猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
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東京ディズニーリゾート
(御前崎、牧の原、遠州大砂丘)


 朝起きてご飯を済ませ、事故の後処理をする。バイクは走って帰るにはちょっと危険があったため、相手方の知り合いの店に置かせてもらい、後で運送する運びにした。そのあと、特にすることもなくなったので、相手と別れ、自宅に向かう。

 姫路城だけ寄って帰ろうかと思っていたが、事故相手が倉敷は美しい街だといっていたので、倉敷にも寄ってくことにする。電車に乗り、倉敷へ。電車なんて久しぶりだな。

 倉敷に着いて、外に出ると、おしゃれな景色が広がっていた。「おいおい、倉敷はヨーロピアンだな」と思っていたら、それもそのはず。そこから見えていたのは倉敷チボリ公園というテーマパークだったのだ。どうやら倉敷の美しい町並みと言うのはここではないらしい。道路にあった観光地図を頼りに古い町並み広がる場所に向かう。

 ちょっと歩くと美観地区なる場所に出た。白壁広がるキレイな場所だ。時代劇のセットにも使えそうな倉敷川沿いの道を歩いていく。草生した喫茶店や白壁美しい和食どころなど、おしゃれな店が軒を連ねる通りを歩いてく。そろそろお腹も空いてきたのでご飯にする。
駅の北口を出ると美しい町並みが。それもそのはず、見えてるのはチボリ公園というテーマパーク。 倉敷は白壁の建物で有名。人の少ない裏通りはゆったりと雰囲気を楽しめる。
草生した喫茶店。なかなかおしゃれだ。 倉敷川沿いの町並みは時代劇に使えそうな雰囲気。

 お昼に選んだのはカモ井という和食のお店。理由は外観がおしゃれだったから。頼んだのは店の名前がつくカモ井定食(1575円)とままかり寿司(210円)。

カモイ定食は刺身と酢の物、薄味の煮物にちらし寿司とすべて上品な味付け。しっかりした味が好きなヘタレには少し物足りない感じだった。ままかり寿司は上品だが、味はしっかりして美味しかった。岡山の名物らしく、名前の由来は「まま(ご飯のこと)を隣から借りるくらいおいしい」ものからきてるらしい。ままかり寿司はお勧めです。
カモ井定食。薄味の上品なおかずばかりで少し物足りなかった。 岡山名物ままかり寿司。酢締めした青物で、味がしっかりしていて美味しかった。
川沿いの柳もいい味出している。倉敷はふるい町並みが残る素敵な街だった。

 倉敷からまたもや電車で姫路へ向かう。姫路なんて近いでしょと思ってたら意外に遠く、普通列車でいったら2時間もかかってしまった。そりゃそうだよね、100kmもあるんだもん。

 姫路駅を出ると正面に姫路城の姿が見える。駅からは1kmくらいだろうか。歩いていこうか迷ったが、バスを待つことにする。迷った挙句、やっとこさバスに乗り、姫路城へ。姫路城のすぐ南は公園になっており、休日の運動を楽しむ人々で賑わっていた。姫路の人にとっては姫路城はずいぶん身近なもんなんだな。

 入場料600円を払い、城の中へ進む。姫路城は天守閣だけでなく、周りの塀や櫓を含めた姿が美しい。築城から400年間、戦いの舞台となることなく、良好な保存状態を保ってきた姫路城は世界文化遺産に登録され、世界的にも高い評価を得ている。この日は天守閣が超満員で見るのに時間がかかるのでパスしたが、そとからその美しさをしっかり味わうことができた。
駅からまっすぐ伸びる道路の先に姫路城がそびえていた。 姫路城の周りは公園となっていて、市民の憩いの場となっている。
天守閣だけでなく、周りの塀や櫓も美しい。 場内に咲いていたシャガの花。杜若や菖蒲と同じ種類なのだろうか。花の形がなんとなく似ている気がする。
見事な天守閣。美しい曲線を描く石垣から繋がるラインが良い。400年建っても美しい姿を残しているのはすごいな。

 姫路城にはおもしろいスポットもある。その一つが「お菊井」だ。これは播州更屋敷でおなじみのお菊さんの落ちた井戸らしい。私はお菊さんの話を知らなかったが、10枚あった家宝の皿が一枚足りんといちゃもんを付けられて殺されたみたい。だから「いちまーい、にまーい、・・・、九枚、一枚足りない・・・」といってるようだ。その井戸をのぞいてみるとかなり深く不気味だった。

 また、天守閣や塀、櫓には丸や三角、四角の無数の穴が開いているが、これはそれぞれ、丸、三角が鉄砲狭間、四角が矢狭間らしい。単純にデザインかと思っていたが、ちゃんとした理由で形状が決まっていたんだね。
播州更屋敷でおなじみのお菊さんの落とされた井戸・お菊井。すんごく深いです。 塀に開いた多数の穴。丸、三角が鉄砲狭間、四角が矢狭間とな。ちゃんと意味があってこの形状なんだね。
 姫路から名古屋までは新幹線に乗って帰った。新幹線なんてずいぶん久しぶりだ。その新幹線は早くて、安全で、楽チンとなかなか良かった。気持ちにゆとりがある旅ができそう。年をとったら電車の旅がいいなと思った。

 事故もあったが、今回の旅はなかなか良かったと思う。正直、中国地方はそれほど期待していなかったのだが、いい意味で期待を裏切られた。特に鳥取砂丘や秋吉台はとても素晴らしいところだった。

 しばらくは中国地方を訪れることはないと思うが、もし、もう一度訪れるなら、プランに余裕を持ち、ゆったりとした旅にしたいな。
久しぶりに新幹線に乗った。新幹線は早い、安全、楽となかなかだ。歳くったら電車の旅がいいかもしれんな。





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