9/14 昨日はだいぶ冷え込んでいたので星空撮影をする気力が湧いてこなかった。中途半端な時間に起きてしまったので2度寝して結局寝坊してしまった。テントの外をのぞくと既に水平線がしらびていた。 |
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それにしても良く冷え込んだ。テントの外には霜がびっしりと着いていた。どおりで寒いわけだ。まだ下界では暑い日が多いが、山の上は確実に秋がやってきているようだ。 | ||
既に頂上には沢山の登山者がいる。みなさん、寝坊しなかったのね。 やがて奥秩父の稜線より大きな朝日が上がった。綺麗な朝日に頂上にいた人たちはさぞ喜んでいるだろう。 |
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でも、テン場からでも十分に良い景色だ。ロープウェーから近いので山の上って感じがあまりしないが、ここは中央アルプスの最高峰、木曽駒ヶ岳の頂上直下。そりゃ良い景色なわけだ。 | ||
しばらく朝日を眺めた後、テントに戻り、撤収の準備。コーヒーを飲んでまったりした後、テントを撤収すると既に朝日は高く上がり、空はオレンジ色から真っ青な色合いに変わっていた。今日は良い一日になりそうだな。 | ||
今日は山を下るだけなので、少し時間に余裕がある。そのまま直登するのでなく、馬の背経由でまったり歩くことにする。馬の背に向かう道はよく整備されて歩きやすい。 | ||
なだらかな道を行き、馬の背まで出れば乗鞍や北アルプスの景色が飛び込んでくる。 | ||
槍穂&笠ヶ岳のアップ。北アルプスも良く晴れているようだ。今日山に登っている人たちはみんな幸せ者だな。 | ||
馬の背は東も西も良い展望。東を見れば紅葉が始まった草の向うにシルエットで浮かび上がる南アルプス。もう少し紅葉が進めばさらに綺麗に見えるだろう。 | ||
後を振り返れば伊那谷から湧き上がる雲の向うにシルエットの南ア、八ヶ岳。何とも気持ちの良い景色じゃないか。馬の背いいとこだな。 | ||
まったりと登って行くと程なく木曽駒頂上へ。朝日を見終わったのか登山者は日の出時刻よりも少ないようだ。 | ||
頂上からは木曽前岳、麦草の向うにたたずむ御嶽が美しい。緑の斜面に頂上木曽小屋の赤い屋根が良いアクセントとなって美しい。やっぱ中央アルプスからの景色と言えば御嶽だな。 | ||
東を見れば先ほどまでいたテン場の向うに中岳、宝剣、空木、三ノ沢岳の中央アルプスの主役たち。 | ||
中でも宝剣岳の存在感は大きい。険しい岩の山肌と尖った頂は主峰駒ヶ岳以上に存在感を主張する。 | ||
その西側には大きな三ノ沢岳。ピストンしかルートが無いため、未だ訪れたことが無いが、良い山だと思う。いつか訪れる日が来るのだろうか? | ||
しばし頂上からの眺めを楽しんだ後、下山開始。時代劇のセットのような雰囲気のある木曽小屋の屋根を眺め、ゆっくりと玉乃窪に向けて下って行った。 | ||
玉乃窪からちょっと登りかえしたところで再び休憩。先ほどまでいた木曽駒を始め、中央アルプスの主峰群を眺め、まったりを食事をする。今日は実にいい天気だ。 | ||
木曽前岳を越えるとあとは下りだけ。ぼちぼちいきますか。 | ||
北には荒々しい麦草と牙岩が見えた。牙岩、なかなかの存在感だ。 | ||
不動明王さんが現れると展望地も終わり。片目とつぶっているのはウィンク?良い天気をありがとうございました。 | ||
樹林帯に入ってからはひたすら展望の無い下りが続く。うーん、退屈。特に5合目から下は景色の変化も無くとても退屈。最後は音楽を聴きながら気分を紛らわして山を下った。 13:45敬神の滝登山口到着。長かった。お疲れさん。 |
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着替えを済ませ、心地よい疲労感い包まれながら家路を進んだ。 上松Aコース、標高差があり、景色の見えない急登も多く、とても疲れるコースだと思う。しかし、登山道はよく整備されているし、頂上付近の景色は素晴らしいので標高差のある登りが我慢できる人ならそれなりにおすすめかな。 |
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木曽駒ヶ岳 2014年9月 トップへ |