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みずがき山 '05年10月



黒百合ヒュッテ前のテン場には数張りのテントがあった。気温は低そうだが、トイレもあり、営業している小屋もあるので冬季のテント入門には最適っぽい。

4月とかにはテント泊でも良さそうだな。
黒百合ヒュッテから樹林帯を5分も歩けば中山峠到着。樹林帯の峠は展望無い。
中山峠からピッケル、バラクラバを装備し、いざ天狗へ。

樹林帯を抜けると平坦な展望地に着く。そして目の前には天狗岳の美しい双耳峰がどどーんと聳える。いやー、今日は最高の登山日和だ。
東天狗から西天狗への稜線を見ると団体さんが列をなして登ってる最中だった(中央付近の米粒みたいなもの)。

西天狗への登りもトレースバッチリっぽいな。
振り返ると木々がうっそうとした北八ツの向こうに浅間山の姿が見える。相変わらず白さが際立つ山だ。
再び樹林帯に入った後、樹林帯を出ると、天狗への急登が始まる。

吹きっさらしの斜面は雪煙がまって風が強いことがよーくわかる。気合を入れてレッツラゴーだ。
急斜面をアイゼン、ピッケルを雪に指しながら進んでいく。風は強いが、動いているから寒さは感じない。それよりも、傾斜がきつくて息が上がる。なかなかキツイな。
息が上がるので休憩をかねて展望を楽しむ。振り返ると北八ツのなだらかな山並みの向こうには美ヶ原や北アルプスの峰々が美しい。
急傾斜をえんやこらと登って行くと、天狗岳頂上が見えてきた。天狗岳は東側が鋭くきれ落ちており、その壁が雪で白く輝いていた。うーん、美しい!
天狗直下のちょっとした岩場。特に危険では無いが、トレースが見えなくなるので、コースが分かり辛い。何度か迷った。

間違って東側の断崖のほうに行かないように注意。コースの確認は念入りに。
岩場を越えると天狗岳頂上はすぐ。登り始めてからわずか3時間でついてしまった。いやー、意外なほど楽チンだ。

強風が吹きすさぶ頂上で一人達成感に酔いしれる。さーて、展望でも楽しみますか。。。


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