

頂上では強烈な風が吹き荒れていた。強烈な風で鼻が冷やされて痛い。しかし、そんなことも耐えられるほど頂上からの景色は素晴しかった。360度のパノラマ。特に富士の眺めは素晴しい。 北には赤石岳のどっしりとした姿。西にはほのかに雪をまとう中央アルプス、その向こうに御岳。南には光岳に続く稜線が素晴しい。 |
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聖岳頂上から富士を望む。素晴しい景色だ。 | |
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北には赤石岳。どっしりとした山容。 | 遠く中央アルプスと御岳が見える。乗鞍もちらっと見えていた。 |
鼻水ちょちょ切れながら写真を撮っていると喉が渇いていた。シーシーでも飲むかと取り出したら、なんとシーシーが凍っているではないか。炭酸飲料は凍らんと勝手に思っていた伸二郎はびっくり。 ちなみに、水のペットボトルも持っていたが、氷はシーシーよりちょっと少なめ。炭酸が凍りにくいってこと無いんだね。 |
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なんとシーシーが凍っている。炭酸飲料って凍るんだ。 | シーシーはシャリシャリがミックスされており、それはそれで美味しかった。やっぱ登山にはシーシーだな。 |
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頂上でのんびりしたかったが、かなり寒かったので景色を目とカメラのメモリに焼き付けて山を下る。雲はすっかり取れていた。 | |
下りはヤセ尾根にちょっと気を使ったが、すっかり晴れていたので登りよりずっと安心だった。 小聖岳を過ぎると森の中。危険が無くなった為、とてものんびりした気分になった。あたたかな日差しが差し込む森の中はとても気持ちが良い。「ああ、スノーシューハイキングも良さそうだ」と思った。 |
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下りでも小聖岳への稜線は気を使った。ここを過ぎれば安心だ。 | 森の中はあたたかな日差しが注ぎ込み、とてものんびりした気分。スノーシューがちょっとやってみたくなった。 |
稜線の分岐まで戻ってきて、デポした荷物をしまい、昼休憩。樹氷の木々を見ながら、稜線の景色を楽しむ。しばらく休んだ後、ザックを背負い、森の中へ進む。 急な下りで過去最高かと思えるくらい多く足を挫きながらも着実に下っていく。 途中、「ケイタイ可」の看板の前でケイタイを見てみるとやっぱり圏外。さすが圏外王者ソフトバンク。王者の座は揺ぎ無い。。。 |
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稜線の樹氷は規模こそ小さいもののなかなか綺麗だった。 | やっぱソフトバンクは入らんね。さすが圏外王者。 |
なっがーい下りをようやく終え、西沢渡へたどり着く。荷物用ロープウェイは体力がいるので、岩を渡っていくことにする。 ロープウェイのすぐ近くの岩場を難なく渡り、対岸へ。やっぱこっちのほうが楽だな。 西沢渡から遊歩道をまったり歩く。ここまでくれば後は楽だ。気楽に歩いて14時30分無事登山口に帰る。 駐車場で山小屋で同泊だった2人組に追いつく。東京から来た2人組も今回の登山に満足そう。お互い笑顔で別れを告げ、帰路に着く。 飯田までのワインディングを楽しんだ後、いつもどーりの道で帰宅。素晴しい登山に満足な週末だった。 |
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西沢渡は荷物用ロープウェイよりも岩を渡るのが楽だった。 | 季節はずれの桜か、と思ったが、綿が太陽に照らされて花に見えただけだった。でもちょっと幸せ気分。 |
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