今週は日曜は天気が悪いし、土曜も午後から下り坂予想。おまけに土曜は嫁が車を使うので前泊もできない。遠く&時間のかかる登山はできないので、近場で調べると、治部坂にある大川入山というのが適度な標高差で展望もあるようだ。 大川入山に行先を決め、土曜朝、ちょっと早起き。7:00前にひさーしぶりのバイクで出発。暖かくなったとはいえ、朝の山道はまだまだ寒い。手がちょいと痺れてきた頃、ようやく治部坂到着。やっぱバイクはもう少し後だな。。。 |
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寒い中走っていたせいか、お腹がやられてしまい、トイレに行きたい。しかし、残念なことにこの登山口には早朝からやっているトイレが無い。仕方ないので、近くの売店でトイレを借りる。 そんなこんなをしてたら出発が少し遅れた。うーん、今日は天気下り坂というのに痛いことだ。 気を取り直して出発。まずは舗装路を登っていく。いい準備運動だ。 |
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5分も歩かないうちに舗装路は終わり、登山道入口が現れる。遊歩道のようなそうでないような登山道を進む。 | ||
5分ちょっとで沢にかかる橋が現れる。橋を渡る際、沢を見るととても綺麗な水が流れていた。こんなに綺麗な流れと出会うんなんて思わなかったな。良いとこじゃないか。 | ||
沢を渡り、しばらく斜面をつづらに登ると尾根に出て、根っこが多い枝尾根を歩いていく。 | ||
急登を30分程登ると少し大きな尾根に出る。尾根は痩せており、初めこそ緩やかだがやがて傾斜もきつくなる。ところどころ凍結してるし、結構気を使う。アイゼンつけて登っても良かったかな。 | ||
この痩せ尾根はところどころで景色が開ける。目の前に広がる南信の山々や中央アルプスが美しい。右には南アルプスも見える。なかなか良い眺めだ。 | ||
そして北には目指す大川入山の姿。名前を聞いたことも無かったが、なかなか端正な山ではないか。空も晴れているし、このまま頂上に着くまで天気が持ってくれんかな。 | ||
痩せ尾根の急登を終えると横岳に着く。横岳と名前はついているが、顕著なピークでは無い。眺めも無く、いまいちピークらしさを感じないが、ベンチもあり、休憩には良い。 | ||
横岳からは急登とはしばしお別れ。緩やかな尾根道を行く。雪も多く残っており、暖かな春先は踏み抜きが多そうだ。 | ||
横岳から10分程でちょっとしたピークがある。このピークには小さいながらもベンチがあり、展望の良いので個人的には横岳よりもこちらで休憩する方がお勧めだ。 | ||
ベンチからみた南アルプス。右から聖、赤岳、悪沢岳、塩見岳、農鳥岳、間ノ岳、北岳。聳えたつ南アルプスはなかなか見事だ。今日は霞がちだし、上空の雲も多いのでクッキリ見えないが、空気の澄んだ晴天にはさぞかしきれいに見えるだろう。 | ||
その後も緩やかな登り下りが続き、思うように近づかないし、展望も開けないので飽きるし、疲れてくる。 | ||
だいぶ進んだと思ったらこの看板。うーん、あと2kmもあるのか・・・ | ||
登り、下りを繰り返し、目の前に大川入山の大きな姿が見えたと思ったらぐーんと下る。 | ||
で、急登で登り返し。最後の急登の前に下りがあるところがまた嫌な感じだ。 それでも着々と進み、残すところあと1km。うーん、まだまだあるなー。 |
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展望の無い急登を進むとようやく展望が開ける。目の前には大川入山への最後の急登が見える。これを登ったら頂上はすぐだ。 | ||
つづら折れに登って行き、最後は雪の斜面の直登。キツイ。 | ||
雪の斜面を登りきると笹原の開放的な空間が広がる。気持ちのいい風景。頂上は目の前だ。頂上に着くまで晴天のこの景色が続いてほしい。 しかし、上空にはどんどん攻めてくる雲の大群。雲との競争だが、ちょっと分が悪そうだ。出発の際にトイレの為にロスした時間が悔やまれる。。。 |
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その1 | その2
大川入山 2014年3月 トップへ |