その７

	9/8 朝起きてホテルのレストランで朝食。さすがに昨日までいたエンポリアムと比べると品数、味共に落ちるが、まー、朝食としては十分だ。食事を終えて車で現地の工場へ向かう。フィリピンはサイドカー付きにバイクタクシーが結構多かった。サイドカーは前向きと後向きと2人乗車できるようだった。さらにバイクの後部座席にも人が乗ることができ、なかなか効率的なようだ。これは現地っぽさがあって好きだ。

	仕事を終えたら現地の人に案内され、フィリピン料理のお店に。フィリピン料理は基本的にとても日本人に合う味付けだ。スペインとアメリカの文化が入ったスペインは普段日本人が食べ慣れているラテン＆アメリカ料理の味付けそのもので、普通に美味しい。これはムール貝を炒めたもの。臭みも少なく、美味しかった。

	豚の皮を揚げたものだったかな。これは美味からず、不味からずと言ったところ。

	奥が小さいイカをを甘辛く味付けたもの。手前が白身魚を海草っぽいもので巻いたもの。どちらも美味しかった。

	これは豚足のグリルっぽいやつ。豪快な一品は明るく、豪快なフィリピン人にぴったりの料理。味は上手からず不味からず。

	ドリンクで気に入ったのがこのフォーシーズンズ。リンゴ、オレンジ、パイナップル、マンゴーのミックスジュース。甘味が強く、さわやかさもあってとても美味しかった。おすすめ。

	フィリピンの美味しい料理ですっかりお腹いっぱいになってホテルへと帰る。この出張中、いつも沢山食べているのでちょっと太ってしまったな。帰ったらせっせと山に登らんとな。。。 9/9 今日で出張も終わり、いよいよ日本に帰る。まだ来たばっかなのにちょっと短いなー。朝食を摂ったあと、近くのモールみたいなところをぶらり。駐車場に泊まっている車を見ると、日本車、韓国車、アメリカ車など結構多種類だ。

	その中で個人的に気になったのがホンダのスモールセダン。日本ではほとんど見られないこのクラスだが、改めて見てみると、結構良い感じの車が多い。シビックはもう日本では見られないが、外国では頑張ってるんだなー。

	SUVはトヨタと三菱が多かった。三菱の車を良く見かけるなんて、滅多にないことでなんだか新鮮な感じがした。

	フィリピンのコンビニもタイ同様、日本資本が多いようだ。この日はセブンイレブンに訪れて、中を物色。普通の商品だけでなく、スムージーがあったり、ミスドのドーナッツが置いてあったりと結構多彩。意外だなと思ったが、日本でおでんが売っているのとそう変わらないことか。

	セブンの前にはバイクタクシーが止まっていた。バイクは排気量の少ないちょっと古めのモデル。サイドカーはメタリックな輝きが印象的なちょっと派手目のもので派手好きなフィリピン人らしい。

	フィリピンでバイクタクシーと並んで印象的だったのがジープバス？銀色に輝く眺めの車体後部荷台？にお客が乗る。窓は無くオープンな感じで排気音もでかい。これは他では見られず面白い。

	ジープバスを正面から見たらこんな感じ。レトロな感じで良いでしょ。

	さて、空港まで送ってもらい、いよいよ日本へと向かう。帰りはフィリピン航空だ。フィリピン航空はマニラで専用のターミナルを持つ。そのターミナルはスワンナプームと正反対でお店がほとんどなく、実に退屈だった。割安なフィリピン航空の専用ターミナルだからなのか？時間になり、飛行機に搭乗する。日本行の便は平日とあってかガラ空きで横になって寝れるほどだった。フィリピン航空、日本人に人気無いなぁ。。。

	帰りの機内食もやっぱり味はいまいちで日本人がフィリピン航空を選ばない理由が少しわかったような気がした。。。まー、食事以外はそれほど不満無かったけどね。

	帰りは西側の席を取っていたので夕日がきれいに見えた。夕日が見れるとちょっと幸せだね。旅の最後を締めくくるにふさわしい景色にしばし見入っていた。

	中部空港に近づくころには辺りは暗くなり、街の灯りが目立ってきた。もうすぐ家に帰るんだなぁ。

	飛行機は特に問題も無くセントレアに着陸。迎えに来ていた嫁と一緒に家路へ。今回は個人旅でなく、出張という形であったが、初めてのアジア経験ができてとても満足だった。タイは治安も良く、日本人にも優しい旅行先だと思う。ただ、現地の人の英語聞き取り難さはちょっと難儀するかも。フィリピンは観光ができなかったので良くわからない。ただ、食事は日本人にとてもあっていて困らないと思う。タイ・フィリピンは飛行機代さえ払えばあとは日本にいるよりもお金はかからない位なので、お盆、GWとかの旅行先として十分ありだと思えたことも今回の収穫。次に行くなら個人旅でじっくりと現地感に触れる旅にしたいな。。。

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