猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
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その4


バンコクでの目的はきらびやかな寺院めぐり。最初はその中でも最も有名なワット・プラケオに行く。が、ハイヤーと別れてからいきなり悪い輩に騙される。間違えて外国人用の入口にいったら、

「今日は王宮の行事があり、タイ人以外は15時まで入れない。その間にワット・アルンに言って時間を潰したらどうか。トゥトゥクで20バーツで連れて行くぞ」と言われ、不審に思いながらも乗ってしまった。

連れて行かれたのはワット・アルン行きの船着き場でなく、水上ツアー行きの船着き場で1000バーツもするとな。アホかと思ってそんなん乗るかと別れると、今度は寺院ツアーとタイシルクのお店見学があるが、どうかと言う。さすがにおかしいと思って別れたが、おかげで1時間ちかくロスしてしまった。

結局、最初に言われた王宮の行事など無く、すべて嘘だった。まー、旅のスパイスになった程度で済んだが、皆さんもお気をつけて。
悪い輩と別れたのがワット・ポー近くだったので、予定を変更してワット・ポーから見ることにする。ワット・ポーの入場料は100バーツ。

中に入るとすぐにワット・ポーのメインである黄金の寝釈迦がある。寝釈迦は屋内にあるのだが、かなりデカく、ちょっと圧倒される。
足もデカい。また指には指紋のようなものも刻まれており、細部にもけっこうなこだわりがある。
さらによく見ると足の裏には様々な絵が描かれている。貝の殻を使っているのだろうか?とても色合いが綺麗だ。
他の仏像と同じで寝釈迦も裏から眺めることができる。寝釈迦は手枕で頭を支えているかのようだが、実際には段積みされた枕があるようだ。
それにしても、頭つんつんだなー。。。
ワット・ポーではかわいいニャンコの姿も。こっちの虎ちゃんはずいぶんスリムだな。
ワット・ポーの仏像は寝釈迦以外もどれも金ぴか。建物の脇に並んでいる仏像も、
メインとなる寺に鎮座する仏像も、どれも金ぴか。これがバンコク寺院の特徴のようだ。
ワット・ポーは寝釈迦以外も結構見どころがあった。その中でも特に気に入ったのがこの塔。細部まで模様が刻まれた塔は美しく、迫力があって良かった。
ワット・ポーのお次はワット・プラケオ。王宮がお隣にあるバンコクのメインのお寺。ここだけやたらと入場料が高い(500バーツ=1650円くらい)。王宮の敷地内も見れるからかわからないが、ちょっと高すぎな気がするなー。
ワット・プラケオもなかなかの金ぴか具合だ。というよりここが金ぴか総本山か。ただ金ぴかなだけでなく、デザインが細部までこっている。他にない独特なデザインもあって実に魅力的だ。
ワット・プラケオの仏像?は結構面白いのが多かった。スタイルも、
表情もなかなかユーモラス。なんでこの顔なのかはわからないが、これがタイの美徳の顔なのか?
金ぴかの塔を支えている守護神もスタイル、表情ともに面白い。
石造りの尖塔はブルーで美しく、随所に金のワンポイントがあって全体を引き締める。
ヤックという守護神。表情、服のデザインが面白い。
タイらしいデザインの本堂。美しい屋根の模様と金のワンポイントが良い味を出している。手前に見えるヤックとモックもタイらしくていい雰囲気。
ワットプラケオを満喫した後は王宮を眺めながら歩く。愛知県庁の様に屋根だけタイっぽい。
工事中の建物ではどうやら屋根の上にいる守護神?を下ろしているところだった。スロープが巨大な滑り台みたいで守護神が滑って降りないかちょっと気になった。

そんなちょいとユニークな建物を見てワットプラケオを後にした。


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