猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

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その4



黒沢池ヒュッテででかいザックを置き、天蓋に飲み物と貴重品を入れて出発。天蓋使ったの初めてかも。
妙高へはまず外輪山を越さなければならない。道は岩が多い急登。ちょいと疲れる。
外輪山を登りきると正面に妙高が見えてくる。目線の高さであまり変わらないが、残念なことにここから一旦下らないといけない。

妙高山はカルデラ火山でピークのある山は火口からにょっきりと突き出た形だ。火口はなかなか深く、そして急峻だ。外輪山からの下りはところどころロープも設置された急な道。
急な道を下って行くと背丈の高い草地のトラバース。一部切れ落ちた場所もあり、慎重に進む。
疲れた体に高山植物の癒し。ツリガネニンジンかな?綺麗な花だ。
外輪山を下りきると雪渓のある沢に着く。妙高山頂へはこの沢を登って行く。
ほどなく沢は無くなり、岩ごろごろの急登となる。この急登が長かった。軽身とはいえ、この登りは堪えた。
急登をバテバテになり、登りきるとようやく山頂へ。山頂では人の多さに驚いた。どうやら、燕温泉や大谷方面から日帰りで来ている人が多いようだ。
ちょいと休憩した後、南峰へ。南峰へは緩やかな道を行くだけ。
北峰よりも狭い南峰には小さな祠が祀られていた。標高は南峰が高く、ここが本来山頂と呼ばれるべきだと思うが、なんで北峰が山頂なんだろうなー。
妙高山頂では予想通りガスガスで景色は見えず。カロリーメイトで下りのパワーを補給して下山を開始した。

黒沢池まで戻ってくると思いザックを回収して笹ヶ峰に向けて歩き出す。

黒沢池からしばらくは明るい湿地帯の木道歩き。開放的で気持ちが良い場所だ。
黒沢湿原を終えると軽く登り返して、往路に合流し、往路を戻る。

急な下りが重荷を背負った体にきつい。ここの急登は登りも下りもきついなぁ。
バテバテになりながら17:00、無事下山。

長ーい家路を走り、帰宅。

今回はガスが多い登山になったが、火打山の美しい姿も見れたし、展望も焼山の綺麗な姿が見えたので良しとするか。

火打山、妙高山、知名度で言えば妙高山だが、展望、山容は火打山がお勧めかな。


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火打山・妙高山 2012年7月

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