猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

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その2



振り返った景色が美しい。
肩の小屋の赤い屋根が良い感じである。
谷川岳は双耳峰である。
行く先にはもう一つの頂上であるオキの耳が見える。
しばし景色を楽しんだのち、オキの耳へ向かう。
10分ちょっとでオキノ耳到着。
こちらも想像していた荒々しさはない。
順調に頂上まで来れてホッとする。
オキの耳でちょいと休憩。
振り返れば先ほどまでいたトマの耳。
事前に見た写真より緩やかな感じだ。
やっぱり、実際に来てみないと分からないな。
北には朝日岳と左奥に巻機山、真ん中奥に越後三山。
始め分からなかったが、近くの登山者の方に教えてもらった。
なるほど、そういえば山の形がそれっぽい。
一度歩くと良く分かるな。
方角がイマイチ分からないが、西におそらく苗場山。
特徴的である。
谷川岳で一番美しいのはオジカ沢の頭へ向かう稜線。
堂々としていていい感じである。
その先の万太郎、仙ノ倉へ向かう稜線もとても美しい。
西黒尾根。
ここから見ると岩場があるとは思えない。
登り返しが少なく、効率的な尾根だ。
肩の小屋まで戻ってきて、トイレ休憩。
座ったベンチの先には良い風景。
オジカ沢の頭は絵になる。
しばし景色を楽しんだのち、下山開始。
皆さん今日は良い日ですな。
こんな素敵な景色を見ながらの登りなら頑張れますね。
今日は下りに時間がかかる。
傾斜は急だけど、それが原因ではない。
景色が良いからである。
景色が良いと写真撮ったり、眺めて楽しんだりと、時間がかかっちゃうのである。
それは幸せなことである。
今日は早く帰らないといけないのに、なかなか進まない。
嬉しい悩みなのである。
そんな嬉しい悩みももうすぐ終わる。
らくだの背で秋を感じながら谷川岳を眺めたら、後はひたすら下る。
満足感に浸りながら。
予想よりも下りは早く着いた。
心配した足も大丈夫だ。
帰りは節約の為、下道で。
途中、湯ノ丸の下りでエンジンブレーキをほぼ使わずフットブレーキばっか使ってたら、
下り終わった道路でブレーキの踏み代が大きくなった。

どっか漏れてるかもと心配になり、上田のスバルに連絡して向かうが、
途中で治ってくる。

冷静になり、マスターシリンダとか見たが、フルードは減ってない。
これはプチべーパーロックだったか。

頼んだ手前、見てもらう。

ここのスバルは大変丁寧で早く見てくれる。
店内も新しくて良い。
結果はやっぱり異常なし。
ブレーキ診断のお金を勉強代として納めて、帰宅の途に就く。
丁寧な対応をしてくれたスバルさん、ありがとうございました。

帰りはこの時間が響いて、途中の和田トンネルの事故渋滞に巻き込まれ、
迂回してえらい時間とガソリンを使ったが、無事に帰宅。

最後にちょっとマイナスがあったが、
素晴らしい天気で登山ができ、無事帰宅したので、万々歳である。

これで100名山で残すは飯豊山のみ。
来年登って100名山完登しよう。
いつ登ろうかな?


その1 | その2
谷川岳 2023年9月24日


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