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みずがき山 '05年10月



6/29
先週に続き、長野道を北へ。松本ICで高速を降りた後、R158を西へ。しばし走って本日の宿泊地「道の駅 風穴の里」到着。星が輝く夜だった。明日もきっと晴れる。

6/30
アラームの音で目が覚める。ぐぉー、眠い。そして少し寒い。昨日の夜、あんなに暑かったのに。寒かったが、眠さに勝てずそのまま2度寝。そのせいだろうか、起きた時少し風邪っぽかった。ありゃま、今日の登山大丈夫かしらん。

パンをほおばり、車を西へ走らせる。7:00過ぎに今日の登山口である新中の湯登山口に到着。

登山口にある駐車スペースはすでに満車。仕方がないので少し戻ったところの道路わきに駐車。旧R158沿いなので、道幅が割と広いので路駐もしやすい。
着替えを済ませ、7:30過ぎに出発。初めのうちは緩やかなトラバース。
次第に急登になり、森の中の急登が続く。
急登が終わると平坦な道となり、木々の間から焼岳が見えだした。さらに進むとちょっとした広場に出た。ここが下堀沢出合だ。

ここで中の湯ルートとの分岐があるが、中の湯ルートは通行止めになってるようで入口にロープが張ってあった。雨で崩落でもしてんのか?

ちょっと休憩しながら目の前の焼岳を眺める。ここから見る焼岳は荒々しいながらも緑が多く、優しげな印象だ。
下堀沢出合からは下堀沢の右岸を歩く。といっても水の無い涸れ沢だが。そうそう、焼岳はここに限らず水場が無い。上部は日差しを遮るものも無く、夏は暑いので飲み物は十分持っていったほうが良いだろう。
さて下堀沢沿いを登って行くと、沢も無くなり、辺りは岩だらけになる。登山道はよく整備されて歩きやすく、良いペースで標高を上げることができる。
2300m地点で振り返るとなだらかな斜面の向うに残雪を抱く乗鞍。なかなか綺麗じゃないか。
岩の道を上がった突き当りは火口壁の縁。登山道のすぐ脇にはもうもうとガスを吐く噴気孔。焼岳は活火山だなーと実感する風景。しっかし、登山道すごいとこ通ってんなー。毒性の低いガスなんだろうな。
火口壁からは火口湖が見えた。色は案外ふつーかな。もっとエメラルドグリーンの色かと記憶してたけど・・・。
北峰を巻いて進むと上高地からの登山道と合流し、これを頂上方面へ。

噴気孔のすぐ脇の岩場を過ぎると頂上だ。
すぐそこでガスが噴き出てるのがウソのような平和な頂上。新中の湯登山口からわずか2.5時間で到着。楽ちんだった。
頂上からは上高地と穂高連峰の眺めが綺麗だ。うす雲が多く、少しぼんやりしていたが、梅雨の時期にこれだけ見れれば十分だ。
西を見れば遠く白山の姿。槍穂より雪が多いかも。意外だなぁ。


その1 | その2
焼岳 2012年6月

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