九州は活火山が多い。その中でも一番火山活動および火山活動を実感できるのがこの阿蘇山だ。阿蘇山といえば通常、根子岳、高岳、中岳、杵島岳、烏帽子岳の五岳を中心とする連山を指すが、大きく見ると麓の町や外輪山を含めた世界最大のカルデラ地形を指す。今回は阿蘇山でもっとも標高の高い高岳山頂を目指す。 登山ルートはミヤマキリシマが美しい仙酔峡より登るのが一般的で、ロープウェイを使えば標高1300m地点まで登ることができ、とても楽な登山となる。こちらの登山道はいろいろな登山ガイドに載っており、参考にすると良い。 今回の登山ルートは阿蘇山公園道路終点近くの砂千里より登るルートで、ダイナミックな火山地形を感じながら登れる良いコースだ。ただ、途中の急な登りは傾斜がきつく、また道しるべが分かりづらいため注意が必要だ。それ以外は傾斜がゆるく、景色も良い。登山口より高岳頂上までは片道3km、標高差350m。 |
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