猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

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その7



宗谷岬から稚内まで戻ってくると、そのまま南下してオロロンラインへ。久しぶりのオロロンライン。天気も良く、水平線の彼方へ伸びる直線と利尻の眺めを存分に楽しめた。やっぱ北海道を代表する道。素晴らしい。
途中、見覚えのある場所にきた。利尻を望む砂浜に車が降りている。

ここは砂浜の砂が締まった場所で3年前Steedで下りて砂浜走りを楽しんだ場所。

あの時と異なり、バイクは883になった。Steedよりも40kg近く重く、タイヤは逆に20mm細くなっている。スタックしないだろうか?

普段走っているときには気にならないが、キャンプ場での取り回しやこういう時には車重が重いことが気になる。かっこはこのままで車重だけ減ってくれたらうれしいんだけどなぁ。。。

不安はあったが、砂浜を自転車で走ってる子供を見て確信した。自転車のような細いタイヤで走れるなら883でも行けるなって。
それでもやっぱり心配で恐る恐る砂浜に入るとしっかり沈まず走れている。ハンドルを取られてこけないように注意しながらもぼちぼち楽しむことができた。

バイクを止めようとサイドスタンドを出したが、砂に埋もれてそのままでは倒れてしまいそうだ。あたふたしていると近くの車の人が木の切れ端を持ってきてサイドスタンドの下に敷いてくれた。どうもです。
やっぱ砂浜ではサイドスタンドの下に敷くもん持ってくか、木の切れ端とかがある場所に移動してサイドスタンドをたてんとな。

と思ったら、あとから砂浜に入ってきたオフ車はあっさりと止められた模様。スタンドの形が違うんか?
砂浜を後に再びオロロンラインを快走。途中、Uターンして利尻とまっすぐな直線をパシャリ。やっぱオロロンラインは北向きの撮影が良いね。
途中、おなじみのオトンルイ風力発電所の風車でぶらぶら。この日は風も強く、風車が良く回っていた。

空も良く晴れて実に絵になる風景。風車のある景色って素敵だね。
この日は留萌付近まで走ろうかと思っていたが、思いのほか時間がかかって、天塩までしか進むことができなかった。まー、しゃあない。それだけ写真に写したくなる綺麗な景色がが多かったってことだもん。

この日の宿泊場所は鏡沼キャンプ場。場所は天塩の夕映温泉のすぐ裏(海岸側)。すぐ隣に温泉施設(てしお温泉 夕映)があるし、街からすぐ(といか街の中か)で便利だし、サイトはよく整備されてるし、いいとこだ。
なんといっても良いのが温泉が隣なこと。温泉に入ったあとにヘルメットをかぶりたくない伸二郎にとってバイクに乗らず歩いてい行けることはとってもありがたい。

てしお温泉 夕映 のお湯は匂いが結構きつく、アンモニアっぽい匂いだったので、強アルカリ性かと思ったが、ぬめっとした感じもなく、違うみたい。後で調べるとナトリウム‐塩化物強塩泉という中性の泉質らしい。

お風呂からは文字通り夕映の景色が望めて夕暮れ時などなかなか綺麗だろう。
お風呂から出たら、そのまま温泉の中にあるレストランで夕食。選んだのは天塩川定食(1260円)。

北寄貝や刺身などの海の幸と煮物、唐揚げなどの山の幸がバランスよく組み合わされた定食でどれも美味しく満足。
特に美味しかったのが北寄貝のバター焼き(かな?)。柔らかくて、旨味十分。貝好きならおすすめだな。
ご飯を終えると夕日が沈もうとしているとこだった。日本海に沈む夕日の景色は利尻の姿と相まってなかなか綺麗だ。
近くの河川公園に移動して写そうとするも、沖に砂嘴があって海に落ちる太陽の光がきれいに海面に伸びる様子が写せない。

あわててバイクに乗り、良い場所から写そうといろいろ走り回ったが、そうこうしてるうちに空が真っ赤に染まった一番いい時間を逃してしまった。

結局、ちょっと移動したくらいじゃ沖の砂嘴は消えず、条件も変わらないので、落ち着いて河川公園から写すのが一番良かったと後悔。まー、夕日が写せただけでも良しとするか。
テントに戻り、明日の予定を考えながらうとうとしてると次第に意識が薄れていった。明日は北海道最終日、どこ行こうかな。。。


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