三河 ’07年3月10日
〜思い出をたずねて〜


8/11
翌朝、空には雲がかかっていたが、幸い、すぐには雨は降らなさそうだ。

知床岬への遊覧船は大型の「知床観光船」、小型のそのほかの観光船があるが、船内に指定席があり、揺れも少ない大型の観光船を選んだ。何せ、4時間近く船に乗ることになるのだから。

知床観光船をはじめ、知床岬に行く船は一日に一本しかない。ご注意。

なお、知床観光船はJAFで10%割引だった。JAF活用くださいね。
乗船時間まで余裕があったので、セイコーマートで昼食を買っておく。セイコーマートは北海道限定のコンビニで、ちょっとスーパー的要素があり、ジュースなどが安い。

個人的にはセブンやローソンよりは断然セイコーマートがお勧め。だって同じ商品が安いんだもん。
船の乗船時間近くになると、港近くの道路は大混雑する。フェリーの駐車場に向かう車とギリギリまで乗船券を買い求める車で混雑するのだ。

バイクだったから良かったが、車ならもう少し早く駐車場に車を止めた方が良さげだ。

大型観光船はこんな感じ。中の指定席は追加で600円必要だが、天気が悪い日などは指定席を取っておいたほうが良いだろう。
一方の小型船はと言うと、クルーザーのちょっと大きなやつかな。ゆとりは無いが、フットワークが良さそうだ。
大型船と小型船の航路の違いが良く分かるのがこの写真。小型線は断崖すれすれを通り、断崖の迫力をより間近に感じられる。

一方の大型船は沖から大体300m程離れた場所を進む。多少近くなったり遠くなったりするが、ちょっと離れた位置から眺める為、迫力は小型船に負ける。

小型船の迫力ある航路を取るか、4時間近い航海を揺れの少ない快適な船で過ごすかを取るかは好みかな。どちらも一長一短。
途中、カムイワッカの滝を通る。カムイワッカは7年ほど前、滝を歩いて登った思い出深い場所。最後、海に流れ落ちるときも滝になっているんだな。
知床岬には奇岩が幾つかあるが、その中でも気に入ったのがこのタコ岩。実に良い形をしている。
知床岬はすぐかと思いきや、なかなか遠い。4時間近い航海と言うことで最初はいろんなところでじっくり止まってみるんだなーと想像していたが、実際には止まることは一度も無く、ひたすら進んでいく。

景色は良いんだけど、さすがに飽きる。船酔いに強い人は本とか持ってったほうが良いかな。
船はダイナミックな海岸線を進み、ようやく知床岬にたどり着く。知床岬はそれまでの断崖絶壁がウソのような平坦な草原。

ここをとても見たかったが、いざ見てみると、感動はあまり無かった。そりゃそうか、特に絶景とかで無いもんなー。
知床岬で船はユーターンすると、タイミングを計ったかのように雨が降ってきた。そのまま本降りになり、帰りはずっと席で寝ていた。大型船にして良かったかな。

船が港に着くと、これまたうまい具合に雨が弱くなり、バイクで走り出す頃にはほとんど止んでいた。

今日は思い出の地、網走でテント泊予定だ。途中にある浜小清水では濤沸湖の草原にたたずむ馬が印象的だった。
網走に入ると、海岸沿いに知床半島が目に入ってきた。海岸に下りて知床半島を見る。山々の姿がなんだか鬼ヶ島みたいにおどろおどろしかった。
網走の呼人浦キャンプ場へ着いたのは16時30分ごろだった。すぐにテントを設置し、町へと向かう。
町へ来たのは他でもない。思い出のレストラン「ホワイトハウス」で食事をするためだ。しかし、その前にまずはいつもの「ときわ湯」で汗を流すか。。。って休業か!

今年はお盆休みとお盆が少し時期がずれているからか?町を歩く人も少なく、休業するのもわからんでもない。うーん、無念。
ちょいと困ったが、近くのおじさんに立ち寄り湯をやっているホテル「網走ロイヤルホテル」を紹介してもらい、そこでお風呂に入る。

そして、ようやくご飯だ。

ホワイトハウスのメニューはどれもボリューム満点で美味しそう。どれにしようか迷っちゃうね。
今回食べたのはチキン・ポークの生姜焼きとカキフライ定食(1050円)。お肉のソースは相変わらず美味しく、ボリュームも満点で満足だ。

この値段でこの量、味。やっぱホワイトハウスは最高だね。
お腹も満たされ、満足でキャンプ場へと戻る。明日は一日雨予報。台風も近づき、大雨になるとか。道路とか通行止めにならんと良いが。。。

雨でも通行止めになら無さそうなルートを選んで満足し、就寝。おやすみのすけ。


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