猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

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その8



8/17
朝、起きてユースの朝食を摂る。一緒にご飯を食べていた人は大学の事務の人に大学の裏話的なことを聞いたり、ちょっと旅のベテラン?のような鉄道に詳しい人のマニアックな話を聞いたり、なかなか濃い朝だった。

伸二郎はちょいと変わった人間だと思っていたが、まだまだふつーの領域かもと安心する。上には上がいるもんです。

さて、朝食も終え、ぼちぼち出発。雲は多いが、雨は降っておらず、寒くも無く意外に良い天気だ。

20:00ぐらいにフェリー乗り場に着けば良いのでゆっくり行けばいい。道は下周りで広尾から浦河に抜け、海岸沿いを走って浜厚真に行く予定だ。

まずは幕別から道道15号を南下。道道15号は交通量が少なく、とても走りやすい道だ。交通量が少ないと自分のペースで走れるからよい。ゆっくり走っても早く走っても良し。気の向くままにのーんびり走った。良い道だ。
そのまま道道15号を快走してR236に合流するとそのままR236を浦河方面へ。途中、日高山脈へ向かう際にはえらい雲が発生していて「こりゃもうだめだ」と諦めて走っていたが、奇跡的にほとんど雨に降られずに峠を越える。いやー、案外助かるもんだねー。
峠を越えたら中高速ワインディングを快走し、サラブレッドの牧場地広がる浦河へ。
以前に比べ馬と触れ合える場所が少なくなったが、それでもたまに近くまで寄れるところがあって心安らぐひと時を過ごす。馬は本当に優しい目をしているな。
馬と触れ合った後は淡々と新日高方面へ。

途中、ツーリングマップルでお勧めの「金水」という飯屋に寄ったが、いまいちだった。食べたのは刺身定食1700円。ボリュームはあったが、それなりの値段がするし、何よりもネタが新鮮でなかったのが残念。

ちょうどお盆時期とあって漁が休みだったのかもしれないが、すこし残念だ。特にはお勧めしない。
新ひだかでは街灯が少し新鮮だった。サラブレッドの町らしく街頭にも馬の姿。ちょっとしたことだけど、好きだなこうゆうの。
さて、どこにもよらなかったのもあるが、とてもスムーズに進んでしまい、もう厚真まで目と鼻の先のむかわまで来てしまった。まだ16:00.。フェリーの乗船時刻までは6時間もある。暇だ。

あまりに暇なので道の駅むかわの建物のベンチで寝るが、それもでまだ暇で苦労した。やることが無いってのは結構辛いもんだな。

ようやく暗くなってきたので北海道最後の晩飯。訪れたのはむかわの中心部にある灯泉房という居酒屋。ローカルなパンフレットで北寄貝のコース料理が楽しめるとあったので選んだ。

客は伸二郎一人っきり。うーん、ちょいと嫌な予感。
さっそくホッキ御膳なるコース料理を頼むが、なんと今はやってないとこのこと。聞けばホッキ漁がおこなわれる9月〜5月までしかコースはやってないとのこと。ちょうどお盆は禁漁期なのね。それでもやってほしかったな。。。

仕方がないので単品でいくつか頼む。単品だと一人者には量も値段も多すぎるんだよね。。。

まずはホッキのバター炒め。柔らかいホッキ貝とバターが良くあう。でも醤油ベースの汁で和風に痛めたほうがより合うかな。
お次はホッキの柳川風。ちょっと癖があるホッキを玉子と甘辛の汁で和らげようとしてるのかな。美味しいが、ちょっと飽きが来る味かも。
そしてホッキの刺身。貝らしいちょっと癖のある甘さが印象的だ。
もっといろんなホッキ料理を食べたかったがお腹がいっぱいになったので終了。ホッキをコースで食べさせてくれる店ないんかな。。。

さて、後はフェリーに乗るだけだ。フェリー乗り場まで来ると、既にならんでいるバイクの列の後ろに止め、一息つく。今年も事故なく旅を終えることができてほっとする。年々オッサンになってくるにつれてその傾向はどんどん強くなっていくなー。
時間になり、フェリーに乗り込むと風呂に入り、いつもどーりコーヒーを飲んでまったり。北海道の地ともしばらくお別れだな。。。

8/18
少し船が揺れたが酔い止めを飲んでいたせいか、よく寝れた。寝ぼけ眼を擦ってカップ麺を食べているとライダーに声を掛けられた。ちょっと思い出せなかったが、七ツ沼ですれ違った方だった。

この方、伏見岳からずっと稜線を歩いて幌尻を登ったらしくてとても充実した山行だったようだ。ほかにもいろいろな話を聞くことができて良い時間を過ごせた。今年は山スキーに挑戦されるそうで、充実した日々を過ごされているようだ。

前々からスキーをやってみたいと思っていたが、さらにその思いは強くなってきた。伸二郎も時間があれば挑戦してみようかな。。。

さて、船はいつの間にか敦賀に近づいていた。夕日を撮ろうと思ったが、水平線に沸いた雲のせいで見れずに終わってしまった。まー、しゃあないか。
船を下りると北海道とは異なる暑い空気の中、混み合う高速に乗る。北陸道がこんなに交通量が多いのは珍しい。さすがお盆休み最終日だな。

その後も交通量は多かったが、大きな渋滞は無く、日付が変わったころ無事に家に到着。ニャンコと嫁に迎えられ、笑顔の帰宅となった。

今回は天気にも恵まれなかったこともあり、過去にないグダグダした旅になってしまった。今年で北海道も一区切りで来年からは東北シリーズ。まだ見ぬ美しい風景に出会えると思うとなんだかうれしい。やっぱり俺は新鮮な驚きが好きなんだろうな。早く来年のお盆休みにならんかな。。。


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