その１　姨捨の棚田

	金曜の昼まではこの土日に登山する気満々だった。が、金曜の帰りが遅くなり、一気に登山する気なくなる。で、どーしよっかと考えて、以前から行きたかった姨捨（おばすて）の棚田に行くことにして就寝。明日の朝、起きれっかな。。。土曜の朝、朝一からネットで天気を確認すると日曜も天気が良さげ。せっかく遠くに行くんだし、日曜もどっか寄ってこと考えウダウダ。。よーやく日曜に行くところが決まって出発したのは11時だった。まいどまいど、優柔不断人は出発が遅いでがんす。出発が遅れたのでひたすら高速利用。すでに昼近くとあって高速は空いてて快適。まずは駒ヶ岳ＳＡで休憩し、遅めの昼飯。レストランの豊富なメニューにちょいと目移り。

	が、結局選んだのはソースかつ丼（1050円）。やっぱり旅の始まりはソースかつ丼でしょ。

	途中、梓川ＳＡで給油をした他はどこにも立ち寄らず、15：30姨捨ＳＡ到着。すでに時間も遅かったが、忘れん内にお土産買っとこうと売店をぶらり。月が有名な場所ゆえ、月をモチーフにしたお菓子が多い。

	が、買ったのはこれ、栗鹿の子。だって美味しくて日持ちもするから。やっぱりお土産はもらった人に喜んでほしいから、お菓子は美味しいものに限る。

	姨捨ＳＡのスマートＥＴＣ出口より外へ。棚田があることだけわかっていたが、どこにあるかまでは詳しく調べていなかったので、てきとーに棚田があるところを目指して走りだす。姨捨駅を過ぎて更埴市方面にてきとーに下っていくと、道端に観光マップを発見。ふむふむ、田んぼで見どころなのは四十八枚田と棚田か。まずは四十八枚田に行くか。四十八枚田は名前からしてなかなか良さげだったが、傾斜が緩い場所ゆえ、長方形の広く、形の整った田んぼがほとんどで、昔ながら？のまるい田んぼはごくわずか。見どころは少なかった。

	そんじゃ、お次は本命の「棚田地区」に行くか。姨捨の棚田に来たのはズバリ撮影のため。昔、月刊オートバイの付録の写真集で見た夕暮れ時の姨捨の棚田があまりにもきれいでいつか来たいと思っていた。つい最近三脚も購入して機材はそろったし、こりゃ行くしかねーとここに来たのだ。メインは夕暮れ時だが、明るいうちに棚田を歩いて、昼間の棚田の感じと夕暮れ時の撮影ポイントを物色したい。バイクを駐車場に止め、歩き出す。棚田ができるような傾斜地ゆえ、なかなかの坂道。いい運動になるねぇ。。。

	ふくらはぎをパンパンにしながら登って行くと見事な棚田の景色が広がった。素敵じゃないか。

	姨捨の棚田はちょっと標高が高い山沿いにあり、また下った先には千曲川沿いの平坦な地形が広がっているので、とても展望が良い。また、棚田という農村の風景と街の景色が合わさっているのもまた面白い。

	棚田をぐるっと一周回ってある程度撮影ポイントを決めてたら、いったん棚田を後に。向かったのは姨捨地区近くの大池キャンプ場だ。今回はここでテントを張って、寝床を確保したうえで棚田をじっくり撮影する作戦。既に17時を回っていたので、管理棟が閉まらんかと心配し、バイクを飛ばし、急いでキャンプ場へ。ちょうど着いたとき、係りの人が帰るところだったが、ぎりぎりセーフ。お金（500円）を払い、いつものごとく張る場所をウダウダ悩む。そしてよーやく決まってテントを張りだす。グラウンドシート敷いて、インナー広げて、ポール入れて、っていかんいかん、ポールをバイクから持ってこんと。。。ん、ポール？ポールバイクに入れたっけ？・・・うぉー！入れてねー！忘れたー！ふんぬー！忘れた～～～～～！かくしてテント代を払い、うだうだ悩んで場所も決めたが、今シーズン最初のキャンプツーリングはできずに終わった。ふんぬー、無念。。。

	仕方がないので、嫁に電話してビジホを探してもらい、篠ノ井にあるルートインを予約し、急いで棚田へと戻る。既に良い時間でいそいそと準備して、撮影開始。しかし、もともと写真の勉強をしてないくて綺麗に写す技術もなく、さらに空も美しく染まらず。。。結局、思い描いた黄昏時の美しい写真は撮れずに終わる。うーん、残念。

	そんじゃ、夜景と一緒に写すべと場所を移動して、夜景と棚田を撮影するもまたしてもイマイチ写真。まー、時間も中途半端だし、綺麗に撮れんわな。さらに時間がたてば夜景は多少良くなりそうだったが、夜景と棚田のコラボにはそれほど興味がなかったので夜景との写真は切り上げる。

	「そんじゃ、詩にも詠まれた名月と一緒に」と思うも、この日は西の空に細い細い三日月が出ただけで、棚田に映る月は果てしなく小さく。。。

	こんだけ細いとね、光量足りないね。おまけにまだ空が明るいにもかかわらず、もうすぐ月も沈みそうだ。残念だが、今日はあきらめだな。

	棚田撮影も終わったし、ささっ、今日はもうビジホ行って早く寝よ。今日の宿泊先である篠ノ井のルートインは大通りから一本入った場所にあり、多少わかり辛かったが、その分静かでいい。翌日はかなりの距離走らないといけないので早起きしなかん。今日は早く寝なかんなーと思いつつ、ついついテレビ見て夜更かし。文明の機械があると夜更かししてまうでいかんわ。。。しっかし、羽田美智子はすっかりサスペンスの女になったねぇ。小沢真珠もサスペンスに来たか。似合ってるね。。。こうして寝不足一直線の夜は更けていった。明日の朝、起きれるかしらん。。。

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	金曜の昼まではこの土日に登山する気満々だった。が、金曜の帰りが遅くなり、一気に登山する気なくなる。で、どーしよっかと考えて、以前から行きたかった姨捨（おばすて）の棚田に行くことにして就寝。明日の朝、起きれっかな。。。土曜の朝、朝一からネットで天気を確認すると日曜も天気が良さげ。せっかく遠くに行くんだし、日曜もどっか寄ってこと考えウダウダ。。よーやく日曜に行くところが決まって出発したのは11時だった。まいどまいど、優柔不断人は出発が遅いでがんす。出発が遅れたのでひたすら高速利用。すでに昼近くとあって高速は空いてて快適。まずは駒ヶ岳ＳＡで休憩し、遅めの昼飯。レストランの豊富なメニューにちょいと目移り。

	が、結局選んだのはソースかつ丼（1050円）。やっぱり旅の始まりはソースかつ丼でしょ。

	途中、梓川ＳＡで給油をした他はどこにも立ち寄らず、15：30姨捨ＳＡ到着。すでに時間も遅かったが、忘れん内にお土産買っとこうと売店をぶらり。月が有名な場所ゆえ、月をモチーフにしたお菓子が多い。

	が、買ったのはこれ、栗鹿の子。だって美味しくて日持ちもするから。やっぱりお土産はもらった人に喜んでほしいから、お菓子は美味しいものに限る。

	姨捨ＳＡのスマートＥＴＣ出口より外へ。棚田があることだけわかっていたが、どこにあるかまでは詳しく調べていなかったので、てきとーに棚田があるところを目指して走りだす。姨捨駅を過ぎて更埴市方面にてきとーに下っていくと、道端に観光マップを発見。ふむふむ、田んぼで見どころなのは四十八枚田と棚田か。まずは四十八枚田に行くか。四十八枚田は名前からしてなかなか良さげだったが、傾斜が緩い場所ゆえ、長方形の広く、形の整った田んぼがほとんどで、昔ながら？のまるい田んぼはごくわずか。見どころは少なかった。

	そんじゃ、お次は本命の「棚田地区」に行くか。姨捨の棚田に来たのはズバリ撮影のため。昔、月刊オートバイの付録の写真集で見た夕暮れ時の姨捨の棚田があまりにもきれいでいつか来たいと思っていた。つい最近三脚も購入して機材はそろったし、こりゃ行くしかねーとここに来たのだ。メインは夕暮れ時だが、明るいうちに棚田を歩いて、昼間の棚田の感じと夕暮れ時の撮影ポイントを物色したい。バイクを駐車場に止め、歩き出す。棚田ができるような傾斜地ゆえ、なかなかの坂道。いい運動になるねぇ。。。

	ふくらはぎをパンパンにしながら登って行くと見事な棚田の景色が広がった。素敵じゃないか。

	姨捨の棚田はちょっと標高が高い山沿いにあり、また下った先には千曲川沿いの平坦な地形が広がっているので、とても展望が良い。また、棚田という農村の風景と街の景色が合わさっているのもまた面白い。

	棚田をぐるっと一周回ってある程度撮影ポイントを決めてたら、いったん棚田を後に。向かったのは姨捨地区近くの大池キャンプ場だ。今回はここでテントを張って、寝床を確保したうえで棚田をじっくり撮影する作戦。既に17時を回っていたので、管理棟が閉まらんかと心配し、バイクを飛ばし、急いでキャンプ場へ。ちょうど着いたとき、係りの人が帰るところだったが、ぎりぎりセーフ。お金（500円）を払い、いつものごとく張る場所をウダウダ悩む。そしてよーやく決まってテントを張りだす。グラウンドシート敷いて、インナー広げて、ポール入れて、っていかんいかん、ポールをバイクから持ってこんと。。。ん、ポール？ポールバイクに入れたっけ？・・・うぉー！入れてねー！忘れたー！ふんぬー！忘れた～～～～～！かくしてテント代を払い、うだうだ悩んで場所も決めたが、今シーズン最初のキャンプツーリングはできずに終わった。ふんぬー、無念。。。

	仕方がないので、嫁に電話してビジホを探してもらい、篠ノ井にあるルートインを予約し、急いで棚田へと戻る。既に良い時間でいそいそと準備して、撮影開始。しかし、もともと写真の勉強をしてないくて綺麗に写す技術もなく、さらに空も美しく染まらず。。。結局、思い描いた黄昏時の美しい写真は撮れずに終わる。うーん、残念。

	そんじゃ、夜景と一緒に写すべと場所を移動して、夜景と棚田を撮影するもまたしてもイマイチ写真。まー、時間も中途半端だし、綺麗に撮れんわな。さらに時間がたてば夜景は多少良くなりそうだったが、夜景と棚田のコラボにはそれほど興味がなかったので夜景との写真は切り上げる。

	「そんじゃ、詩にも詠まれた名月と一緒に」と思うも、この日は西の空に細い細い三日月が出ただけで、棚田に映る月は果てしなく小さく。。。

	こんだけ細いとね、光量足りないね。おまけにまだ空が明るいにもかかわらず、もうすぐ月も沈みそうだ。残念だが、今日はあきらめだな。

	棚田撮影も終わったし、ささっ、今日はもうビジホ行って早く寝よ。今日の宿泊先である篠ノ井のルートインは大通りから一本入った場所にあり、多少わかり辛かったが、その分静かでいい。翌日はかなりの距離走らないといけないので早起きしなかん。今日は早く寝なかんなーと思いつつ、ついついテレビ見て夜更かし。文明の機械があると夜更かししてまうでいかんわ。。。しっかし、羽田美智子はすっかりサスペンスの女になったねぇ。小沢真珠もサスペンスに来たか。似合ってるね。。。こうして寝不足一直線の夜は更けていった。明日の朝、起きれるかしらん。。。