その５

	8/16 予報では朝市は曇り・・・のはずがすでに雨。やる気なくなっちゃうぜ。天気予報では北海道に前線がガッツリかかっているが、宗谷地方だけ前線の雲の帯の外側にあって、晴れ間も見えるかもてな感じ。「北に走れば雲を越えられるんだな。よっしゃ、雲の帯を抜けてやるぜ！」と気合一発、走り出す。走り出してしばらく降っていた雨も湧別町からは上がり、好天への期待は膨らみ、いい気分で走る。途中、道の駅おこっぺで休憩。

	道の駅で昼飯を食べようと思ったが、麺類しかなく、道の駅隣の「おこっぺんはうす」というお店で食べることにした。

	おこっぺんはうすではリーズナブルなご飯ものがならび、伸二郎は北海道っぽい名前の開化丼（690円）を頼む。開化丼は牛すじ肉の卵とじ丼でお味はぼちぼち。食後にココアを飲んで体を温め、晴れを目指し再び北へ。

	が、なぜか天気が悪化。雨がぱらぱらと降りだしたと思ったら、本降りに。途中からはかなり強く降ってきて、まったく晴れてくる気配が感じられない。おかしい。それでも、「きっとそのうち晴れる。雲を越える！」と晴れを信じ、ひたすら走り続けるも、結局宗谷岬まで走っても空が晴れれくることはなかった。それもそのはず。北海道の「真ん中から南」に前線の雲の帯がかかるとの予報は外れて、実際には「真ん中から北に」雲の帯はかかっていたのだ。北が晴れると思って北に走ったのになぁ・・・。それでも、宗谷岬付近では雨も小雨になり、久しぶりに宗谷岬にこれたことにぼちぼち満足。

	そうそう、宗谷岬から東に300ｍほど行ったとこにある出光の給油所は日本最北端の給油所らしく、ガソリンを入れたら証明書と記念品もらえた。最北端好きならどーぞ。

	この日もビジホに泊まろうかと思っていたが、稚内で何気なしに訪れた北防波堤ドームを見たとき、考えが変わった。そうか、ここにテント張ればいいんだって。雑誌で何度もテントを張っている写真を見てきたのに、全然ここで泊まることが浮かばなかった。なるほど、雨風が防げて、トイレもちゃんと目の前の公園にある。下手なキャンプ場よりずっと泊まるに適してるかも。さっそく、バイクを止め、テントを張って、準備万端。雨ということもあって、なかなかの賑わいだな。

	テントを張ったあとはお風呂＆食事。まずは今日一日雨の中走って冷えた体を温めよう。訪れたのは稚内駅から近い副港市場内にある「港のゆ」。 700円とちょっと高めだが、広くてきれいなのでおすすめ。

	副港市場は2007年に開業した商業施設で上の温泉や食事、観光市場などがある。建物は古き昭和の時代を再現させたかのようなレトロな感じ。ただ、ちょっと気になったのはその場所にお店がなく、活気が感じられないことかな。できれば、そこに食べ物屋さんとかお土産屋さんとか入ってると良いんだけどね。

	さて、お風呂も入ってさっぱりしたところで夕食にする。副港市場のパンフレットを見ていたとき、ふと気になったのが「ペチカ」というロシア料理のお店。ロシア料理のお店なんて見たことない。海鮮を考えていたが、ここにすることに決定。場所は副港市場の建物の西にあった。

	ペチカに入るとふつーに日本人が接客をしていた。まー、そのほうがわかりやすくていいからな。メニューから選んだのは「サハリンコース（1500円）」というリーズナブルなコース料理。本当はもう少し料理の種類が多いコースが良かったが、2名様からの条件付き。一人もんはこうゆうときちょっとつらいね。注文をしてほどなく、サラダとピロシキがきた。サラダはヴィニグレットという酸味と甘さが混じったもので、とても美味しかった。ピロシキの中身はジャガイモと玉ねぎ、ひき肉などでこちらも美味しかった。

	ペリメニという水餃子も美味しかった。スープに入っており、水餃子というより小龍包に近いかな。

	本日のメインであるシャリークという豚肉の串。シンプルだが美味しい。

	ロシア料理のお店は初めてだったが、どれも美味しくてびっくり。日本人向けの味付けにしているのかもしれない。海鮮ばかりで飽きたという人、ちょっと珍しい料理が食べたいという人にはとってもおすすめ。お腹も満たされたところでたまった洗濯をしにコインランドリーへ。訪れたのは副港市場にほど近い「スキル稚内店」。値段は少し高めかもしれないが、新しいドラム式洗濯機が多く、清潔で洗濯時間も短くて良い。

	洗濯も済ませたところで防波堤ドームへ戻る。真っ暗かと思いきや電灯が煌々と光っており、なかなか明るい。夜も安心だな。そのせいか？住人がさらに増えた感じ。人気スポットだね。そそくさと寝袋に入り、耳栓、アイマスクをつけて就寝。ここは道路が近く、少し音が気になり、また明るいので耳栓＆アイマスクは持っておいたほうが良いだろう。明日は晴れの予報。宗谷の景色が楽しめると良いな。。。

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	8/16 予報では朝市は曇り・・・のはずがすでに雨。やる気なくなっちゃうぜ。天気予報では北海道に前線がガッツリかかっているが、宗谷地方だけ前線の雲の帯の外側にあって、晴れ間も見えるかもてな感じ。「北に走れば雲を越えられるんだな。よっしゃ、雲の帯を抜けてやるぜ！」と気合一発、走り出す。走り出してしばらく降っていた雨も湧別町からは上がり、好天への期待は膨らみ、いい気分で走る。途中、道の駅おこっぺで休憩。

	道の駅で昼飯を食べようと思ったが、麺類しかなく、道の駅隣の「おこっぺんはうす」というお店で食べることにした。

	おこっぺんはうすではリーズナブルなご飯ものがならび、伸二郎は北海道っぽい名前の開化丼（690円）を頼む。開化丼は牛すじ肉の卵とじ丼でお味はぼちぼち。食後にココアを飲んで体を温め、晴れを目指し再び北へ。

	が、なぜか天気が悪化。雨がぱらぱらと降りだしたと思ったら、本降りに。途中からはかなり強く降ってきて、まったく晴れてくる気配が感じられない。おかしい。それでも、「きっとそのうち晴れる。雲を越える！」と晴れを信じ、ひたすら走り続けるも、結局宗谷岬まで走っても空が晴れれくることはなかった。それもそのはず。北海道の「真ん中から南」に前線の雲の帯がかかるとの予報は外れて、実際には「真ん中から北に」雲の帯はかかっていたのだ。北が晴れると思って北に走ったのになぁ・・・。それでも、宗谷岬付近では雨も小雨になり、久しぶりに宗谷岬にこれたことにぼちぼち満足。

	そうそう、宗谷岬から東に300ｍほど行ったとこにある出光の給油所は日本最北端の給油所らしく、ガソリンを入れたら証明書と記念品もらえた。最北端好きならどーぞ。

	この日もビジホに泊まろうかと思っていたが、稚内で何気なしに訪れた北防波堤ドームを見たとき、考えが変わった。そうか、ここにテント張ればいいんだって。雑誌で何度もテントを張っている写真を見てきたのに、全然ここで泊まることが浮かばなかった。なるほど、雨風が防げて、トイレもちゃんと目の前の公園にある。下手なキャンプ場よりずっと泊まるに適してるかも。さっそく、バイクを止め、テントを張って、準備万端。雨ということもあって、なかなかの賑わいだな。

	テントを張ったあとはお風呂＆食事。まずは今日一日雨の中走って冷えた体を温めよう。訪れたのは稚内駅から近い副港市場内にある「港のゆ」。 700円とちょっと高めだが、広くてきれいなのでおすすめ。

	副港市場は2007年に開業した商業施設で上の温泉や食事、観光市場などがある。建物は古き昭和の時代を再現させたかのようなレトロな感じ。ただ、ちょっと気になったのはその場所にお店がなく、活気が感じられないことかな。できれば、そこに食べ物屋さんとかお土産屋さんとか入ってると良いんだけどね。

	さて、お風呂も入ってさっぱりしたところで夕食にする。副港市場のパンフレットを見ていたとき、ふと気になったのが「ペチカ」というロシア料理のお店。ロシア料理のお店なんて見たことない。海鮮を考えていたが、ここにすることに決定。場所は副港市場の建物の西にあった。

	ペチカに入るとふつーに日本人が接客をしていた。まー、そのほうがわかりやすくていいからな。メニューから選んだのは「サハリンコース（1500円）」というリーズナブルなコース料理。本当はもう少し料理の種類が多いコースが良かったが、2名様からの条件付き。一人もんはこうゆうときちょっとつらいね。注文をしてほどなく、サラダとピロシキがきた。サラダはヴィニグレットという酸味と甘さが混じったもので、とても美味しかった。ピロシキの中身はジャガイモと玉ねぎ、ひき肉などでこちらも美味しかった。

	ペリメニという水餃子も美味しかった。スープに入っており、水餃子というより小龍包に近いかな。

	本日のメインであるシャリークという豚肉の串。シンプルだが美味しい。

	ロシア料理のお店は初めてだったが、どれも美味しくてびっくり。日本人向けの味付けにしているのかもしれない。海鮮ばかりで飽きたという人、ちょっと珍しい料理が食べたいという人にはとってもおすすめ。お腹も満たされたところでたまった洗濯をしにコインランドリーへ。訪れたのは副港市場にほど近い「スキル稚内店」。値段は少し高めかもしれないが、新しいドラム式洗濯機が多く、清潔で洗濯時間も短くて良い。

	洗濯も済ませたところで防波堤ドームへ戻る。真っ暗かと思いきや電灯が煌々と光っており、なかなか明るい。夜も安心だな。そのせいか？住人がさらに増えた感じ。人気スポットだね。そそくさと寝袋に入り、耳栓、アイマスクをつけて就寝。ここは道路が近く、少し音が気になり、また明るいので耳栓＆アイマスクは持っておいたほうが良いだろう。明日は晴れの予報。宗谷の景色が楽しめると良いな。。。