12/17(金)夜の高速を快調に走る。中央道もずいぶん走りなれたもんだ。 小淵沢ICで降り、R20を南進するとほどなく道の駅はくしゅうに着いた。今日はここで車中泊だ。夜空には星がきらめく。明日は晴れそうだな。。。 12/18(土) 朝5:00起床の予定が6:00に。いつもどーりの寝坊。人はすぐには変われんもんです。 軽く食事を取ったあと、車を走らせる。道の駅はくしゅうから今回の登山口である竹宇駒ヶ岳神社までは車で15分もかからない近さ。 道の終点には大きな駐車場があり、わかりやすい。駐車場にはすでに何台か車がとめてあった。さすが人気の登山道だな。 |
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着替えを済ませ、ザックの荷物を確認する。今回は山小屋泊だが、テント泊並の装備となってしまった。冬は装備が重くなるねー。 やっとこさ準備を済ませ予定より1時間遅い7:30登山開始。 サル?の特徴的な案内看板を横目に、まずは林道を5分ほど歩く。 |
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林道を歩いていくと、竹宇駒ヶ岳神社に着く。神社で登山の安全と好天をお願いしたら、左にある吊り橋に向かう。 | ||
甲斐駒の登山道はこの吊り橋をわたって続いていく。登山の始まりが吊り橋ってのはなんだか良いねぇ。 | ||
吊り橋をわたってしばらくは斜面をつづら折れに急登。きつい。 | ||
つづら折れの急登を終えると山腹を大きく巻く道となる。巻き道を終えると尾根道となり、落ち葉が積み重なる明るい冬枯れの景色が広がる。 | ||
横手・白須分岐までは長く、急登の尾根道、巻き道などを経てようやく着く。 横手・白須分岐からは笹に覆われた道。しばらくは傾斜も緩やかでホッとする。 |
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再び急登が始まるのは八丁登りちょっと手前から。お地蔵さん?を過ぎると、八丁登りが始まり、傾斜がきつくなる。 展望もなく、なかなかきつい。 |
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急登が終わり、少し傾斜が弱まると尾根が細くなり、やがて有名な刃渡りに着く。 刃渡りは両側が切れ落ちた細い尾根で巨大な一枚岩のようだ。北側はその一枚岩が傾斜の強い滑り台のようになっており、どこまでも滑っていきそう。 確かに危険ではあるが、鎖も足場もしっかりしており、注意もするのでこの写真の区間は個人的には対して危険でないと思う。 |
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より危険なのは鎖場のあとの平坦な尾根道区間。ここには鎖もないし、木々があるので断崖絶壁に見えない。 しかし、実は南側がスッパリ切れ落ちており、落っこちたら谷底まで一直線だろう。危険な痩せ尾根という点では鎖のある区間と同じくらいなんだけど、油断しがちな分、こちらはより危険だと思う。気を付けたい。 |
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黒戸尾根は標高の低いところから登る分、7合目付近まではほとんど展望が利かないが、この刃渡りだけは展望が素晴らしい。 南を見れば深い谷を隔てて鳳凰三山がどどーんと聳える。北岳や八ヶ岳から見ると稜線の一部のように見えるが、ここから見ると独立峰のようだ。鳳凰三山は黒戸尾根からが一番かっこよく見えるな。 |
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北を見ると傘雲を被った八ヶ岳。いつもと反対の景色。八ヶ岳から甲斐駒は近く見えるけど、こっちから見ると結構八ヶ岳が遠く見えるな。 | ||
刃渡りを終えるとハシゴや鎖が現れる。高度感はなく、また、どれもしっかりしており、慎重にいけば問題ないだろう。 | ||
鎖場のある急登を終えると刀利天狗到着。幾つもたつ石碑?が修験道の山を印象付ける。 | ||
その1 | その2 | その3 | その4 甲斐駒ケ岳(黒戸尾根) 2010年12月 |