8合目を過ぎると展望の開けた稜線の道となる。正面には木曽前岳の緑の頂。ここから登山開始だったら良いのになぁ。 | ||
途中、樹林帯を交えながら進んでいくと木曽前岳を越える稜線ルートと巻き道との分岐に出る。今回は両方稜線ルートを通って行ったので巻き道はどんなんかわからなかったが、聞くところによるとアップダウンがあって意外にきついとのこと。だったら展望もあるし、稜線ルートの方が良いかな。 | ||
木曽前岳に向けて登って行くと左に麦草から続く激しい崩落地が見える。6月はあの稜線を歩いたのか。ガスの中でちっともわからなかったが、なかなか激しいところを通ったんだなあ。 | ||
木曽前岳直下はなかなかの急登だ。岩場の混じる樹林帯の過ぎると緑の急斜面をジグザグを切って登る。これまでの急登で疲れた身体には少しキツイ。まー、頑張って行きますか。 | ||
登山道脇にはヤマハハコが沢山咲いていたこの季節よく見るな。 | ||
急登をじわりじわりと登って行くと麦草からの道との分岐にぶつかる。ここからはしばし平坦な道。よく頑張ったな。 | ||
ほどなく岩が積み重なる木曽前岳頂上、というのはウソで頂上はもう少し先に行った場所にある。じゃあ、ここはなんなんだろう? | ||
頂上は中央左のちょっと小高い場所。奥には木曽駒が見えてきた。近いように見えるけど、いったん下りがあるんだな。まー、稜線歩きはそんなもんだ。 | ||
木曽前岳頂上から木曽駒方面を望む。石灰岩のいかにも中央アルプスらしい景色。玉乃窪山荘の青い屋根が印象的だ。 | ||
お腹を満たした後、玉乃窪に向けて下る。玉乃窪山荘は高い石垣に守られてひっそりとたたずんでいた。石垣は東側がより大きかったので東風が強い場所なのかな? | ||
玉乃窪からは木曽駒への最後の登り。相変わらずキツイ場所だったが、時折見える青空が背中を押してくれる。あと少し、あと少し。。。 | ||
辿り着いた木曽駒の頂上はガスが湧いてそれほど綺麗な景色では無かった。6月とは異なり、人は多く、なかなか賑わしい感じだった。 | ||
さあ、あとは少し下れば今日の寝床だ。既にテン場は沢山のテントが張られている。張る場所有るかなー。 | ||
駒ヶ岳頂上山荘に着き、テントの申し込みをする。料金900円。ここも値段が上がったのかな?1000円で無く900円という所がなんとも微妙だ。1000円の方がきりが良いんだけどな。 テン場は既にいっぱいで張れるスペースは無かった。 |
||
そんじゃ、と枠外だが、とてもよく整地してある場所へ移動。結局、テント指定地のすぐ隣も空いてなく、さらに隣の第3テン場?のような場所に張ることに。ここもよく整地されているので、混み合う時期は良く張られているんだろうな。 | ||
テントを張ったら夕飯だ。今日は久々にこいつを持ってきた。2年近く前に買うものの使い勝手の悪さに使って無かったこいつだた、最近はよく使うようになった。 相変わらず使えない取っ手や着火性の悪さ、使いづらいゴム蓋、直ぐ割れてしまう収納ケースなどは健在だったが、 ・取っ手を使わず鍋の横を直接持つようにする ・着火性が悪いの、蓋の使い勝手が悪いのには目をつぶる。 ・収納ケースには期待しない。 様にすればまー許容できる。 沸騰時間の速さ、燃費の良さは素晴らしいものがあるから、上記のところを改善すればすごく売れると思うんだけどな。直さないあたりがアメリカだ。 |
||
今日の夜は焼き鳥丼の素。グリコのどんぶりシリーズの新しい仲間だ。見た目はいまいちだが、味はなかなか。今後の夕食候補に新たな味が加わって満足。 | ||
夕飯を終えて外を見ると辺りはガスに包まれていた。さらにどんより暗い雲が来たと思ったら雨まで降ってくる始末。やれやれ、今日も夕日は見れんか。今年は夕日とは縁が無いなー。 少し冷えてきたので暖かくして就寝。明日の朝は晴れていますよーに。。。 |
その1 | その2 | その3
木曽駒ヶ岳 2014年9月 トップへ |