吹上のコルから朝日岳は展望の良い道。傾斜もそこまで強くないし、距離もそれ程無いのだが今までの疲れからか足がなかなか前に進まない。そうこうしているうちに雲はどんどん増えていき、俄然ピンチ。 | ||
振り返って景色を見たりして休憩しながらなんとか前に進む。栂海新道の向うには日本海が見える。最近は栂海新道を歩く人も多いそうで。景色しか興味が無い伸二郎にとってはあまり行きたいと思えない場所だが、踏破することを目的としてる登山者が結構多いんだな。 | ||
バテバテになりながらようやく朝日岳頂上到着。360度の展望が広がるはずだったがガスが湧いてほとんど見えず。残念だが、明日また来るのでその時に楽しむとしよう。 下の写真の見ている山は同じく旭岳。感じ違いで近くに山があるのでちょっと紛らわしいが、山容は正反対。こちらの朝日岳はなだらかだが、あちらの旭岳は険しい山容でかっこいい。感じもなんとなく朝日岳の方がな柔らかい印象か。 |
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少し休憩した後、雲上の木道を行く。あとは下りだけ。ゆったり行きましょ。 | ||
朝日小屋までの道はかなり整備されており、木道や階段が多かった。そこまで人気がある山でもないと思うが、意外なほどに整備されているのは不思議な感じがした。管轄しているところの意向なのかな。。。 | ||
そんな整備された道を下って行くとガスの間から朝日小屋が見えてきた。長かった道のりもあと少しだ、がんばろ。 | ||
鞍部まで下りきり、ちょいとした登り返しにひーひー言いながら15:20にようやく朝日小屋到着。テン場は小屋の目の前のスペース。トイレ、水場もあり便利。 ちなみに、朝日小屋は要予約らしく予約していないと食事は提供できないそうだ。小屋泊まりを考えている人、ご注意を。 |
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テン場の隣にある水場。ホースがつながれていたので小屋がやっていないときはここを利用できないかも。 | ||
しばらくぼんやりした後、夕暮れ時に夕日撮影に行こうとうろうろしだす。沢山湧いていた雲もだいぶ落ち着いていい感じ。 | ||
どこに行こうか迷ったが、夕日ヶ原なる場所が看板に出ていたので、そちらに向かう。夕日ヶ原は小屋から西に伸びるイブリ尾根を下って行ったとにあるらしい。 すぐ着くかと思って下って行くが一向に着かない。木々の間から見える日本海はすでにいい感じになってきたので、早く着きたいのに。 結局、500m以上下ってもつかんので諦めて小屋に戻る。後で地図を見るとさらに200,300m下れば着いたっぽいが、ちょっと遠いな。 |
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結局、小屋まで戻ってから朝日岳に少し登りかえした場所から夕日を眺めることに。 途中で振り返ると夕日に照らされたチングルマが良い感じ。 |
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エンヤコラと登って日本海に沈む夕日が見渡せる位置で三脚をセット。 何枚か撮るがどうも良い感じのが撮れない。あまり綺麗に色づかな方のもあるが、ここから印象的な写真を撮るには少し構図の工夫が必要みたい。センスの無い伸二郎には無理だな〜。 結局、いまいちな写真しか撮れず、ちょっと消化不良で夕日撮影終了。夕日ヶ原まで頑張って行っとけば良かったのかな。。。 |
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テントに戻り、夕飯にする。この日の夕食はアルファ米と豚丼の素。豚丼の素は豚丼といった感じではなく生姜焼きとすき焼きの間のような感じ。味はもう一つかな。。。 | ||
夕飯を終えると、寒さ対策をしっかりとして就寝。明日も晴れますよーに。。。 |
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朝日、雪倉と白馬 2013年9月 |