12/16 おなじみの中央道を淡々と走り、諏訪湖SA到着。冷たい空気の中、背を丸くしてトイレを済ませ、車へと戻る。空には星がきらめく。天気の回復は予定より少し早いみたいだ。シュラフを2枚重ねて眠りに着く。明日からいい天気でありますよーに。。。 12/17 5時に目を覚ますも、寒さと眠気でなかなか起きれない。冬の登山ではいつものこと。車の暖房をつけ、暖かくなってきた頃、ようやくシュラフから抜け出せた。ふぅー、じゃあ、出発しますか。 小淵沢で高速を降り、国道20号を甲府方面へ。道の駅白州の交差点で西に曲がると10分で登山口の駐車場に到着。相変わらずアクセス良い。 車はちょっと少なめかな。それでも、ほかに登っている人がいるということがとても心強い。 着替えを済ませ、ボチボチと出発。さー、行きましょか。 |
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林道を5分ほど行くと竹宇駒ヶ岳神社に着き、今回の登山の安全と晴天をお願いして、先へと進む。 この吊り橋を渡ったら登山道が始まる。「ここから登山始まりますよ」ってのがわかりやすくて良い。 |
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橋を渡るとすぐに急登。いったん緩やかにトラバースして尾根に取り付くと再び急登。落ち葉の溜まったクネクネ道をザッザッと音を立てて進む。 | ||
急登はひたすら続き、尾根が痩せて来たらようやく横手、白州分岐に到着。ふぅー、ちょっと休憩。 | ||
分岐からしばらく緩やかな道が続くが、再び急登が始まる。特にこのお地蔵さん?観音さん?があるあたりからはながーくきつーい登りが続く。 | ||
笹の原の急登から森の中の急登になり、やがて尾根が細くなってきたなと思ったら刃渡り到着。雪の無い季節なら特に問題ない刃渡りも、雪が付くと少し危険な場所となる。ただ、鎖がしっかり整備されているので、鎖をしっかりつかんでいれば問題ないだろう。 | ||
刃渡りは木々が切れており、視界が良い。振り返れば盆地からすっと立ち上がった八ヶ岳が美しい。八ヶ岳も良く晴れているみたいだ。 | ||
南を見れば深い谷の向うに地蔵岳と奥に富士。鳳凰三山(実際には地蔵岳しか見えていないが)は黒戸尾根から見るのが一番だな。 | ||
刃渡りを過ぎると、鎖のある急登となり、すぐに刀利天狗に着く。刀利天狗からは緩やかな登りだが、それほど楽でなく、時間も体力もそれなりにかかる。 | ||
ピークを過ぎて急な下りとなったらほどなく5合目小屋跡。平坦なこの場所には沢登をする人達のテントが張られていた。 | ||
5合目からは正面に甲斐駒の頂上が望める。手前は屏風岩のピーク。あのピークを越えたら本日のゴールである七丈小屋。がんばりまっしょい。(実際にはいったん下ってもう1ピークあるのだが。。。) | ||
屏風岩の登りは急峻で鎖場も多い。ハシゴ、階段はしっかり整備されており、慎重にいけば問題ないが、雪の季節は特に滑って落っこちないようにご注意を。 鎖場だけでなく、急な斜面も雪があると滑りやすいので、5合目小屋跡からはアイゼンをつけたほうがより安全で良いだろう。 |
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急峻な鎖場を過ぎると、森の中のちょっとした急登。これを過ぎると七丈小屋到着。おつかれさん。 七丈小屋には先客一人。見たことあるなと思っていたら、昨年にこの小屋で隣同士で寝た人だった。お久しぶりです。 この日の宿泊者は伸二郎とこの人と2人だけで、ゆったり快適な一晩を過ごせた。 |
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その1 | その2
甲斐駒ケ岳 2011年12月 トップへ |