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みずがき山 '05年10月



4/28(木)
朝、いつもどーりに起きる。休みを取っており、今日からGWが始まる。そして今日からGW登山に出発の予定だ。

それなのに、なぜかいまだに出発の準備ができていない。いや、正確にはバイクで行く場合の準備はできていないのだ。

昨年のGW登山はバイクにデカいザックを括り付けていったが、去年からバイクも変わり、ザックを括り付けれるフラットな場所が今のバイクにはない。

フラットな場所を作るには大きなキャリアをつけたり大きな籠をつけたりすればいいが、今からやっていては今日の登山開始が間に合わない時間になってしまいそうだ。

背中にザックを背負ってバイクを運転すれば行けんこともないが、ザックがデカすぎて危なっかしいし、登山する前に運転するだけで疲れ果ててしまいそうだ。

いつもGWはバイクに乗っているのでできればバイクで行きたいんだけど。。。

しばし考えた末に、バイクを諦めて、電車で行くことにした。バイクはいつでも乗れる。またGW明けにでも乗ることにしよう。

電車でのルートは前日に調べてあり、迷うことはない。しかし、朝からうだうだしていたので、出発は予定より大幅に遅れた10時だった。まー今日は徳沢まで歩くだけなので、大丈夫だろう。

愛環→JRと乗り継ぎ、
8時ちょおーどのーあずさ2号でー。。。

ウソ。
11時23分のしなの9号で松本に向かう。

特急は平日昼間とあって空いていて快適。電車も悪くないな。
松本からは松電こと松本電気鉄道で新島々へ。ローカル色あふれる感じで良いね。
新島々から上高地まではバスで行く。料金は松本〜新島々の電車賃と新島々〜上高地のバス代を合わせて2400円だ。

バスは平日&時間遅めとあって空いており、実に快適。遅れて良かった?

新島々までは晴れていた空だが、向かう山々にはがっぽり雲がかかっており、上高地に着いた時には小雪が舞う始末。昨年に引き続き、雪のスタートとなってしまった。GWって雪降りやすいんかな?
上高地でバスを降りると、おっちゃんが近づいてきて「登山の目的地はどこだ?」と聞いてくる。

今年はGW直前にどっさり雪が降り、涸沢やそこに至る道で大規模な雪崩があり、横尾から涸沢への道は通行止めになっていた。

そのことを念押しする為に呼び止められたのかな?と思っていたが、意外にもおっちゃんが伝えてくれたのは「通行止めは明日4/29の朝に解除予定だよ」。

通行止めが解除される予想はしていたが、実際に思い通りの解除連絡にうれしさいっぱいだった。よっしゃ、これで計画通り登山が進められる。

登山届を出して、いざ出発。

上高地から徳沢までは林道を歩く。昨年は雪もほとんどなく、楽に歩けたが、今年はところどころ雪が積もっており、少し気を使った。こりゃ上のほうも雪多そうだな。
明神までは順調だったが、明神を出てすぐに道を間違えてしまった。まっすぐ進むはずの道が不明瞭になっており、代わりに横にそれるはっきりとした道が存在したからだ。

道は工事用道路かなにかで、途中までははっきりしていたので迷いなく行ってしまった。
しかし、先で道は途絶えており、橋もない。えっ、こんなところで渡渉?などと気になったものの、川は浅く、簡単に渡れるのでそのまま進んでしまった。

いま思えばここで分岐まで引き返すべきだったが、時間も遅く、面倒だったのでそのまま進んでしまった。時間に余裕があれば戻ったかもしれない。やっぱ余裕を持った時間に出発しないとなー。
間違った道を少し進んでいたが、雪の踏み抜きが多くなり、さすがに不安になって辺りを見渡すと夏道が離れたところに見える。とりあえず、夏道まで行けばわかると思い、木々の間を縫って夏道に到着。

夏道にはしっかりとトレースがあり、トレースの無かった今までの道が間違っていたことがはっきりした。ホッとするのと同時にルートファインディングの未熟さをまたまた実感。まだまだ修行が足りんな。

その後はわかりやすい道を淡々と進み、17:30徳沢到着。お疲れさんなのだ。
徳沢園でテン泊の手続き(500円)をしてテントを設営にかかる。テン場は広く、優柔不断の伸二郎はどこに張ろうか迷ったが、明神の眺めが良い場所に張ることにした。

徳沢のテン場は平坦な芝生地と思っていたが、傾斜はちょこっとあり、また案外地面には石が多いみたいでペグが跳ね返されることもあった。遠くから見てるだけじゃわからないね。

テントも設営し、夕飯を食べていると雲が取れて明神&前穂が姿を現してきた。荒々しい岩壁に聳えたつ頂、迫力があって素敵だ。

天気は回復。よしよし、明日からは素敵な山行が楽しめそうだ。
夕食を食べると、いつもどーりマッハで就寝。おやすみのすけなのだ。


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