その２

	雪の降る中雪まつり会場に到着。母ちゃんはかなり着込んでいるが、寒さに堪えているいるようだ。雪像も雪が降っては輝きもいまいち。時折広がる青空がそのまま続くことを願いつつ足を進める。今年の注目はこれだったのかな。ちょうどオリンピックが開催されている期間だったこともあり、注目度は高かった。ちなみに、スケートの娘は浅田でも鈴木でも村上でもなく、普通の娘をイメージしたものだとか。

	７丁目にあった愛らしい雪像。動物愛をアピール？

	マレーシアのスルタン・アブドゥル・サマド・ビル。細かなところまで丁寧に作られており、とてもよくできてた雪像。残念だったのは天候。雪降りすぎだ。

	そんな寒い中でも子供たちは元気だ。氷の滑り台を滑る子供は皆笑顔。若いっていいねー。

	インドのイティマド・ウッダウラ。こちらもとても丁寧に作られている。インドの建物は曲線が美しいが、この建物はインドらしさに加え、仏教圏の美しさも兼ね備えているようで他にない雰囲気。

	さらに良かったのはインド人？がいたこと。並んで記念撮影に応じている彼らに出会えたことが一番の収穫。良い味出してるね。

	雪まつりは大雪像ばかりではなく、小さな雪像も多い。市民の広場にはそんな小さいながらも味のある雪像が数多くある。おなじみのルパンの像。でも主役がいないな。

	昔話の桃太郎の雪像。鬼が島で鬼と闘っている様子だが。。。

	鬼、リアル過ぎないか？？

	今年の流行を反映したものも。ゆ・き・ま・つ・り

	おなじみのポンキッキーズ。今年は４０周年だそう。そんなに長いことやってるんだなー。

	雪が降る中、早く帰りたいと言う母ちゃんを連れて歩いて来た雪まつりもついにこの場所で終わり。最後はゆるキャラコーナー。全国のゆるキャラが集まっていた。ゆるキャラは形が単純なので雪像も作り易そうだ。

	寒さにやられていた母ちゃんはこれで寒さともおさらばできると喜んでいた。やっぱ雪が降ると雪像どころでは無いもんな。雪像はテレビや雑誌で想像したほど大きくなく、感動もそこまで無かった。雪が降る悪天候やTVや雑誌の写し方が良いせいで期待しすぎてしまったせいかな。雪まつりに行く人は過度な期待はしないほうが良いと思う。そのほうが、きっと感動するから。さて、下から雪像を見た後は上から見てみようとテレビ塔へ向かう。移動はタクシー。バスとか電車がイマイチ近くないんだよね。。。

	テレビ塔は空いており、すぐに登ることができた。上から見る雪まつり会場はこんなん。手前からスケートリンク、ジャンプ台、氷像エリア、雪像エリア。。。

	テレビ塔から札幌市内の景色を楽しんだ後は下りエレベーターへと思いきや、今日はなんと下り階段開放！札幌テレビ塔は名古屋と異なり、普段は階段を開放していない。夏に来た時も利用できず残念な思いをした。それが使えるとあったら利用しない手はない！さっそく階段へ。階段の周囲は金網で風はもろに受ける形だが、この日はそんなに風が無く、寒さもそれ程。また、名古屋テレビ塔に比べ階段の傾斜は弱めで剛性もあるので恐怖感は少ない。雪も少なく、案外スリル感なく下ってしまった。もう少しスリルがあったほうが良いかなー。

	テレビ塔を見た後は地下街を少し歩き、電車に乗ってホテルへと戻る。チェックインを済ませ、暖かな部屋に着くと寒さから解放された母ちゃんはとても幸せそうだった。

	ホテルでちょっと休憩した後、再びタクシーに乗って夕食を食べにすすきのへ。今日の夕食は「開陽亭　東急プラザ店」。この店はネットで調べてほどほどに良さげだったし、予約ができるので選んだ。店は人気のようで予約客以外は入れない様だった。まー、金曜の夜だしね。観光客以外の人も多いんだろう。まずは適当に北海道らしいものを頼んでいく。ホッケの塩焼き。身が柔らかく、うまみも十分で美味しかった。北海道の焼き魚と言えばやっぱホッケだな。

	刺身盛り合わせ。北海道の地場の魚介類を使っており、とても良かった。中央のはホッケの刺身。北海道でも滅多にお目にかかれないな。味もなかなか。そのほかにもニシンや北寄貝、つぶ貝などの刺身があってとても満足。

	プチイクラ丼。ガイドブックのサービス券で食べれた。味はふつーかな。飲み屋に行くときはフリーペーパーなどを持ってくと特典でなんか食べれるかも。

	この日伸二郎が一番美味しいと思ったカニクリームコロッケ。ソースはつけずにそのまま食べるのがクリームの味、入っているカニの味が楽しめて良かった。これとホッケと刺身だけで良かったかな。

	ちょっと楽しみにしていたイカの活造りは食べれなかったが、値段も味もぼちぼちでなかなか良かった。帰りもタクシーで。信号スタートの度にタイヤをスリップさせて発進するのは本州ではなかなか味わえない経験。レンタカーとかで走る人は要注意だな。

	ホテルに戻ると疲れから母ちゃんは風呂に入る前に寝てしまった。伸二郎が風呂に入ると起きるかもしれんと思っていたが、起きずにずっと寝ていた。よっぽど疲れていたのかな。お疲れさん。明日は晴れると良いね。

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