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天狗のコルからは岳沢ヒュッテへ下る道が分かれる。ガレ場の道で楽では無さそうだ。利用者も少ない。 |
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天狗のコルからジャンダルムに取り付く。最初のうちはジグザグを切って上る。楽チン。 |
途中から踏み外すとあの世行きの岩場がちょくちょく現れる。少しびびるが、気合を入れてレッツラゴー。 |
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ガスで見えぬとは言え、あの世行きが間違い無い事はすぐにわかる。スリルがあってよろし。 |
一瞬どこを行こうか迷ったルンゼだが、ちゃんとペイントがしてあって安心。おまけクサリまであった。 |
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ルンゼを上りきると、ガレ場のジグザグ急登。滑るが、危険ではない。 |
ガレ場を登りきると、少し安定した岩場の上りとなる。ここらで気合を入れなおすため、CCを飲む。登山にはCCだ。 |
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所々険しい岩場を過ぎるが、注意していれば問題ない。 |
逆層スラブは天狗岳だけかと思っていたらジャンにもあった。ただ、距離は短く、敵ではない。 |
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ジャンの天辺への取り付きはなかなか恐ろしい。下を見ると、地獄への入り口が開いていた。 |
ジャンの登りは少しルートが分かりにくいが、大したことは無い。頂上は平坦。あたりは一面のガス。残念。 |
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この縦走路の中で一番危なかった場所。ジャンを信州側に巻くこの場所はクサリもなく、足場も狭い。へばりつくように通過した。落っこちればもちろんあの世行き。ここにこそ、クサリをつけて欲しいもんだが。。。 |
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ロバの耳の下り。この辺の岩場はかなり難しい。傾斜が強く、足元が見えづらいからだ。慎重に。 |
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ロバの耳の下りからは先日ニュースであった、墜落したヘリの残骸が見えた。この狭い岩場ではヘリも危険だな。 |
ロバの耳の下り。垂直に近い岩場をクサリとロープをたよりに下る。ロープはなんか切れそうで怖いな〜。 |
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ロバの耳の岩壁を下る。登山道でロープ(ザイル)がある場所はここぐらいか。それにしてもすごい場所に登山道を通したもんだ。 |
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ロバの耳の鞍部から馬の背に向かって上り返す。浮石が多いので落石を起こさぬように注意。 |
馬の背はガスで全貌が見えない。うーん、残念。 |
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馬の背は両側がスッパリ切れ落ちたナイフリッジ。飛騨側はスッパリ切れ落ち。。。 |
信州側ももちろんスッパリ。これが核心と近くにいた登山者が言っていたが、岩がしっかりしており、難易度はそれほど。 |
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ナイフリッジの稜線がガスに消える。晴れてたらさぞかし絶景だったろうに。ガスはガスで雰囲気があるが、やっぱり晴が一番だ。 |
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長く、厳しい縦走路を越え、充実感に浸る。いんやー、ついにやったぜ。 |
奥穂から穂高岳山荘への下り。このへんは登山者が多く、クサリ場は渋滞。まー、ゆるりといきましょう。 |
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今年は紅葉が早いみたいで涸沢は早くも秋色。ちょっと下ろうか迷ったね〜。 |
穂高岳山荘のテン場。プチ落石とか有りそうな気がするのは私だけ? |
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ガスが充満していた夕方、夕日を見ようと涸沢岳に上る。涸沢岳にいたのは伸二郎一人だった。 |
予想通り、ガスが晴れたが、夕日は雲に隠れて見れず。ゴリラ雲とジャンダルムの戦いを見て、涸沢岳を下る。 |
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夜、ガスが晴れ、空には星空が広がっていた。明日は雨予報。昼間で持ってくれんかな。 |
無性にカップ麺が食べたくなって、山荘で買う。コロチャーはまーまーか。 |