既に駅周辺にはやっている飯屋はなかったので、とりあえず、渡月橋周辺の店が多そうな場所に向かう。 渡月橋に近づくと人がどっと増え、活気があふれる。お店もやっており、一軒目のお店が良さげだったので入る。 お店は天龍寺の向かいにある「嵯峨とうふ稲」という豆腐料理の店。 伸二郎は「湯葉あんかけ丼(950円)」、嫁と母ちゃんは「嵯峨御膳(2300円)」を頼む。 湯葉あんかけ丼は薄味のご飯と湯葉にやさしい味付けのあんがかかったもので嫁には好評だったが、はっきりした味が好きな伸二郎には合わなかった。 |
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嵯峨御膳は豆腐料理のプチフルコース。汲み上げ湯葉から、生麩田楽、湯豆腐、ゴマ豆腐などなど豆腐料理がずらりと並ぶ。お味はふつーかな。母ちゃんや伸二郎には味のバランスがいまいち合わんかったが、嫁には良かったみたい。 全体的に、柔らかい味が好きな人には向いていて、はっきりした味が好みの人には向いてない印象。 |
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お腹を満たした後は京都っぽい景色を味わおうと、お向かいの天龍寺へ。天龍寺はもみじが多く、ちょうど新緑が美しかった。 もみじとんぼ(伸二郎命名)と緑の葉とのコントラストがとても素敵だった。 天龍寺はもみじが多いから紅葉の時期に来てもよさそうだな。 |
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天龍寺のメインは中庭?にある曹源池庭園。この庭園を見るには500円の参拝券が必要。また、本堂の参拝券は別に必要でこちらは100円。 参拝券を買って建物(庫裏)に入るとすぐに達磨図が飛び込んでくる。達磨とは禅宗の開祖として実際に存在した僧で、よくある置物のダルマはこの達磨の坐禅姿を模したものらしい。初めて知った。 |
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本堂(大方丈)には立派な雲竜図もあり、庭園を含め、美的なことに力を入れている印象だった。ちょっと変わってるね。 本堂の縁側?からは曹源池庭園が見渡せる。暖かなこの日は沢山の人が畳に腰掛け、庭園を眺めていた。まったりしてていいじゃないか。 |
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その曹源池庭園を外から眺める。中から眺めるのとそれほど大差ないかな。 | ||
天龍寺で面白いと思ったのは細部にわたってこだわっている造形。屋根瓦の端っこには絵が描かれ、丸い部分には「天龍寺」の文字が刻まれている。 しっかり見ないとわからない部分まで拘るとはすごいね。 |
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曹源池庭園を出入口に鬼瓦が置いてあった。特に説明も無かったが、はっとして屋根を見てみると。。。 | ||
屋根の端っこに鬼瓦が飾ってあった。なるほど、やっぱり拘ってるねぇ。 ちなみに、天龍寺の庫裏の屋根にある小さい2階?のような場所は調理をする際に出る煙を排出するための櫓なんだとか。実に特徴的だ。 |
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天龍寺を見た後は渡月橋を見に行く。渡月橋は歩行者専用の橋かと思っていたが、車も通れる2車線の橋で意外にごつかった。よく見る観光パンフレットのような味はあんまり感じれなかったなぁ。 | ||
渡月橋をぶらついた後はこれまたTV-CMなどで見たことがある竹林の小道に行くが、こちらもそんなに良いとは思えんかった。なんちゅーか、写真は撮りようなんだろな。 | ||
竹林の小道を見た後、車に戻り、京都観光終了。母ちゃんも嫁も良く歩いたので少しお疲れモード。でも、まだまだ家は遠いからもう少し頑張ってね。 帰りは渋滞もなく、なかなかスムーズに進んだ。帰りも名神コース。 夕食は多賀SAで取った。何年か前に来たことがあるが、改修したのかな?だいぶ綺麗で広くなった印象。レストラン(近江路)もご当地メニューが増えてなかなか魅力的になっている。 嫁が選んだのは近江味めぐり(1250円)。 近江地方の名産が一同に集まった魅力的な定食。 鮎の甘露煮や近江牛のしぐれ、 |
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イモ煮汁からしじみご飯まで味わえる魅力的な定食。 お味はどれも美味しいが、牛しぐれも鮎の甘露煮も味が濃いのでご飯は白ご飯のほうが良かったかな。 |
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伸二郎はかつ丼と小うどんのセット(950円)。 かつ丼は味もよくボリュームがあって満足。小うどんはふつーに美味しいが、かつ丼のボリュームがあったので、小うどんはいらんかったな。 |
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ちなみに、母ちゃんはエビフライト味噌カツのセットでこれもボリューム満点で美味しかった。このレストランは広くて快適だし、メニューもその土地の名物が多いし、ボリューム満点だし、なかなかおすすめ。 さて、腹も膨れたところで再び走り出す。その後の高速は渋滞もなくスムーズに走り、23時くらいに家に到着。おつかれさん。 今日は目的としていた保津川下りができなかったが、久しぶりに京都を訪れることができたのでそれなりに満足。川下りはいつかリベンジだな。 |
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